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尾張徳川家別邸に佇む昭和の名建築・蘇山荘(2014年・10月)

わたしの住む名古屋は、江戸時代には徳川御三家筆頭・尾張徳川家の城下町でした。江戸時代に建てられた豪奢な建物だけでなく、明治維新後に紡績や陶磁器などの産業発展が進んだ結果、多くの歴史遺産が遺されました。

今日の主役は、尾張徳川家の別邸として建てられ、現在は「徳川園」と呼ばれる庭園に移築された建物です。

現在は長く続く刀剣ブーム。全国の刀剣類を集めた美術館の中でも、その収蔵数で注目を集めるのが、徳川園内に建つ徳川美術館です。毎年3月に開催される尾張徳川家に伝わるひな人形や、源氏物語に関する展示などでも知られます。

徳川園の重厚で格式高い門。奥に見えるグリーンの屋根が徳川美術館


2014年10月、知人に日本髪を結ってもらい、着物を着て登園。

髪型は当時の町娘のスタイル。お江戸にタイムスリップしたみたい?

かなり広大な庭園内には川も流れて、こんな風雅で野趣あふれた景観も。


徳川園内には複数のレストランがあり、和食を堪能できたり豪華なウェディングができたりします。そんな中でわたしのお気に入りは蘇山荘。

国の有形文化財に登録されている蘇山荘。木材を贅沢に使用した和モダンな造りの近代和風建築です。

1937年(昭和12年)、名古屋港で開催された名古屋汎太平洋平和博覧会で、木曽ヒノキの宣伝を目的に迎賓館和館として建築されました。博覧会開催中は檜荘と呼ばれていたそうです。


その1:2014年10月、日本髪で初訪問


最初に蘇山荘に伺ったのは、日本髪を結った2014年10月。
この日はお昼は済ませていたので、お茶のために立ち寄りました。


この日、だんだんとお天気の雲行きが怪しくなってきました。

でもそれもまた、風情があります。

上品なイチゴショートとクレームブリュレとコーヒーをいただきました。どれも予想以上においしゅうございました。

近隣の愛知商業高校の生徒さんが屋上で養蜂をおこない、採れたハチミツを使っているのだそうです。

サツマイモと徳川ハチミツ、薩摩と徳川のマリアージュ的な???


この日のわたしの写真を撮ってくれたのがカメラマンの宮田雄平

オットです。


さて、歴史の話の続き。
港につくられた檜荘は、名古屋市に寄贈されてここ徳川園に移築されました。太平洋戦争では徳川園も空襲で焼けましたが、蘇山荘は焼け残り、結婚式場として1996年まで使用されたんだそうです。

2014年(平成26年)10月7日に国の登録有形文化財に登録。

実はわたしたちのこの写真、10月2日に撮ったんですよ。てことは、文化財に登録される直前だったんですね。わりと貴重?(そうでもないか・・・)


入口には素敵な花が活けられて・・・って隠しとるがな!

ヒノキの香りが漂ってきそう・・・


この日撮った中で、自分的に一番ウケた写真。

料理人の方、いきなり現れた日本髪の女にさぞかし驚いたのでは?


余談ですが、このあと名古屋城へ行き、記念撮影していたら、ドイツからの旅行者に声をかけられて一緒に写真を撮りました。

背後の像は加藤清正さん。右の方にちょこっと見えているのがお城。

この方、この日本髪の女性(わたし)が絵描きとは思いもしないでしょうね。京都に行かずとも舞妓はんと記念撮影した!と喜んでいるかも・・・(舞妓はんはこんなに地味ではありませんが・・・)

翌日も髪が無事だったので、夏紬を着てお城と。


その2:2025年8月、東京からのお客人とともに


今年2025年8月にも伺ったので、そのときのお話も。

以前伺ったときはとにかく静かで「営業してる???」と恐る恐る声をかけたくらいでしたが、昨今のインバウンド盛況のせいか、はたまた刀剣ブームのせいか、蘇山荘も賑わっていました。

なんといっても、店に入ろうとすると、すぐにスタッフが出て来られた!やっぱり文化財指定されると違うのね(そうじゃない・・・)!


この日はランチをしました。

徳川風きしめんとハヤシライス。ネット情報ではハヤシには八丁味噌が入っているとのことだったが、メニューには特に書いてないし、食べてもよくわからんかった。でもおいしかったのでよし。

デザートは東谷山フルーツパークのフルーツを使ったケーキと抹茶のブリュレ。これはどちらも美味でしたわ~~~

ほかにお酒や日本茶の飲み比べなどもあり。なかなかメニューが充実しております


長くなるのでまとめ写真でどうぞ。

何気にドリンクにちゃんとナッツがついてくるところが、The Nagoya!だわね!


なお、今回は建物の写真はございません。お客さんが多くて撮れませんでした。


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