フランスの公立小学校に通いはじめました|入学手続き〜学年決定(CE1とUPE2A)までの流れ
こんにちは、阪口です。2024年4月から南フランスのエクサンプロヴァンスに家族で移住しています。
普段は仕事について書いているnoteですが、娘の学校生活に興味を持ってくれている友人も多いのでまとめてみました。
・フランスの公立校ってどう入学するの?
・学年決定までの流れは?
など、入学するまでは僕もわからず不安だった部分を中心に書いていきます。
フランスの公立校入学の流れ
学校登録は各市役所のホームページからオンラインで済ませます。エクサンプロヴァンスだとこちらのページです。
・住所証明書類
・家族証明(戸籍謄本の仏語訳)
・予防接種記録(仏語訳)
・パスポート
などの必要書類をアップロード。承認されると入学許可証が市から発行され、学校との面談に進みます。
フランスの学校が決まるスピードはとても早いです。
うちの場合は、
月:学校登録完了
水:入学許可証の発行と学校への連絡(メール)
金:校長先生から連絡あり
そのまま、「翌週月曜日のランチタイムに面談、そのまま午後から初登校はどうですか?」というスケジュール感で進みました。
市役所に訪問して手続き、ではなく、校長先生との面談予約まではオンラインで完結するのは助かります。ChatGPTにも助けてもらいながらやりとりを進め、徒歩10分ほどの学校に決定しました。
学校と学年が決まりました
娘は日本では小学2年生。
4月生まれなので年齢的にはCE1という学年になります。
クラスメイトは20名ちょっとらしいのですが、娘曰く、半分がCE1、もう半分は違う学年だそうです。え?と思って調べてみたらフランスではよくある混合クラスのようでした。
登校して数日内に「UPE2A」の先生によるレベルチェックがありました。親の同席はなく、娘情報なので曖昧なのですが、日本語・英語・フランス語・算数のペーパーテストをやったようです。
UPE2A=フランスの公立学校にある 外国語話者(移民の子どもなど)のための特別支援クラス のことです
パリにはUPE2Aの学校も沢山あるようですが、エクスの情報はなく、この日まで、そもそも通っている学校でUPE2Aの授業が受けられるかも分かりませんでした。
テストの結果、
・レベル的に現在のCE1のままでOK
・娘の学校にUPE2Aのクラスはなし
・週に1回3時間だけUPE2Aの授業が開催されている近隣の小学校に通ってね
ということでした。
テストの結果によっては1学年下がると聞いていたのですがすでにクラスに友達も出来ていたので同じままで良かったです。
という訳で、学年はCE1、UPE2Aは週に3時間と決定しました!
気持ちメモ:校長先生からは3週間行ってきてね!と言われたのですが、週に1回なので、3回で特別支援クラスは終了するのだろうか。生徒も娘の学校から通うのは1名、地域全体でも3名と言っていたので地域的にフランス語が母語じゃない子が少ないのかな、と思っています。パリでは外国語がメインの子供たちも多いので1年のクラスがあったり手厚いらしいです!
※追記
現在は1年間通ってね。と言われています。クラスメイトは、ベネズエラから1名、ベトナムから2名。学年関係なく一緒のクラスで4人なので移住してくる人は少ないエリアなのかな。と思います。
お友だちも出来ました
娘の通っている学校は人数が少なく温かい空気感の小学校です。
登校初日は緊張していた娘ですが、転校生が珍しいのか、全校生徒大集合!というくらい、娘に子供たちが集まっていました。
娘は驚いていましたが、好意的な眼差しに安心していたようです。沢山のイラストやお手紙をもらって帰ってきました。
登校初日からクラスでも何人かお友達ができたようで、そのうちのひとりとは何があったの?と思うくらい仲良くなっていました。娘はフランス語が話せないのですが、ジェスチャーや手でハートを作ったりして交流を深めているようです。
学校生活の記録

時間割表をもらっていないので、学校で何をやっているかイマイチわかりません。
娘は「フランス語」「算数」「ダンス」「歌」と言っていますが正解かは分からず。
フランス語(国語)の授業では、教科書とワークブックをもらっていて、みんなと違うことをやっているようです。



算数の授業はみんなと同じことをやっているようですが、3桁のひっ算をやっているらしく、まだひっ算を習っていない娘はがんばってチャレンジした!と言っていました。
先生からは英語で指示をもらっているものの、子供たちは英語を話せないようで「お友達の言っていることが全然わからない!」と嘆いています。
辛いのかな?と心配になったのですが、今のところフランス語はわからないけれど、学校は楽しい!と特に泣くことなく、スキップで登校しています。
今週は課外活動としてセザンヌのなにかゆかりの地に出かけていきました。休み時間は学年を超えて、鬼ごっこやハンカチ落としみたいな遊びをしているそうです。

あと学校初日から「すごく名前を聞かれる!スペルを伝えるのが難しい(アルファベットもフランス語だと読み方が違うので)」という娘のために、ブレスレットセットを購入して作成しました。次の日からブレスレットを差し出すだけでスペルを伝えられるので役立ちました。
キットは2500円くらいしたので、渡航前に日本で作っても良さそうです!
家庭での様子

自分だけ日本人なのが寂しい。お友だちの言っていることが分からない。と話しますが、学校は楽しいらしいです。
言語学習は英語で慣れているのか「そのうちフランス語も話せるようになる」と心から思っているようです。強い。。。登校1日目から家での返事も「oui」「non」「merci」になりました(笑)
娘の変化としては学校がフランス語漬けなので、家に帰ってきたら英語のアニメや本を読みたがるように。
理解できる言語に没頭することでリラックスしているように見えます。娘の母語、思考のベースは日本語ですが、アニメは英語視聴の方が落ち着くようです。
学校に慣れるまでゆっくり好きに過ごしてもらおうと思っています。
まとめ
フランス、「義務教育年齢の子どもはすぐにでも学校へ」という意識が強いのか、驚くようなスピードで学校が決まりました。
コロナ以降オンライン化が進んだのか、手続きもスムーズで外国人家庭的にはとても助かりました。学校の授業料は無料、かかるのは給食費のみというのも、親的にはありがたかったです。
1日8時間のフランス語漬けの環境でしばらく生活したらどうなるのか、今は苦戦しているフランス語もそのうちできるようになるのか、成長をたのしみに見守りたいと思います。
阪口ユウキ
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