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展覧会「旧東京音楽学校奏楽堂」(2004年8月)

※過去のレビューです

2004.08.19 Thursday
上野公園を芸大美術館へと抜ける途中にひっそりとたたずむのが、この奏楽堂。日本で最初に建てられた本格的な西洋式音楽ホールなのだそう。

東京芸大音楽部の前身・東京音楽学校の校舎施設として、明治23年の創建以来、日本における音楽教育の中心的な役割を担って来ました。その後老朽化が進み、昭和56年に使用が中止。そのままでは取り壊されてしまうと危惧されて『奏楽堂を救う会』が結成されます。

昭和57年、都知事より条件付(国指定文化財・一般公開等)で上野公園移築保存が許可されました。昭和58年に台東区が芸大から建物を譲り受け、現在の場所に移築されました。

なんと昭和47年には、愛知県の博物館明治村に建物を移築する同意書を明治村との間に取り交わしてるんですね。明治村のある元・愛知県人としては残念ですが、この建物はやはりこの地にあるのがふさわしいと思います。

内部は当時のままの雰囲気でうまく保存されていて、歴代の音楽学校の卒業生の写真や業績、移築当時のさまざまな資料などが展示されています。

建物の防音効果を高めるために、おがくずやわらを入れてたというのは初耳だったので、本当に効果があるんだぁ?とおもしろかったです。おがくずは工事中にいくらでも出るでしょうから、いいリサイクル活用だったわけですね。

現在も奏楽堂は現役。コンサートなどで使用されています。基本的に公開日は日・火・木曜日(※2004年当時。現在は日・火・水曜日、以下詳細↓)。ホールの使用がないときのみ、他の曜日にも公開されています。

旧東京音楽学校奏楽堂

本館は、東京藝術大学音楽学部の前身、東京音楽学校の校舎として、明治23年(1890)に建築され、日本における音楽教育の中心的な役割を担ってきました。
 2階の音楽ホールは、かつて瀧廉太郎がピアノを弾き、山田耕筰が歌曲を歌い、三浦環が日本人による初のオペラ公演でデビューを飾った由緒ある舞台です。
 創建から80年近く経過した昭和40年代(1965~)に入ると、建物の老朽化が目立つようになり、校舎を都外へ移設する構想が持ち上がりますが、昭和58年(1983)に台東区が東京藝術大学から譲り受けることとなりました。そして、昭和62年(1987)に現在の地へ校舎を移築・復原し、「旧東京音楽学校奏楽堂」として一般への公開を開始しました。さらに、昭和63年(1988)には、日本最古の洋式音楽ホールを擁する校舎として、重要文化財の指定を受けました。
 以来、旧東京音楽学校奏楽堂は、「生きた文化財」として、建物の公開のほか、演奏会や音楽資料の展示を行ってきました。
 平成25年(2013)4月より保存活用工事のため休館していましたが、平成30年(2018)11月にリニューアルオープンいたしました。

https://www.taitogeibun.net/sougakudou/rekishi/

建物の見学

公開日
日・火・水曜日
※木・金・土曜日はホールの使用がなければ公開いたします。
公開時間
午前9時30分から午後4時30分まで(最終入場は午後4時まで)
休館日 月曜日(月曜日が祝休日にあたる場合は翌平日)・年末年始(12月29日から1月3日まで) 特別整理期間 
入館料
一般 300円(200円)・小・中・高校生 100円(50円)
※( )内は20名以上の団体料金

所在地 
〒110-0007 台東区上野公園8-43
・JR「上野駅」公園口から徒歩約10分
・東京メトロ銀座線・日比谷線「上野駅」から徒歩約15分
・京成「上野駅」から徒歩約15分
TEL:03-3824-1988

注意事項
・当館は明治建築のため、バリアフリーに対応しておりません。
・館内での飲食はできません。口の閉まらない飲み物の持込はお断りいたします。
・傘の持込はご遠慮いただいております。外の傘立てをご利用ください。
・キャスターのついた大きなお荷物は受付にてお預かりいたします。
(クローク・ロッカーはございません。)

https://www.taitogeibun.net/sougakudou/kengaku/

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