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路地裏グルメみつけ隊

路地裏を歩いて腹の減った俺たちが見つけたのは
一軒の小さな飲み屋だった

賑わいから離れて位置するその店の名は
「昭和高架下がーどした
いろいろ突っ込みたくなるがこれも話のタネだ
「アニキ、この店どうっすか?」
「いいな、入ってみよう」

ガラガラって隙間風入りそうな引き戸

もう色々だめな予感

「あら、おかえりなさい」
カウンターから声をかけられた。
空腹なのもそうだが、早く呑みたい
「生、生っす、2人とも生で、今すぐっす!」
「んま、エッチね」

・・・・・・・・

殴るぞばばぁ、、、と思ったんだが
アニキはニコニコとしている
やっぱりアニキはさすがっす・・
俺はだいぶ「路地裏」に慣れてきたつもりだったが、
まだまだなのかもしれない
説明のつかないノリとか盛り上がりが
どうにもあわない

「お疲れっす」
キンっとアニキと軽くジョッキをあわせた。
客は俺たち以外いないが、大丈夫か、この店?
つまみは・・・と店の中を見回したが
メニューがない。

「ふふふ、今日のおすすめはこちらよ」


「ちょっぴり懐かしい気持ちになったっす・・」
「息子さんの食いっぷりもいいよな」
「俺、こんな風に母親と出かけたことなかったっすもん」
「ああ、夏休みの三者面談に行くのに、バスで隣に座るの嫌だった」
「わかるっすーー!!!席あいてんのに絶対隣座らなかったっす!」


また来るっす、と言って店を出ようとすると
「次??次いつお店を開けるかわかんないし、
いつもここにあるわけじゃないのよ・・」とばばぁは言う。

「だめもとで寄りますよ」さらりとアニキが返す
こういうとこもアニキのさすがなところっす

「ありがとう、また路地裏で美味しいお話見つけておくわ」
見送りはカウンターの中からではなく、引き戸をひいてくれた。

ばばぁ、、じゃなくて、えっと。。
「ガード下のママ、じゃ変ですよね、、」
アニキが呼び方に困ってる俺を察してくれたのか
きいてくれた。やっぱりアニキはさすがっす
「poteって呼ばれてるから、、そう呼んでちょうだい」
「わかったっす、poteさん、また来るっす!」

路地裏は今日も賑わってるっす
そんな中千鳥足で歩く俺たち
懐かしい気持ちにつつまれて、気分よくほろ酔いだけど、
結局なんのはなしだったかはよくわからんかったっす

なんのはなしで酒家


路地裏(#なんのはなしですか)で見つけた
「美味しい話やほっこりする話」を
おすすめする不定期の居酒屋をオープンしました。
朝読んだ方には
徳利ひっくり返ってまして大変失礼つかまつります。

ほっこり美味しい話が大好きです。
美味しいお話と見るや否や、勝手に
おすすめしていきます。

今回はまゆゆ~!さんの記事を
お品書きにお入れしました。
もし、ご意向に添わないようでしたら
おっしゃってくださいませ。

では、またいつになるかわからない次の営業日まで、
ごきげんよう。

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