見出し画像

10代の記憶は覚えてるのに、昨日の会議を忘れる理由を調べてみた

お疲れ様です、ぽんずです。

突然ですが、10代の頃に聴いていた曲って、今でもやたら鮮明に覚えていませんか?

先日、子どもたちがTikTokを見ていたら、ワイが学生時代に聴いていた曲が流れてきたんです。 そしたら不思議なことに、曲だけじゃなくて当時の空気感とか、感情みたいなものまでブワッと蘇ってきました。

……なのに、昨日の会議で何を決めたかはもう思い出せない。

これ、なんでなんだろうと気になって、相棒のくろ(Claude)に聞いてみたら、ちゃんと理由がありました。


なぜ昔の曲は"記憶ごと"蘇るのか、くろに聞いてみた

気になったので、さっそくくろ(Claude)に「なんで青春時代の曲って、聴くと当時の感情まで思い出すの?」と聞いてみました。

するとくろ(Claude)から返ってきたのが「レミニセンス・バンプ」と「プルースト効果」という2つのキーワードでした。

まずレミニセンス・バンプ。 人は10代〜20代の記憶を、他の時期よりも鮮明に覚えている傾向があるそうです。 理由はシンプルで、この時期は「初めて」の体験が多いから。 初恋、初バイト、初めての一人暮らし。 感情が大きく動く体験は、記憶に深く刻まれるんですね。

次にプルースト効果。 音楽や匂いといった感覚的な刺激が、過去の記憶を丸ごと引き出す現象のことだそうです。 フランスの小説家の名前が由来らしいのですが、要するに「曲を聴いたら芋づる式に記憶が出てくる」あの感覚に、ちゃんと名前がついていたわけです。

つまりワイが体験したのは、レミニセンス・バンプで深く刻まれた10代の記憶が、プルースト効果によって丸ごと引き出された、ということみたいです。

くろに聞いてみて思ったのは、「年を取ると記憶力が落ちる」というのは、ちょっと雑な言い方なのかもしれないということです。 覚えられないんじゃなくて、感情が動いていないから残りにくいだけなのかもしれません。

昨日の会議を忘れるのは、記憶力のせいじゃなかった

そう考えると、昨日の会議の内容を覚えていないのも納得がいきます。

正直、淡々と進む定例会議って、感情がほぼ動かないんですよね。 議題を聞いて、報告を受けて、「了解です」で終わる。 これでは記憶に残らなくても当然かもしれません。

逆に、「あのとき上司に褒められた会議」とか「提案が通らなくて悔しかった会議」は、不思議と覚えていたりしませんか。

結局、記憶に残るかどうかは「感情が動いたかどうか」がカギなんだと思います。

「感情と記憶」の関係は、伝え方にも応用できるらしい

レミニセンス・バンプとプルースト効果が面白かったので、もう少しくろと深掘りしてみました。

「じゃあ、これって仕事にも使える話なの?」と聞いてみたんです。

すると、くろ(Claude)から返ってきたのが「エピソード記憶」という概念でした。

人の記憶には「意味記憶」と「エピソード記憶」の2種類があるそうです。 意味記憶は「東京タワーの高さは333m」みたいな事実の記憶。 エピソード記憶は「初めて東京タワーに行ったとき、足が震えた」みたいな体験の記憶です。

そして、人が長く覚えているのは圧倒的にエピソード記憶のほうだと。

これを聞いて「あ、プレゼンや報告で数字やデータだけ並べても伝わらない理由ってこれか」と腑に落ちました。

事実だけ伝えても意味記憶にしかならないから、すぐ忘れられる。 でも「こんなことがあって、こう感じた」というエピソードを添えると、相手の感情が動いて記憶に残りやすくなる。

要するに、人を動かしたいなら、情報じゃなくて感情を届ける必要があるということだと、ワイは理解しています。

ちなみにワイにも、忘れられない「一言」がある

ワイにも、何年経っても消えない言葉があります。

社会人なりたての最初の職場で、普段はなかなか厳しい上司がいました。 仕事のダメ出しは日常茶飯事で、会議でもよく指摘を受けていたんです。

でも、ある日の飲み会でふと言われたんです。 「お前には期待してるからな」と。

たった一言でした。 でもその一言が、今でもはっきり残っています。

一方で、その上司に会議で言われたことは正直ほとんど覚えていません。 毎週のように指摘を受けていたはずなのに、中身はほぼ消えています。

結局、ワイはその後転職することになりました。 送別会の最後に「今まで、ご指導いただきありがとうございました」と伝えたら、その上司がこう言ってくれたんです。

「俺の元を去るのは寂しいけど、心から応援してる。お前なら、どこへ行っても、やっていけるぞ!」と。

普段厳しい人が、節目のタイミングで見せてくれた本音。 こういう言葉って、何年経っても消えないんですよね。

この差って、まさに「感情が動いたかどうか」なんだと思います。 くだけた場所で、本音が出た瞬間に感情が動くから、記憶に深く刻まれる。

今、ワイはAI推進の仕事をしていますが、社内に何かを伝えるときにも同じことが言えると感じています。 データや機能の説明だけでは、人は動かない。 「ワイはこれを使ってこう変わりました」というエピソードを添えると、反応が変わるんですよね。

まあ、毎回うまくいくわけではないですけどね。まだまだ修行中です。

もし気になったら、こんなことから試してみてください

ここまで読んで「なるほど」と思っていただけたなら、ぜひ明日から1つだけ試してみてほしいことがあります。

誰かに何かを伝えるとき、事実やデータの前に「自分の体験」をひとつ添えてみてください。

たとえば会議で新しいツールの導入を提案するとき。 「このツールは○○ができます」だけだと、たぶん相手の記憶に残りません。

でも「ワイ、先週これ使ってみたんですけど、いつも2時間かかってた作業が30分で終わったんですよ」と一言添えるだけで、相手の反応が変わると思います。

くろに相談するときも同じです。 「議事録をまとめて」と投げるより、「参加者が3分で要点をつかめる議事録にして」と、相手の感情を意識した指示に変えるだけで、出力がぐっと変わります。

大げさなことじゃなくて大丈夫です。 「自分はこう感じた」を一言添えるだけで、伝わり方は変わるんじゃないかと思います。

最後に

今回は、子どものTikTokから流れてきた懐かしい曲をきっかけに、「なぜ昔の記憶はこんなに鮮明なのか」をくろと一緒に調べてみました。

わかったのはシンプルなことでした。 感情が動いた記憶は、深く残る。 逆に、感情が動かなければ、昨日のことでもすぐ忘れる。

これって仕事でも、誰かに何かを伝えるときでも、同じなんだと思います。

情報だけじゃなくて、感情を届ける。 事実だけじゃなくて、体験を添える。

よかったら、明日の会議やチャットで「自分はこう感じた」を一言だけ添えてみてください。 きっと、伝わり方が変わるヒントになると思います。

たかがサラリーマンかもしれません。でも「誰かの感情を動かせる」可能性を秘めた仕事なんですよね。それを一緒に目指しませんか。

それでは、お先に失礼します。

いいなと思ったら応援しよう!