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何故SNSをやるとうつ病のリスクが倍増するの?

こんにちは、さつきです!

スマホを開けば、キラキラした旅行の写真や、美味しそうなレストランでの食事、仕事での輝かしい成功体験が次々と流れてくるSNS。 情報収集や暇つぶしには最高のツールですが、実は近年、「SNSの利用時間が長い人ほど、うつ病になる確率が約2倍から3倍に跳ね上がる」という研究データが次々と発表されています。

なぜ、便利なはずのSNSが私たちの心をこれほどまでに追い詰めてしまうのでしょうか? その最大の原因は、SNSに流れる情報と「私たちがSNSを開くタイミング」の間に生じる、ある残酷なギャップにあります。

SNSは他人の「一番いい瞬間」の切り取り

そもそもSNSのタイムラインに並んでいるのは、人々の人生における「ハイライト(一番輝いている瞬間)」の寄せ集めです。

奇跡的に綺麗に撮れた写真や、特別な日のイベント、誰かに褒められたエピソード。誰も、朝起きて寝癖のままあくびをしている姿や、仕事でミスをして上司に怒られている姿、家の中でダラダラしている姿はわざわざ投稿しませんよね。 SNSの世界は、徹底的に編集され、フィルターがかけられた「ショーケース」なのです。

私たちがSNSを見るのは「退屈な時」

一方で、私たちがスマホを取り出してSNSを開くのは、一体どんな時でしょうか?

通勤電車の待ち時間、休日のやることがない午後、夜ベッドの中でゴロゴロしている時など……。

そのほとんどが「暇な時」や「退屈な日常の真っただ中」です。自分が人生のハイライトにいる真っ最中(例えば、大好きなアーティストのライブ中や、家族との最高の旅行中)に、わざわざ他人のSNSを何時間もチェックする人はいません。

「ハイライト」と「舞台裏」を比較してしまう脳のバグ

ここが、心が病んでしまう最大の罠です。

私たちは、自分の「なんでもない退屈な日常(舞台裏)」から、他人の「奇跡の一枚(ハイライト)」を見上げている状態になります。 すると脳は、この2つを公平に比較できず、「みんなはあんなに充実しているのに、それに比べて今の自分はなんてつまらない人生なんだ」と強烈な錯覚を起こしてしまうのです。

心理学では、自分より優れている(ように見える)人と自分を比べることを「上方比較」と呼びますが、これを無意識のうちに何十回、何百回と繰り返していれば、自己肯定感がすり減り、メンタルが病んでしまうのも当然だと言えます。

他人の人生から「自分の心」へ主導権を取り戻す

SNSを見て落ち込んでしまった時は、「あ、今自分は他人のハイライトと自分の舞台裏を比べているな」と客観的に気づくことが第一歩です。

そして、他人の人生に向かっている意識の矢印を、意識的に「自分自身」へと向け直す時間を作ることが、心の回復力(レジリエンス)を高める何よりの特効薬になります。

SNSはあくまで「エンターテインメント」であり、他人の人生の良いとこ取りをしたカタログにすぎません。

誰かと比べてつらくなった時は、そっと画面を閉じて、あなた自身の「舞台裏」にある小さな幸せや平穏な時間に目を向けてみてくださいね。

さつき

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