忘年会で「文庫の交換」してみました 2025
こんにちは。
ポプラ社一般書通信の管理人こと、森です。
あっという間に年末年始が終わり、変わらぬ日常が戻ってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて。
ポプラ社の一般書メンバー(ポプラ社で大人向けの本を出しているグループ)では、年末に「文庫交換会」を行っていました。
ルールは簡単。
一冊ずつオススメ文庫を持ち寄って、忘年会の場でランダム交換します。
持ち寄る文庫は自由です。今年一番面白かった本でもいいし、ネタ本でも構いません。
自分の持ってきた文庫が誰かの手に渡り、誰かの文庫が自分の手元にやってきます。
年末年始に楽しく読みます。
「本を選ぶ」行為から、その人の性格や趣味が見えてきます。
「あの人らしいな~」と感じたり、意外な一面が知れたりして、同僚の知らない面を楽しめるイベントだったりします。
(※2022年の交換の様子はこちら▼)
ここ数年は行われていなかったのですが、昨年末に復活。
編集部だけでなく、営業・宣伝も合同の大忘年会の一大イベントとして、「文庫交換会」が盛大に執り行われたのでした。
久しぶりの文庫交換はとても楽しく、おおいに盛り上がりました。
普段は手に取らない本を読んでみると、案外ハマったりしますよね。そんな新しい出会いにもなり、とても充実した年末年始を過ごすことができました。

部署を超えてバラエティ豊かな本が集まったので、社内で留めておくのはもったいない!
そんなわけで、交換した本の数々を、ゆるゆる紹介していこうと思います。
※※
こんな本を交換しました
ここからは交換した本の一覧です。
情報の見方はこちら
・<本をあげた人>→<本をもらった人>
・『本のタイトル』
・書影
・もらった人のコメント(灰色囲み)
もらった本を社内のチャットで報告しており、そちらのコメントをまとめました。
それでは、どんな本を贈り合ったのか、お楽しみください!
※※※
編集部:宮澤さん⇒宣伝部:森
高野文子『るきさん』(ちくま文庫)

高野文子さんのお名前は存じ上げていましたが、呼んだことがなかったので嬉しい!
優しいタッチのマンガで、年末年始にゆるゆる読むのが楽しみです。
編集部:吉田さん⇒編集部:末吉さん
内田百聞『御馳走帖』(中公文庫)

渋めの装幀で御馳走帖。掌編のようなので冬休みの隙間時間にちょっとずつ楽しもうと思います。どんな食べものが出てくるかわくわく。
ありがとうございます📖
宣伝部:森⇒営業部:畦地さん
キム・チョヨプ『わたしたちが光の速さで進めないなら』(ハヤカワ文庫)

『わたしたちが光の速さで進めないなら』
タイトルと表紙にあっという間に心つかまれ、
既に付箋だらけです。
読みながら「だ、誰かと語りたい……!」という衝動に駆られ
闇雲にレビューを検索しかけたところで、
既に森さんが読んでいるのは間違いないと我に返りました。
このあと読書会を予約しようと思います。
営業部:浜口さん⇒営業部:宇田川さん
早見和真『ザ・ロイヤルファミリー』(新潮文庫)

実は今回の交換会前に「本当は自分が読みたいからこの文庫を選んだんです!」と選者の浜口さんから直接こっそり伺ったからか、呼び寄せてしまったかもしれない『ザ・ロイヤルファミリー』を奇しくも頂戴しましたー!
私自身は競馬には触れたことが無いまま今まで来たのですが、ドラマ化された本作を少しずつ観ていたので、熱いファンの多い早見和真さんの原作を読んでみたいと思っていたまさにこのタイミングで引き当てた、そんな賭けに勝った気がしています。
浜口さんからの有馬記念へのアドバイスのコメントも拝読したんですが、既に賭けに勝った私は運を使いきったので、欲を出さずに原作を読みつつ、テレビで有馬記念を見守りたいと思っております!
編集部:末吉さん⇒営業部:日向さん
野崎まど『know』(ハヤカワ文庫)

普段あまりSFを読まないのですが、とても面白そう…。もらった後、手に持ったままうろうろしてたら、3人くらいに「それめちゃくちゃ面白いですよ!」と言われました。みなさんの感想を聞けるのも楽しみなので、冬休みに読もうと思います。
編集部:三枝さん⇒編集部:米元さん
櫻田智也『蝉かえる』(創元推理文庫)

