勤労感謝の日
勤労感謝の日には、五穀の収穫を神々に備えて感謝する新嘗祭が、執り行われ、神に感謝する儀式である。それを祝日としたのだが、ちょっと首をかしげる。
五穀とは、米・麦・あわ・きび・豆、つまり穀物全般を指す。
これが、勤労感謝の日と転じるのは、いささか不遜というか、神に失礼な気がする。というのも、穀物の成長し実るのは、神のおかげであって、人間のおかげでないからである。神の御業(みわざ)に感謝することであり、資本主義に毒されて勤労こそ美徳とするのはいささかすり替えが横暴である。
たしかに働く人にも感謝が必要であるが、それは労働者の家族が労働者をねぎらうか、経営者が雇い人をねぎらうことで、むしろ日常やるべきで、取り立てて今日というのはないはずだ。神に感謝するのが本文のこの日に、よりによって当てるというのは罰当たりな気がする。
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欲の皮が突っ張った勤労よりも、神が自然とともに育(はぐく)んだ恵みに素直に感謝する日としよう。
というわけで、今日は珍味の日でもある。1123でいい肴(つまみ)と読むそうである。新嘗祭で山海の珍味が供えられることから珍味の日だ
珍味は酒にあい、ごはんに合う。自然の恵みとともにいただこうという日である。(私が一番不遜な気がする)
◯新潟の朝まんま
新潟県松之山温泉。日本有数の米どころで”しろめしの友”とされているのが、”まんま”である。醤油の実(もろみ)、味噌、塩の子、酒粕などの発酵食品とごはんのバラエティある組み合わせのことである。
塩の子とは、新潟で取れる神楽南蛮という唐辛子を麹と塩で漬けたものである。これらの発酵食品を混ぜる。。。なんか旨みのカオスが広がりそうな、イザナミとイザナギが大和を作り給うたような・・・そのカオスをごはんが受け止める・・・うまくないわけがないではないか。
春は山菜、秋はキノコとこれらの発酵食品とを混ぜ、ごはんのお供として供されるのが、まんまで、では今の季節はというと、自然薯に大根おろしをまぜ、味噌で合えるそうだ。書いていてヨダレが出そうである。

◯福井のたらの子の煮付け
福井では冬が旬のタラ、それも真鱈の子を(タラコは通常スケソウダラ)夏にも食べたいと缶詰にするそうである。その缶詰が福井ではとても人気があるとのことだ。
その缶詰をごはんの上にこれでもか、とのせて豪快に掻き込む。

まだまだ、たくさん珍味はもちろんある。
毎年この日は、全国の山海の珍味を探す日としよう。
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<来年の宿題>
・山海の珍味
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