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フルタイムが限界で時短勤務にしたら、お金とキャリア以外も失った

『あと2時間、早く帰れたら。』

当時は、そのことばかり考えていた。

人材紹介会社でキャリアアドバイザーをしていた私は、多くの求職者を担当しながらフルタイムで働いていた。

子供は0歳。

保育園のお迎えは19時になる日もある。

毎日とても慌ただしかったが、

私は働くことが好きだった。

メガバンク時代も人材会社でも

ずっと最前線でがんばってきた。

もっと成果を出したい。

もっと任されたい。

同期のように大きな成果も出したい。

ずっとフルタイムで働く覚悟でいた。


でも、だんだんとその気持ちだけではどうにもならなくなった。

急なお迎え。しかも頻繁。

一度体調を崩すと1週間は保育園に行けないこともしょっちゅう。

溜まっていく仕事。終わらない仕事。

思うように成果を出せなくなり、焦りだけが募っていく。

どんなにメンタルブレイクしてる日も家事・育児が待っている。

息つく暇もない。

なんとか最低限のことだけ終わらせる日々。

何もかも中途半端で、毎日「今日もダメだった」と自分を責めながら眠りについていた。

子供はいつか大きくなる、だからフルタイムで踏ん張りたい。

せっかくここまで頑張ってきたのに、キャリアを手放したくない。

ここで諦めたら今までの努力はどうなってしまうんだ。

ーーーでも、もう自分の心身が保ちそうにない。

何よりも「健全な家族生活」も維持できなくなりそうだ。

そう思った私は、かなり迷った末に時短勤務に切り替えた。

この時は

仕事と育児を長期的に両立できるようにするために

「折衷案」として時短勤務を選んだつもりだったのだ。


「あぁ、時短勤務にしてよかった・・・」

切り替えた当初はそう思うことが多かった。

子どもと過ごせる時間も増えたし、

1-2時間早く帰れるだけで家事も捗った。

しかし、私はじわじわと安易に時短に切り替えてしまったことを後悔することになる。

なぜなら、時短勤務にしたことによって「失ったもの」が大きすぎたのだ。

「お給料が少し下がっちゃうな。」

当時の私は、その程度にしか考えていなかった。

でも実際に失ったのは、お金だけでもなく

キャリアだけでもなかった。もっと根本的なものだったのだ。

そして、それはフルタイムで働いている時の私には、想像すらできなかったものだった。


先に断っておきたいが、私は時短勤務を否定したいわけではない。

その制度は素晴らしいし、

うまく活用している人の方が多いと思う。

しかし、はっきり言って

私のように「しっかり働きたいタイプ」の女性はよく考えてから時短制度を使った方が良いと思う。

あと、「育児が落ち着いたらバリバリ働きたいな」と考えている女性も。

このnoteではフルタイムから時短勤務に切り替えて「ぶっちゃけ失敗したかも」と感じた私の経験を

ストレートに書いていこうと思う。

時短勤務の方を攻撃する意図は一切ない。

経験者として感じたことや思ったことをありのままに書くことで、

今まさに「フルタイムで踏ん張るか?」「時短か?」で揺れている女性の判断材料の一つになれば良いと思っている。

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