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猫の日、コーヒー、バースデイ

8/3 月曜日
姪ちゃんと姪孫てっそんくんが遊びに来た。道内だけど遠く離れたところに引越してしまったので会える時はいつも嬉しい。姪孫くんはもちろんいつも可愛い。今日は私の椅子に座り「それ回るよー」と教えると見事にくるくると回転してて可愛さ倍増だった。足がまだ床に着かないのも愛らしい。
そして、姪ちゃんは変わらずおしゃれでキュートなママだった。仕事の時は爪を短くしているが旅行や里帰りをする時はがっつりキラキラの美しい爪になり、いつも私は魅了される。1人暮らしになってしたいことのひとつに爪を美しくする、というのがある。腱鞘炎とか顔の炎症でお預けをくらった感はあるが治ったら、少しずつ整えていく。まずはネイルオイルを塗ろう。

姪ちゃんのお土産。左はミニコーヒー。きちんと味が違う。

8/4 火曜日
Happy Birthday to me.
昨年、一昨年と、継父のことがあり純粋に祝えなかった誕生日。
今年はひとりで静かに涼やかな風とコーヒーを前にしている。それが私にとって何よりもお祝いだと思う。もちろんたくさんの「おめでとう」をいただけるのも本気で嬉しい。感謝しています。

1900gほどの未熟児(当時1969年)として生まれ、母は退院しても私はまだ産院で保育器の中にいた。もちろんその記憶はないが、何十年も経ったある日片付け物の中から実父の日記を見つけ、8月4日の項には「早く家族みんなで暮らしたいね。〇〇ちゃん(私)がんばれー、おやすみ」と書いてあるのを読んだ。後に離婚してしまった両親だが確実に愛されて生まれて来た。日記はある意味証拠だった。でも証拠がいらないくらい、実質的に愛されていたんだろう、私も姉も。そして母と父、4人で暮らした幼少期。後に両親は離婚したけれどはっきりと物心がつくまでは愛情に溢れ、大きな幸せをもらったのだと、私の心の奥の脳みそ(そこまで言うか)の部分が記憶している。

そんな幼少時、テレビか何かで初めて「死」という概念を知った。私は恐怖で泣いてしまい、父は多分困ったんだろうな。
「大丈夫だ、死なないから」
と、私に嘘を教えた。もちろんのちに嘘だと理解するけれどあの頃の父はまだ20代後半か30代に入ったくらいだろう。死を知っただけで怖がって泣く僅かな年数しか生きていない我が子に伝える言葉として、正解なんて瞬時に見つけられなかっただろう。

そして、母は大人しい人ではあったが優しい友人に囲まれ、趣味の洋裁で家にはたくさん母の手作りの服やぬいぐるみ、ソファカバーなどがあった。母とは場所が病院であっても最期を姉と一緒に看取ることができた。十分に立派なお葬式も出せた。

時折、姉と「お父さんって今どこにいるんだろうね」と話す。姉はドラッグストアに勤務しているためたくさんの人を見ていて、その中に父を見かけることもあったと言う。けれど互いに気づかない振りをしてそのままだと。過去に様々なことがあったけれどもう十分時間が経ったことなので、普通に話しかけたい、と姉は言うが肝心の父が目を逸らしてしまうと話す。私も50代後半になり、父母のいざこざなんてもはや忘れかけている。いや、それはそれとして、と思う。父にほんの少しの勇気があれば、心のおりは消えないまでも多少は晴れるだろうに。誕生日はどうしても自分よりも自分を生んでくれた両親のことを考えてしまう。

2004年に書いたブログの方が若い分、記憶が今より鮮明で詳細が書かれています(笑)よろしかったら過去のブログ記事ですがどうぞ。↓

8/5 水曜日
昨夜せっかく誕生日のあれこれを書いた時、自分でも少しジーンとしていたのにいきなり今日は「布団から出たくない!」という中2の頃に逆戻りした。明日はメンタルクリニック、明後日は来客がある。こうして用事が溜まると突然隠れたくなってしまう。メンタルもガタ落ちし、皮膚科をさぼった(予約制ではない)。それについては私が困るだけなので、取りあえず来週月曜日までに行けたら良し。悩むのやめ!
 
