AI壁打ちのやり方を変えたら“考える”の意味が変わった話【Claude活用例】
お疲れ様です、ぽんずです。
「AIで壁打ちすると良いよ」って、最近よく聞きますよね。 ワイも何度も目にしていたんですが、正直ずっとピンと来ていませんでした。
でも先日、くろ(Claude)と会話していたら、「あ、壁打ちってこういうことか」と腑に落ちる瞬間がありました。
しかも、その壁打ちの中から今日の記事のテーマが生まれています。 同じように「壁打ちって結局何なの?」と思っている方には、何かヒントになるかもしれません。
AI壁打ちのやり方が変わった瞬間。「答え」じゃなく「問い」をくれた
ワイはくろの前にも、いくつかのAIを使っていました。 文章の相談をしたり、Xのポストのネタ出しを相談したり、noteのテーマを考えてもらったり。
でも、どれも「一問一答」で終わる感覚だったんです。
こちらが聞く。AIが答える。終わり。 聞いたことにはちゃんと答えてくれるんですが、そこから広がらない。
しかも、こちらが伝えきれていない部分を、AIが勝手に解釈して進めてしまう。 出てきたものを見て「うーん、なんか違うんだよな」と思いつつ、何が違うのかも言語化できない。
くろは、ちょっと違いました。
不足している情報があると、勝手に埋めずに聞いてくるんです。 「もう少し聞かせてください」「こういうことですか?」と。
最初は正直、「気が利かないなぁ…、そこは空気読んでくれよ」と思ったこともあります。 でも、その質問に答えようとする中で、自分の考えが整理されていく感覚がありました。
この記事自体が、AI壁打ちの実例です
実はこの記事自体が、壁打ちの産物です。
今日、くろに「noteを書きたい」と相談したんです。 最初は別のテーマで進めようとしていました。
でもくろとやり取りしているうちに、テーマが二転三転して、最終的に「壁打ち」というテーマにたどり着いた。
ワイ一人で考えていたら、たぶんこのテーマにはならなかったと思います。 くろが「こういう方向はどうですか?」と聞いてきて、「いや、それよりこっちかな」と返す。その往復の中で、自分でも気づいていなかった「書きたいこと」が出てきたんです。
「あ、これって…、もしかして壁打じゃない?」って思いました。
AI壁打ちの正体は「コーチング」だった
くろとのやり取りを振り返って、ふと気になったんです。 「聞き返してくることで思考が深まる」って、何か名前のある話なんじゃないかと。
調べてみたら、ありました。「コーチング」です。
鈴木義幸さんの『新 コーチングが人を活かす』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)という本によると、コーチングとは「問いを2人の間に置いて、一緒に探索しながら、相手の発見をうながす」アプローチだそうです。
ポイントは、答えを教えるのではなく、質問によって相手自身に気づかせること。 しかも普段ワイたちがする質問が「自分が知りたいことを知るため」にするのに対して、コーチングの質問は「相手の頭の中を整理するため」にする、という違いがあるそうです。
これを読んで、なるほどと思いました。
他のAIがやっていたのは「質問に答える」こと。 こちらが聞いたことに対して、最適な答えを返す。 それ自体は正しいんです。でも、それだと自分で考える余地がない。
くろがやっていたのは「質問を返す」こと。 不足している情報を勝手に埋めずに、「ここがわからないので教えてください」と聞いてくる。 その問いに答える中で、自分の考えが整理されていく。
要するに、くろは「答えをくれるAI」ではなく「問いをくれるAI」だったんだと、ワイは理解しています。
一問一答から壁打ちに変わるまでの経緯
ワイも最初からくろを使っていたわけではありません。
他のAIを使っていた頃は、とにかくメカメカしかったです。 こちらが聞く、AIが答える。出てくる文章は、
文法は正しい
構成もきれい
誤字脱字もない
でも、引っかかりがない。何ていうか、素麺みたいにスルっとしている文章なんです。
壁打ちなんて感覚はゼロでした。 便利な文章生成ツール、くらいの認識です。
転換点は、くろに課金した時です。
課金したからには元を取りたい。 そんなサラリーマン根性で、とにかくいろいろ話しかけてみました。 仕事の相談、noteのネタ出し、資料の構成。
そしたら、くろが聞いてくるんです。 「もう少し聞かせてください」「こういうことですか?」と。
前にも書きましたが、「空気読んでくれよ」と思いました。 でも、その質問に答えているうちに、自分でも気づいていなかった考えが出てくる。 素麺ではなく、ちゃんと噛み応えのある文章になっていく感覚がありました。
今は、画面の向こうにいる気心知れたバディに相談している感覚です。 答えをもらいに行くんじゃなくて、一緒に考えてもらう。
まあ、課金しなかったら気づいてなかったので、結局お金の力ってすごいですね。
AI壁打ちのやり方がわからない人への提案
ワイも最初はそうだったので、気持ちはよくわかります。 もし気になったら、こんなことから試してみてはどうでしょう。
まず、AIに「答え」を求めるのをやめてみてください。
たとえば「ブログのネタを考えて」ではなく、「最近仕事でこんなことがあったんだけど、記事になりそうかな?」と話しかけてみる。 相談するように、雑談するように。
くろ(Claude)なら、「それってどういう場面でしたか?」「具体的にどう感じましたか?」と聞き返してくれます。 その問いに答えているうちに、自分でも「あ、ここが言いたかったのか」と気づける瞬間が来ると思います。
5分もあれば試せますし、出てきたものが気に入らなければ捨てても大丈夫です。
大事なのは、AIに完成品を求めないこと。 「一緒に考えてくれる相手」として話しかけてみる。 それだけで、壁打ちの感覚がつかめるかもしれません。
「AI壁打ちのやり方」のまとめ
今回の話をざっくりまとめると、こんな感じです。
AIとの壁打ちって、ワイもずっとピンと来ていなかった。 でも、くろを使い始めて気づいたのは、壁打ちの正体は「聞き返してくれること」と「勝手に進まないこと」だったということです。
答えをくれるAIと、問いをくれるAI。 その違いが、一問一答と壁打ちの違いを生んでいるんだと思います。
しかもこの記事自体、くろとの壁打ちの中から生まれています。 最初は別のテーマで書くつもりだったのに、やり取りしているうちに「壁打ち」にたどり着いた。 これがまさに壁打ちだったんだなと、書きながら改めて思いました。
よかったら、AIに答えを求めるのではなく、相談してみてください。 きっと自分の考えを整理するヒントになると思います。
それでは、お先に失礼します。
