PLになった40代社内SEという、ちょっと中途半端な立場の話
40代で、社内SE。
しかもエンジニアではない。
それでも今は、プロジェクトでPLをやっている。
肩書きだけ見ると、それなりに聞こえるかもしれない。
でも実態は、わりと中途半端だ。
もともとは長年営業をしていて、直近は業務部門で審査決裁をしていた。
前部署では、
住宅ローンの審査で決裁をする立場にいた。
数字、リスク、業務フロー。
「これは通す」「これは止める」を判断する仕事。
営業とも業務部門とも距離が近く、
現場が何を嫌がり、どこで詰まるかは嫌というほど見てきた。
異動は左遷ではなく、自分の希望
システム部門への異動は、
会社都合ではなく自分の希望だった。
理由は単純で、
「業務とシステムのズレ」を、ずっと現場で見てきたから。
正直、
「自分ならとかではなく、業務を知ってる人間がシステムに行った方が、より良くできるんじゃないか」
という甘い考えもあった。
なお、エンジニアではない。
コードも書かない。
立場は社内SE。
気づけば、あと2か月で異動してちょうど1年になる。
そして、なぜかPLになっていた。
異動してしばらくしてから、
気づいたらプロジェクトリーダーをやることになっていた。
現在、複数案件を並行でPL。
やっていることは、
• 要件整理
• 業務部門との調整
• スケジュール管理
• 火消し
いわゆる「人と人の間に立つ役」。
技術の一番詳しい人ではない。
でも、誰よりも話を聞く立場。
業務部門の気持ちが分かるからこそ、違和感が出る
PLをやっていて、一番感じるのはこれ。
「システム部門の考え方、業務から見るとキツいな」
• 正論だけど現場では回らない
• 仕様としては正しいけど運用が死ぬ
• 「それは業務でカバーしてください」が多い
昔の自分が業務側だったら、
間違いなくこう思っていた。
「だからシステム部門は嫌われるんだよな」
今は、その理由が分かってしまう立場になった。
それでも、PLという立場は悪くない
誤解のないように言うと、
システム部門を否定したいわけではない。
むしろ逆で、
• 業務の感情
• システムの論理
• 会社としての落とし所
この3つを同時に考えるのが、PLの仕事だと思っている。
40代で、
エンジニアでもなく、
でもPLとして現場に立っている。
この中途半端さが、
実は一番価値が出る場所なのかもしれない、と最近は思う。
このnoteで書いていくこと
このnoteでは、
• 40代で社内SEになってPLをやる現実
• 業務とシステムが噛み合わない瞬間
• 「正しいのに嫌われる」構造の話
• 調整役が消耗しないための考え方
そういう、
教科書に載らない話を書いていく。
エンジニア向けでもない。
管理職向けでもない。
• 業務も分かる
• 技術は分からないわけじゃない
• でも板挟みで疲れている
そんな人に向けて、
現実ベースで書いていくつもりだ。
次は、
「なぜシステム部門は嫌われがちなのか」
PLの立場から、もう少し構造的に書いてみようと思う。
