「楽しい」音楽とは?
「なぎちゃん、それはFunじゃないよ」
「音楽は、Funが1番だよ」
先日、片道3時間かけて指揮者の方に会って、ミーティングをしてきた。そして彼に何度も言われた言葉である。
「楽しい」音楽って、何だろうか。
生まれてこの方ずっと、完全なるアマチュアの世界に生きている私は「楽しくない」方の音楽を知らない。
だが音楽大学や大学院で指揮やピアノを学び、プロの世界で指揮をしてきた彼は、「楽しくない」音楽を沢山見てきたらしい。
1回か2回、通すだけの練習で本番に臨み、革新のない音楽を奏でる。それがクラシック。
こんなことがほとんどなのだそうだ。
音楽大学に通う友達と話していても、そんな話になる。
「どうせみんなが、これは上手い弾き方だって思うんだろうな、と思いながら弾いてる」
彼女の言葉に私は衝撃を受けた。
「革新的な」「斬新な」「生きている」音楽
彼らはそのような音楽を渇望している。
私はどうだろうか?
言われるように演奏し、その世界しか知らない。今まで、その享受される音楽の外の世界を、知ろうともしていなかった。
これはプロ、アマチュア、関係ない話である。
双方にとって利点があり、価値がある。
私がやろうとしているのは、プロ・アマの境界を超えた、文化の創造である。
ギャラが貰える貰えないの物差しで測ることができない、聴き手にとっても演奏者にとっても、価値のある音楽の提供。
そんなものを目指したい21歳です。
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