【新環境デッキ提案】Nのゾロアークex+メガカラマネロex|1匹で全部のワザを撃つ。ベンチの「N」を打点に変える悪デッキ
ストームエメラルダ(M6)のメガカラマネロexを、主役ではなく切り札として使う構築です。
先に、このデッキが何をするデッキかを1文で。
Nのゾロアークexが、ベンチに並べた「Nのポケモン」のワザを代わりに撃つ。相手に合わせて打点を選び分けながら、サイド6枚を取り切る。
本記事は7月31日発売前の先行考察です。
まず5行でまとめると
軸はNのゾロアークex。ワザ「ナイトジョーカー」はベンチのNポケモンのワザを1つ選んで使う。
つまりベンチに置いた分だけ、撃てるワザが増える。悪2エネで、状況に応じた打点を選べます。
Nのゼクロムを置けば250、Nのヒヒダルマなら相手トラッシュのエネ×30。相手を見て使い分ける。
メガカラマネロexは2枚だけ。相手のベンチが並んだ時にベンチ数×70=最大350を叩き込む切り札。
エネ加速はアンズの秘技(悪2匹に基本悪を1枚ずつ)。Nの城で逃げ0にして、動きを止めない。
いま何と戦うのか
参照できるシティリーグの集計は2026年5月6日までで、アビスアイ(M5)以降は大会データに反映されていません。以下は公開されている環境まとめ(2026年7月26日更新)にもとづく推測です。
Tier1:ドラパルトex/ドラパルトex+バシャーモex
Tier2:メガドリュウズex/オーガポンバレット
Tier3:おまつりおんど、Nのゾロアークex、マリィのオーロンゲex、カミツオロチex、フーディン、ばけがくれ、ヤドキング
Nのゾロアークexは、すでにTier3として環境にいるデッキです。そこにM6のメガカラマネロexを足して、足りなかった「一撃の火力」を補うのがこの構築の狙いになります。
このデッキの軸となるカード
Nのゾロアークex(1進化 / HP280 / 悪)

特性「とりひき」:手札を1枚トラッシュして、山札を2枚引く
ワザ「ナイトジョーカー」(悪×2):自分のベンチの「Nのポケモン」が持つワザを1つ選び、このワザとして使う
このカードが構造の全部です。攻撃役が1匹なのに、撃てるワザはベンチの数だけある。
しかも自前で「とりひき」を持つので、殴る前の手札も自分で整えられる。攻撃・ドロー・柔軟性が1枚に集約されています。
ベンチに置く「Nのポケモン」=打点の引き出し

Nのゼクロム — ワザ: ランページサンダー(炎雷雷無)250 / 使いどころ: 最大打点。HP250以下を一撃
Nのゼクロム — ワザ: ひきさく(無3)70 / 使いどころ: 相手にかかっている効果を計算しない=ダメージ軽減を無視
Nのヒヒダルマ — ワザ: バックドラフト(無2)相手トラッシュの基本エネ×30 / 使いどころ: エネを大量にトラッシュする相手に刺さる
Nのレシラム — ワザ: イノセントフレイム(炎炎雷無)170 / 使いどころ: 中打点
Nのレシラム — ワザ: パワーレイジ(炎雷)自身のダメカン×20 / 使いどころ: 削られてから伸びる
相手を見てから打点を選べるのが、このデッキの本質的な強みです。
ここで効くのがNのゼクロムの「ひきさく」。M6にはとくちゅうチョッキ(メガシンカexからのダメージ-60)が入り、これから軽減札が環境に増えます。「ひきさく」はかかっている効果を計算しないので、そうしたケアを貫通できます。
メガカラマネロex(ストームエメラルダ収録 / RR・048/076_M6)

悪 / HP320 / 1進化(マーイーカから) / 弱点:草×2 / 逃げ2
特別なルール:メガシンカex(きぜつしたとき、相手はサイドを3枚とる)
ワザ「サイコマリオネット」(悪×2):相手のベンチポケモンの数×70
ワザ「ぶきみなねんぱ」(悪×3):200+こんらん
相手のベンチが4〜5体に育った局面でだけ出す切り札として使います。ベンチ5体なら350——ドラパルトex(320)もメガドリュウズex(340)も一撃です。
3体 — ダメージ: 210 / 何が落ちるか: オーガポン みどりのめんex(210)
4体 — ダメージ: 280 / 何が落ちるか: HP280ライン
