第13回:仮想サーバーとは?初心者向けにわかりやすく解説!
はじめに
これまで、
サーバーとは?
クラウドとは?
AWS・Azureとは?
データセンター・リージョン・AZとは?
について学んできました。
クラウドでは、必要なときにサーバーをすぐ作ることができます。
では、そのサーバーは本当に新しく1台作られているのでしょうか?
今回は、クラウドの仕組みを理解するうえで欠かせない**「仮想サーバー」**について学んでいきましょう。
もしWebサイトを10個運営するとしたら?
例えば、あなたが10個のWebサイトを運営するとします。
その場合、
Webサイト1つにつき、物理サーバーを1台ずつ購入しなければならないのでしょうか?
もし本当に10台購入すると、
💰 サーバー購入費用が高額になる
🏢 設置する場所が必要になる
🔧 管理するサーバーが10台になる
など、多くのコストや手間が発生します。
しかし、クラウドではそのような運用はほとんど行いません。
1台の物理サーバーの中に、複数のサーバーを作ることができるのです。
この技術を仮想化といい、作られたサーバーを仮想サーバーと呼びます。

仮想サーバーとは?
仮想サーバーとは、
1台の物理サーバーの中に、ソフトウェアによって作られたサーバーのことです。
見た目や使い方は普通のサーバーとほとんど同じですが、
実際には1台の物理サーバーを複数人で効率よく利用しています。
つまり、
1台の物理サーバーを区切って、
それぞれ独立したサーバーとして利用しているのです。
物理サーバーとの違い
昔は、
サーバーが必要になるたびに、
新しい物理サーバーを購入していました。
イメージすると、
Webサイト①
↓
物理サーバー①
-------------------
Webサイト②
↓
物理サーバー②
-------------------
Webサイト③
↓
物理サーバー③Webサイトが増えるたびに、
サーバーも増えていきます。
一方、仮想サーバーでは、
物理サーバー
↓
仮想サーバー①
仮想サーバー②
仮想サーバー③
仮想サーバー④このように、
1台の物理サーバーの中に複数の仮想サーバーを作ることができます。
家に例えると…
物理サーバーは、
一軒家のようなものです。
一軒家には、
基本的に1つの家族しか住めません。
一方、
仮想サーバーは、
マンションのようなものです。
1つの建物の中に、
たくさんの部屋があります。
それぞれの部屋で別々の人が生活できるように、
物理サーバーの中にも複数の仮想サーバーを作ることができます。
このように考えると、
仮想サーバーのイメージがしやすいでしょう。

仮想サーバーのメリット
必要なときにすぐ作れる
クラウドでは数分で新しい仮想サーバーを作成できます。
必要なくなれば削除できる
使わなくなったサーバーは削除できるため、
無駄なコストを抑えられます。
コストを削減できる
物理サーバーを購入する必要がないため、
初期費用を大きく抑えられます。
効率よく利用できる
1台の物理サーバーを複数人で利用できるため、
サーバーの性能を無駄なく活用できます。
AWSとAzureでは何と呼ぶの?
仮想サーバーは、
クラウドサービスによって名前が違います。
クラウドサービスサービス名
AWS EC2(Amazon Elastic Compute Cloud)
Microsoft Azure Azure VM(Virtual Machine)
名前は違いますが、
どちらも仮想サーバーを作成するサービスです。
次回は、AWSをメインとしてAWSの主サービスであるEC2を詳しく学んでいきます。
まとめ
今回学んだポイントを振り返りましょう。
✅ 仮想サーバーは、1台の物理サーバーの中に作られたサーバー
✅ 仮想化によって、1台の物理サーバーで複数のサーバーを動かせる
✅ 必要なときにすぐ作成・削除できる
✅ AWSでは「EC2」、Azureでは「Azure VM」と呼ばれる
次回予告
次回は、
「AWS EC2とは?」
について解説します。
これからはAWSを主軸にし、実際に仮想サーバーを作成するサービスについて、初心者向けに分かりやすく学んでいきましょう。
