部長に完全論破されたのに気持ちよかった。サラリーマンも捨てたもんじゃない話
お疲れ様です、ぽんずです。
先日、部長との会話で完全論破されました。しかも、嫌な気がまったくしなかった。むしろ清々しかったんです。
ネットやSNSを見ていると「サラリーマン=オワコン」みたいな話をよく見かけますよね。正直、ワイもそういう空気に影響されていた部分があったかもしれません。
でも、この論破をきっかけに「いやいや、サラリーマンも捨てたもんじゃないな」と思い直しました。今日はその話をさせてください。
AI人材が辞めたら困る、という焦り
ワイは今、社内のAI推進担当として研修や教育にも関わっています。毎週のように研修を企画・運営しています。
そんな中で、ずっと感じていた焦りがありました。「せっかく育てたAI人材が辞めたらどうするんだ」という問題です。
今、AI人材の市場価値はかなり高い。うちの会社でスキルを身につけた人が、より好条件の会社に転職してしまう可能性は十分あります。
だからワイは部長にこう進言しました。「早く辞めない仕組みを作らないとダメです。会社のお金と時間を使って育てているんですから」と。けっこう熱量を込めて言ったと思います。
部長の返しは、想像の斜め上だった
部長の反応は、予想していたどのパターンとも違いました。
「ぽんず君もさ、よその会社がお金と時間をかけて育ててくれたんでしょ」
「そもそも人材が流動しなかったら、ぽんずくんもうちに入社してこなかったってことでしょ。それは困るなぁ〜」
「うちではさ、即戦力でバリバリ働いてもらってる訳だし。逆に今までの会社に、私が感謝しないといけない立場じゃない」
…、…、…。
もう、何も言えませんでした。
「あ〜、確かに。そうですかね…、…。」としか返せなかった。完全にブーメランです。ワイ自身が7回転職して、今までの会社で身につけたExcelやパワポのスキル、プロマネの経験などを持ち込んで、今この会社で働いているわけですから。
くろに聞いてみた「あの上司、何なんだろう」
論破された日の夜、どうしても気になってくろ(Claude)に聞いてみました。
「威圧しないのに逆らえない上司って、何なんだろう」と。
くろの回答は「サーバントリーダーシップに近いかもしれません」というものでした。ロバート・グリーンリーフという人が提唱した概念で、「リーダーはまず奉仕者である」という考え方だそうです。
権力で従わせるのではなく、相手の気づきや成長を引き出すことで、結果的に「この人にはついていきたい」と思わせるリーダー像。
たしかに、部長の返しはまさにそれでした。ワイを否定しない。怒らない。でも「ぽんずくん自身がその証拠でしょ」と気づかせてくる。ロジカルでもなく、感情的でもなく、権力で威嚇するでもない。第四の論破とでも言えばいいんでしょうか。
要するに、本当に器の大きい人って、相手を負かすんじゃなくて「気づかせる」んだなと、ワイは理解しています。
ちなみにワイの場合はこんな感じでした
ワイは7回転職しています。つまり、6社分の会社にお金と時間をかけて育ててもらったということです。部長の言う通り、ワイはまさに人材流動の恩恵そのものなんですよね。
前職では厳しい上司がいて、送別会の時に「寂しいけど、応援してるぞ」と言ってくれました。育ててくれた人が、送り出してくれた。今思えば、あの上司も「人は流動するもの」とわかっていたのかもしれません。
そして今、ワイはその時に身につけたスキルを持ち込んで、今の会社でAI推進の仕事をしています。Excelもパワポもプロマネも、全部今までの会社で覚えたことです。
正直、ネットやSNSでは「サラリーマン=オワコン」みたいな話がよく流れてきますよね。ワイも影響されていた時期がありました。でも、こうして振り返ると、サラリーマンとして会社を渡り歩いてきたこと自体が、今の自分を作ってくれている。
サラリーマンって、まだまだ捨てたもんじゃないなと思います。まあ、7回も転職してるやつが言うと、どこの会社の恩恵なのかわからないですけどね。
もし気になったら、こんなことから試してみてください
もし上司や先輩に何か言われて「ぐうの音も出ない」と感じたら、悔しがる前に「なぜ刺さったのか」を考えてみるのがおすすめです。
ワイの場合、刺さった理由は「自分自身がその証拠だった」からでした。反論しようがない。でも、だからこそ学びになった。論破されるって、相手が正しいことを認めるってことなので、冷静に考えれば得しかないんですよね。
あともうひとつ。自分の今のスキルが「どこで身についたか」を棚卸ししてみると、面白い発見があるかもしれません。
Excelは前々職で、プレゼンは前職で、マネジメントはその前で……みたいに振り返ると、「全部どこかの会社に育ててもらったんだな」と気づくと思います。
5分もかかりません。頭の中でざっと思い出すだけで十分です。きっと、今の自分がいろんな会社の恩恵で成り立っていることに気づけると思います。
最後に
まとめると、こんな話でした。
AI人材が辞めない仕組みを作りたかったワイは、部長に「お前自身が人材流動の恩恵じゃん」と一発で黙らされました。ロジカルでもなく、感情的でもなく、権力で威嚇するでもない。気づかせる論破でした。
SNSでは「サラリーマン=オワコン」みたいな話をよく見かけます。でも、会社の中にはこういう上司がいて、こういう気づきをもらえる瞬間がある。サラリーマンも捨てたもんじゃないなと、素直に思いました。
よかったら、自分のスキルがどこで身についたか、ちょっとだけ振り返ってみてください。きっと、今の自分を作ってくれた人や会社への感謝に気づけるヒントになると思います。
それでは、お先に失礼します。