しかしここに来て、ゴミ出しという誰とも会うこともなくサササと部屋を出てゴミ集積所にポイッとして、またサササと部屋に戻る、という行動が個人的にとても功を奏していると思える。少なくとも外に出て日を浴びたり、その日の気温を確認できる。人間は若い時に苦手だったものは年を重ねるともっと苦手になる。だから色んな方向から見て工夫して、これならできる、と思える方法を見つけたい。

8/6 木曜日
メンタルクリニックへ。
「先日の採血の結果です」とお薬の医師に検査成績書を渡され「あっ」と思った。そうでした。とっくに判っていたのに手やら皮膚炎やらで忘れていた。すいません。結果、気にしていた部分は大丈夫だった。良かった。この日訊きたいことがあり、それはビオフェルミンVCを服用したいのだけど第三類医薬品と表示されていたので私が現在服用中の薬と一緒に飲んで大丈夫か、というものだったがあっさり「あ、全然大丈夫ですよ~」とほぼ何も考えてないような感じで(失礼)言われた。
この医師は若くてハキハキした方なのだが、何となく私はまだ心で距離を取っている。最初からフレンドリーな人は少し怖いのだ。この日は暑くて暑くて、私の顔が真っ赤だったようで、付き添ってくれた姉がびっくりしてしまい、すぐにコメダ珈琲に避難した。1.5倍のアイスコーヒーを口にしてやっと普段の顔色に戻った。

8/7 金曜日
市役所の方がいらしたが、今日はとんでもない猛暑なので何だか申し訳なくてできるだけ話を伸ばし、エアコンにあたっていただいた。弁護士さんとのお話など必要な話をしてすぐに終えたが、部屋を出る間際に「ああ……車の中が……」と絶望的につぶやいたのを聞き逃さなかった。暑いんですよね……お疲れさまです。

それから午後になり、昨日病院帰りに買ったスイカを食べた。美味しい。今年初のスイカだった。シャクシャク。

8/8 土曜日
令和8年8月8日です。そして世界猫の日だそうです。猫の日はもちろん、ゾロ目というのも何かめでたいです🐱
そんな今日は涼しい日だな、と思っていたら突然の雷雨。洗われたアスファルトを走る車が水音を上げていた。洗濯をしようとしたがエアコンと一緒に動かしたらブレーカーが落ちるのでは、と心配だったので扇風機にして洗濯開始。エアコンとレンジ、エアコンと電気ケトルは大丈夫だった。エアコンとドライヤーはやってない。なので暑い中エアコンは消してドライヤーをあてるので割と永遠に乾かない。もう外も暗いので今度昼間にブレーカーが落ちるかどうか試してみよう。いやそこまでしなくてもワット数とか計算すれば良いのか? 数字が苦手過ぎてこんがらがってしまう。

8/9 日曜日
曇天。調子が出ない日だった。トップ画像にもある姪ちゃんにもらったミニコーヒーをひとつ開けてカフェオレにして飲んだ。美味しい。香ばしい。夏でもホットコーヒーは欠かせない。味はもちろんそうだけど安堵感が強い。そして今日は洗濯物を畳んで夕飯を食べてお腹いっぱい。noteにこの記事を投稿したらお風呂に入って大好きな夜を迎えるのみだ。



タイトルの順番ではバースデイが最初に来るところですが、
語呂が良くないのでめちゃくちゃにしました。
楽しくするぞ! と意気込み過ぎて少々的外れになりましたが、
確実にフラッシュバックも遠のいている。
誰のせいにすることも言い訳もできないこれからの日々、
私はやっと独り立ちしたのだ。本当のバースデイなのだ。

※ これまでの日記エッセイはこちらからどうぞ。曇天の日も晴れの日も私の日常をお届けしております。ぜひぜひ☕🍹🍨


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幸坂かゆり いつもチップをありがとうございます。いただいたチップで良い物を書けるようがんばります😸