5体 — ダメージ: 350 / 何が落ちるか: ドラパルトex/メガドリュウズex/メガルカリオex/バシャーモex
さらにおはやし笛(相手の山札上5枚からたねを相手ベンチに出す)を1枚差してあり、必要なときは自分で相手のベンチを増やして350ラインに乗せられます。
サイドの計算
主軸をどれにするかで、交換レートが変わります。
Nのゾロアークex(通常ex) — 取られるサイド: 2枚 / 相手(ドラパルトex=2枚)が勝つのに必要なKO: 3回
メガカラマネロex(メガシンカex) — 取られるサイド: 3枚 / 相手(ドラパルトex=2枚)が勝つのに必要なKO: 2回
ゾロアークexで戦うかぎり互角(お互い3回)。カラマネロを主軸にすると、相手は2回で勝ててしまう。
だからカラマネロは2枚。「サイドを3枚渡す覚悟で、確実に1体持っていく場面」だけで使います。この判断が構築全体を決めています。
構築コンセプト
① エネ加速で2ターン目から動く
アンズの秘技:自分の悪ポケモン2匹に、山札から基本悪エネを1枚ずつ。バトル場に付けた場合はどく状態にもなります
Nのポイントアップ:トラッシュの基本エネを、ベンチの「Nのポケモン」につける
ナイトジョーカーは悪2エネ。手貼り+アンズの秘技で、2ターン目に届きます。
② 展開札を厚く積む
なかよしポフィン4:HP70以下のたねを2枚同時にベンチへ。NのゾロアはHP70、マーイーカはHP60で、どちらも対象
ポケパッド4:ルールを持たないポケモンをサーチ(NのゼクロムやNのヒヒダルマを狙って持ってくる)
リーリエの決心4:手札を戻して6枚引く(サイド6枚残なら8枚)
「ベンチに何を置くか」で打点が決まるデッキなので、置きたいものを確実に持ってくることが強さに直結します。
③ 動きを止めない
Nの城(スタジアム2):場の「Nのポケモン」全員の逃げエネが0
モモワロウex「しはいのくさり」:ベンチの悪ポケモンをバトル場に引き出し、どくにする
くさりもち:どくのポケモンのワザは、相手バトルポケモンへのダメージが40上がります
Nの城で入れ替えコストが消え、モモワロウexで能動的に前を入れ替えられる。入れ替え札を大量に積まずに、機動力を確保しています。
④ 負け筋への備え
負け筋1:ベンチのNポケモンを狙い撃ちされる
ナイトジョーカーはベンチが打点の源。ボスの指令などで削られると火力が落ちます。
→ 夜のタンカ(トラッシュからポケモン回収)と変化の書(トラッシュのたねと場のたねを入れ替え)で立て直す。
負け筋2:ゾロアークexを倒されて手が止まる
→ キチキギスex「さかてにとる」:自分のポケモンが前の番に気絶していたら、山札を3枚引く。倒された次の番に手札が復活します。負けている時にだけ働くカードです。
構築リスト(60枚)
ポケモン(20枚)
4 — カード: Nのゾロアークex / 役割: 軸。ベンチのワザを撃つ
4 — カード: Nのゾロア / 役割: 進化元(HP70=ポフィン対応)
2 — カード: Nのゼクロム / 役割: 250打点/効果無視の70
1 — カード: Nのレシラム / 役割: 170/ダメカン参照
1 — カード: Nのダルマッカ / 役割: ヒヒダルマの進化元
1 — カード: Nのヒヒダルマ / 役割: 相手トラッシュのエネ参照
2 — カード: メガカラマネロex / 役割: 切り札(最大350)
2 — カード: マーイーカ / 役割: 進化元(HP60)
1 — カード: モモワロウex / 役割: 悪を引き出してどくに
1 — カード: キチキギスex / 役割: 倒された次の番に3枚ドロー
1 — カード: マシマシラ / 役割: ダメカン移動
グッズ・どうぐ(22枚)
4 — カード: なかよしポフィン / 役割: たね2枚を同時展開
4 — カード: ポケパッド / 役割: 非ルールのポケモンをサーチ
3 — カード: ハイパーボール / 役割: ポケモンサーチ
3 — カード: Nのポイントアップ / 役割: トラッシュからエネ供給
2 — カード: 夜のタンカ / 役割: ポケモン/エネ回収
