【読書感想文】迷いに迷って。
どうも! すず@読み専です。
……書くか書くまいか、ずっと迷ってたnoteを今日は書こうと思います。
※そして書いてから、2ヶ月以上下書きになってたnoteでもあります。
突然の公開告白で大変恐縮ですが、私、トカゲさんの書かれるもののファンです。
これ、まず誤解のないようにお伝えさせて下さい。
トカゲさんご本人も好きです(真顔)。
noteが投稿されればウキウキ読みに行かせて頂きますし、映画感想とかも楽しんで拝読させて頂いています。
でも、今日、ここでお話しさせて頂きたいのは、あくまで「トカゲさんの書かれる物語」の話です。
順番に、その「すず@読み専的推しポイント」をご紹介させて下さい。
※ちなみに、普段のすず@読み専をご存知の方にはご承知置き頂いていると思いますが、感想くっそ下手くそです!!!! すみません!!!!
トカゲさんの書かれる物語のここが「すごい」
1. シネマティックBLがすごい
いや、「BLがすごい」というか意味ではなくてですね。
シネマティックという部分。
ここが本当に、どの作品を読んでいても、めちゃくちゃ映像が頭の中に広がるんです。
毎回、読み終わると「……映画観たみたい」って感嘆尽きぬ感じで余韻に浸ってます。
本当にすごい。
※「すごい」しか言えない自分の語彙の貧困さに頭抱えてます!!!
2. 文章に「呼吸」を感じる
説明下手な読み専で本当に歯痒いです。
なんていうか、トカゲさんの書かれるお話の文章を読んでいると、こう、
「ここだ!」
って場所で、すごく、文章に乗せられた感情が一気にフルカラーになって、奥行きが広がって、溢れ出てきて止まらない、みたいに感じるんですよね。
ご本人がどういう風に執筆されているのかは分からないので、完全に一読者として、文章から私が感じていることですが。
こう、トカゲさんの中から次から次へと湧いてくる映像(表現)を、ひたすら文字に起こされてるように、読んでいる文章から感じるんです。
※いや、もしかしたらご本人は、緻密に文章構成を設計されてるのかもしれません!!
※あくまで私が読みながらそう感じるって話です。
でも、本当にそのくらい、「ここ」ってシーンの文章が「突然生き物になった」みたいに、文章としての躍動感を感じるんです!!
3. すず@読み専がトカゲさんの書かれる文章のファンになった瞬間
例えば、「ロードムービー風BL小説」とおっしゃられている「Underworld」の「Day 12. 海」のところ。
※以下、作品の大事な一シーンを一部引用させて頂いています。
※未読な方は、ぜひ引用シーンは避けてお進み下さい。
この章は、全体を通して「なんでこんな文章が書けるんだろう……」ってひたすら感嘆しながら読み進めていたのですが。
以下の文章に出会ったときにもう、なんか、呼吸を忘れるくらい衝撃を受けたんです。
次の瞬間、足元の石に埋め込まれた灯りが、一斉にぱっと点く。
橋の床から、柔らかい光が立ち上って、ノアの両手――革袋を、真下から照らした。
光に押し出されるように、ノアは革袋を両手で高く掲げる。そして、海に向かって、いっきに灰を放った。
灰はライトの光を反射しながら、きらきらと瞬いた。
風に乗って舞い上がり、そのまま暗い空へ溶けていく。
見上げた先には、ぽつぽつと星が浮かび始めていた。
ノエルが、星になっていくように見えた。
途端に、ノアの目から大粒の涙がこぼれ落ちる。
一度こぼれた涙はもう止まらなかった。堰が切れたみたいに、ぼろぼろと溢れ続ける。
悲しい。会いたい。声が聞きたい。
でも、もうノエルはいない。
星になってしまった。
空になった袋を握りしめた時、その事実を、やっと自分の心が受け入れた。
背中から、そっと抱きしめられる。
ルカの腕の重みと体温が、泣きじゃくる身体を支えてくれる。
寂しい。けれど――もう、一人じゃない。
直前に挿入されていた、回想シーンもリアルに思い浮かぶ。
手放すことへの躊躇い。
怖さ。
でも、自由にしてやりたいという兄としての気持ち。
頭の中に浮かぶ映像と、その美しさ。
悲しいんです。
確かに悲しくて、喪失が痛い。
でも、美しくて、そして、主人公の心が受け入れた瞬間がはっきりと見えたように感じられる。
残されたものの未来があるように感じられる。
私は一人の読み手としてそう感じて、そして読みながら、心から号泣しました。
このシーンを読んで、私は、「トカゲさんの書かれるもの」のファンになったんです。
※ちなみに、今でも、このシーンを読み返す度に泣いてます😂
4. 作品推しではなく、文章推しです
どれか一つの「この話が好き」じゃなく。
いや、どのお話も大好きですが!!
トカゲさんの文章が作る「シネマティック」な文章に圧倒され、その、ここっていう時に一気に躍動する文章のファンになりました。
もちろん、登場人物の魅力とか、登場人物同士の関係性の魅力とか、掘り下げればたくさんの語りたいことがあります。
でも、私の中の核は一つ。
この、圧倒的な「見せる」文章の魅力と、それから、「ここだ」っていう瞬間の文章の瞬発力。
いま見ている物語の情景を、一気に、何倍もの奥行きに広げてしまう力。
読み手の視界が、一瞬で開けるような感覚。
それがものすごく自然に起こる。
違和感なく、無理やり感もなく、予定調和のように始まる。
……いや、ほんと、説明下手くそで申し訳ないです。
己の伝える能力の低さが憎い。
もちろん、これらは私という一読み専としての感想で、書かれたご本人は「全くそんな意図はない」とか「もっと違う意図があったのに伝わってない」と思われるかもしれません。
もしもそうだとしたら、大変に申し訳なく思います(土下座)。
でも、なんか、ずっと迷っていたんですが。
トカゲさんのお話を拝読しているうちに、スキを伝えないと後悔する日が来たら嫌だな、と思ってnoteにすることにしました。
いやぁ、トカゲさんにとってみれば、大層迷惑なnoteの可能性があります。
もしそうだとしたら大変に申し訳ないですし、ぜひ教えて下さい。速攻下げます!!!
もしも許されるようでしたら、一読み専の、「推したい字書きさん」として、このnoteの存在をご容赦頂ければ幸いです。
最後に、ここまでお読みくださった皆様。
BLが大丈夫であれば、トカゲさんのお話、ぜひぜひ読んでみて下さい!!
文章なのに映像美としか言えない……すごいんです……。
(終わり)
余談(別名:トカゲさんへの私通とも)
匿名質問箱への質問にご回答頂きありがとうございました!
返信頂いた内容に返信できない、ということに後で気付きました😂
拙作……ほんと、大層なものじゃないのに、いつも「読みたい」と言ってくださって、本当に嬉しいです。
ただ、いま現在、Kindle Unlimitedで公開してるものしかWEBに流してないんです……。
万が一KUサブスク入られてましたら……すでにご加入でしたら……。