これまでほとんどミステリーを読んでこなかったのですが、自分の読書の幅が広がりそうです...
自分で手に取らないような本をいただけるのはうれしいですね。ゆっくり大事に読もうと思います!
ありがとうございます~!
編集部:小堀さん⇒編集部:吉野さん
松原始『カラスの教科書』(講談社文庫)

さっそく巻末にあった「【おまけ】あなたのカラス度診断」をしてみたところ、私のカラス度は80%であり、著者からのアドバイス(?)には「開き直って真っ黒な服で仕事に行きましょう」とありました。職場で顔を合わせるみなさんはご存じかもしれませんが、ここ数年の私は元より真っ黒な服しか着ていません……真っ黒が一番カッコイイと思って……驚愕の伏線回収……。
そういえば私は、つい最近読んだ『僕には鳥の言葉がわかる』にいたく感銘を受けて、鳥と友達になろうと企んでいたところでした。この勢いで、カラスになるべく精進します!
編集部:櫻岡さん⇒編集部:宮澤さん
鈴木智彦『ヤクザときどきピアノ 増補版』(ちくま文庫)

今半分くらい読んでおります。
ヤクザライターの著者がずっと憧れていたピアノを始めてみるエッセイなのですが、僕自身3年ほど「ピアノやってみたいな……」と思いながらもじもじしていたので、著者の気持ちがスッと入ってきました。ピアノ教室でレッスンを受ける場面で、先生が防音室のカギを締めた時に「ヤクザに拉致監禁された時のように心臓の鼓動が早まった」と表現するなど、ヤクザライターならではのユーモアと緊張感のある文章がめちゃくちゃ面白いです。
編集部:村上さん⇒営業部:神代さん
宮部みゆき『新しい花が咲く─ぼんぼん彩句─』(新潮文庫)

久しぶりに宮部さんの本を読むので楽しみです。
営業部:日向さん⇒編集部:稲熊さん
エーリッヒ・ケストナー『飛ぶ教室』(新潮文庫)

実は私も全く同じ書籍を選んでいました。こんな偶然あるんですね。一瞬「自分の引いちゃった…??」と驚くことに(笑)
人生の局面を何度も一緒に乗り越えてきた大事な本なので、とっても嬉しい。
クリスマスに読み返して泣きました🥲
編集部:小原さん⇒編集部:吉田さん
早川司寿乃『いつも通りの日々』(ポプラ文庫ピュアフル)

15年以上前の小原さんの担当作で、最近あった展覧会で原画を見て、改めて紹介したいと思ったのだそう。
小原さんの意図に反してこの本のことを知っている古参の私が引き当ててしまったのですが、久しぶりにめくって、目の前の師走のあわただしい日々とは全く異なる空気が流れる「日々」に、そうそう、これこれ!と嬉しくなりました。
年末年始にまたゆっくり読みます!
宣伝部:西尾さん⇒編集部:村上さん
今邑彩『よもつひらさか』(集英社文庫)

ホラー短編集ということですが、
ただ怖いだけでなく、いろんな要素が詰まっていそうで、楽しみです。
西尾さんのコメントにあったとおり、たしかに怖すぎない感じで、
ビビらずに読めそうです。
営業部:町田さん⇒営業部:大森さん
益田ミリ『僕の姉ちゃん』(幻冬舎文庫)

僕も弟なので弟目線で共感できる部分があると思うので、とても楽しみです!
編集部:吉野さん⇒営業部:町田さん
せきしろ×又吉直樹『まさかジープで来るとは』(幻冬舎文庫)

ちょうど短歌や俳句が気になりつつあったタイミングでの自由律俳句&散文集。
電車の移動時間に読むにもぴったりで最高です。
営業部:荒川さん⇒編集部:吉川さん
吉田篤弘『なにごともなく、晴天。』(中公文庫)

とにかく、装丁が可愛いですね。ご自身でデザインされる吉田さんならでは。まるでポプラ社のグルメラインの一冊みたいです!
冬休みに読むのが楽しみです!
※※※
以上です!
どの本も面白そうで、読みたい本がどんどん増えていきますね。
本を贈ったり贈られたりする機会はなかなかありませんが、ときにはこんな交換も楽しいのではないでしょうか。
今年もポプラ社一般書通信では、本への愛が詰まったnote記事を更新してまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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