0467 神社より海側は津波浸水域と伝承されていた「浪分神社」(宮城県)
浪分神社のご利益
水難除け、海上安全、商売繁盛、五穀豊穣
浪分神社の360度ビュー
浪分神社について
天保6年(1835)の仙台地震・大津波を機に、卜占(易を立てた占い)により現在地へ遷座されました。社名「浪分」は、津波が社前で二手に分かれて引いた伝承に由来します。水難除け、海上安全のパワースポットです。

過去幾度となく大津波に襲われたこの地方の津波の浸水域との境目に建てられ、この神社より海側には住まないように伝説が伝えられていました。
実際に東日本大震災の津波は神社の約2km手前で止まり、注目されました。
鳥居横の地蔵像と湯殿山碑は目を引きます。過去からこの地にまつられている庚申・山神・疱瘡神の石祠があり、震災後に建てられた「浪分神社の由来」碑には、津波の歴史が記録されています。
本殿は創建時からの霊力を宿すとされる石祠が納められ神聖な場所です。
白馬伝説にちなみ、「災厄を分ける力」が宿るパワースポットです。
スピリチュアルな話としては、この神社には白馬に乗った海神が津波を分けたという神話的エピソードが伝わり、守護の象徴とされています。
大学の研究資料に浪分神社が取り上げられていますので参考に紹介します。
(タイトル)浪分けの論理 前篇~文化論としての震災への対処~
(添付PDFファイル4ページ目、右肩の表示ページ数では51)
「仙台市若林区所在の浪分(なみわけ)神社に於ける事例」
(要旨抜粋)特に津波に焦点を当てながら、それに依る被害の情報を文字情報以外の手法で刻もうとしていた事象を取り上げ、その事例検証と、当時の人々に依る対処法とに就いて、検討を加えたものである。
(目次)1.仙台市若林区所在の浪分(なみわけ)神社に於ける事例
浪分けの論理 前篇~文化論としての震災への対処~ 小林健彦2014年2月新潟産業大学経済学部紀要 第43号別刷https://core.ac.uk/download/pdf/70372732.pdf