2 — カード: 変化の書 / 役割: たねを入れ替え(2枚1組)
1 — カード: おはやし笛 / 役割: 相手ベンチを増やす(カラマネロ用)
1 — カード: スペシャルレッドカード / 役割: 相手サイド3枚以下で手札流し
1 — カード: シークレットボックス(ACE SPEC) / 役割: 4種を1枚ずつサーチ
1 — カード: くさりもち / 役割: どくなら+40
サポート(9枚)
4 — カード: リーリエの決心 / 役割: 手札リセット+6〜8枚ドロー
3 — カード: ボスの指令 / 役割: 呼び出し
1 — カード: シアノ / 役割: ポケモンexを3枚サーチ
1 — カード: アンズの秘技 / 役割: 悪2匹にエネ加速
スタジアム(2枚)
2 — カード: Nの城 / 役割: Nのポケモンの逃げエネ0
エネルギー(7枚)
7 — カード: 基本悪エネルギー
デッキコード
`SSMyyp-FUiHdv-XMUREy`

動かし方
先攻1ターン目
なかよしポフィンでNのゾロアを2枚ベンチへ
余裕があればNのゼクロムも置く(次以降の打点になる)
悪エネを手貼り
先攻はワザを使えないので、ベンチの厚みを作る番です。
2ターン目
Nのゾロアに進化してNのゾロアークex
アンズの秘技で悪エネを2匹に供給
ナイトジョーカーで、ベンチのNポケモンのワザを選んで攻撃
ここから毎ターン、相手に合わせてワザを選び分けるのが基本の動きになります。
カラマネロを出す場面
相手のベンチが4〜5体に育ったときだけです。マーイーカから進化してサイコマリオネットで280〜350。サイドを3枚渡すリスクを取る価値がある局面か——そこを見極めます。
対面ごとの考え方
対 ドラパルトex(Tier1)
ドラパルトexはドラメシヤ・ドロンチを並べる2進化デッキなので、ベンチが自然に厚くなります。カラマネロの350ラインに近づいてくれる相手です。
ゾロアークexはサイド2なので、交換レートは互角。ドロンチ(HP90)をボスの指令で引きずり出して倒せば、相手の進化ラインが崩れます。
対 メガドリュウズex(Tier2)
HP340。Nのゼクロムの250では届かず、カラマネロのベンチ5体(350)が必要になります。
またメガドリュウズexはマキシマムドリル330でこちらのゾロアークex(280)を一撃で落とせるので、先に殴り始めることが重要です。
対 オーガポンバレット(Tier2・草)
ゾロアークexもカラマネロexも草弱点。明確な不利対面です。
ここはNのゼクロム(竜・弱点なし)を前に出して殴る、あるいは「ひきさく」で効果を無視して削る形になります。ゾロアークexを立てない選択も含めて考えます。
このデッキの弱点
ベンチ依存:ナイトジョーカーはベンチのNポケモンが打点。倒されると火力が落ちます。
草弱点:主軸2種とも草×2。オーガポンバレットは苦しい。
エネルギー7枚は薄い:アンズの秘技とNのポイントアップで回す前提なので、それらを引けない試合は動きが鈍ります。
カラマネロは相手依存:ベンチが少ない相手には、おはやし笛が無いと350が出ません。
「確実に強い」デッキではありません。 ただ、1匹で複数のワザを撃ち分けられるという構造は、多様な相手に対応できる強みになります。
この記事について(注意)
本記事は発売前の先行考察であり、実戦データにもとづく評価ではありません。
環境Tierの認識は2026年7月26日時点の公開まとめによる推測です。参照できる大会データは5月6日まで。
レシピは公式のレギュレーションチェックでスタンダード合法を確認しています。
カード画像はポケミミカード検索より引用しています。
ポケミミ:pokemimi.com
ポケミミTools:pokemimi.com/tools/
ポケミミDesign:pokemimi.com/design/
シティリーグキャンセル待ち:discord.gg/GzZTXRkjAg
スキ ♡ とフォローは、次の記事を作る時の励みになります。
いいなと思ったら応援しよう!
引き続き記事を書いて欲しいと思ったら!頑張るよ。