見出し画像

I'm Home!

10/27 月曜日
 引越し荷造りのため実家へ。姉の休日を毎度奪って協力していただいている。感謝しかない。継父は茶の間にいた。私は荷物を詰めながら姉と談笑したり「普通」にしていた。継父に対してはもう無視したり怒ったり、はたまた明るく話しかけるのも全て違うと思った。過去の中にいるかのように私はその場にいて作業をしていた。それだけ。29日にまた荷造りの続きをしてその後、本格的に業者さんが来て引越し。

 その後、仮住まい最後の日の家賃を支払いに行き、中古の家電選び。思いの外良い品を見せていただき驚いた。そして特価の冷蔵庫に巡り合えたが……でかい! 1人暮らしには畏れ多いほどの収納力。冷凍室もでかい。一気に米を炊いて冷凍しておくにはもってこいである。きれいだし色もいいし日本製。嬉しい。やっとマヨネーズを縦にして置ける。洗濯機と掃除機、電子レンジと炊飯器も購入! すごい! え、今って家電が出回る時期なの? とにかく一気に用意できたのでものすごい安心した。そしてすべてが1人暮らし向きのサイズじゃなかったががんばる(笑)

10/28
 やはり荷造りした次の日は疲労困憊になる。そして筋肉痛。年だ。まだまだ実家に行った後は感情が揺れるけれど悪夢の回数が段々減っている。起床後は今日のやることリストを確認。ここでごはんを食べ忘れそうになるので慌てて冷凍ごはん玉を温めてこの間作ったおかずの残りと共にいただく。うんまーい。何かに集中すると忘れてしまうのは昔から。それで手が震えて低血糖になって気づく。これ注意しないといけないんだよなあ。命にかかわってしまう。

 そして、色々と使う頻度の低いものから片づけを始め、冷蔵庫の中も一段一段整理して中のトレイを洗っていく。晩ごはんの時いつもクリプト(2025年版の『スーパーマン』に出て来る白いワンコ)のぬいぐるみをお供にして食べているのでこの子だけは最後の最後までそばにいてもらおう。

10/29
 実家での荷造り、多分今日で最後……と言いながら上着を忘れて来た。ドアホー! まあ終えたのは荷造りだけでこれから業者さんが来るので再度お邪魔するからいいとしよう。ずっと気がかりだったのはおよそ30年は使っているパイプベッド。ねじを外した瞬間バラバラになるのでは、と姉と恐る恐る触ると、折り畳み式だった。初めて知った!(笑)なんだー、解体の必要がなくなった~、良かった~。でもどうか新居で元に戻した瞬間、崩壊しないでね。その他、衣類や雑貨などを詰めて冷蔵庫に入れてあったレモン汁やお酢、片栗粉などを押収(違)。他にも小麦粉や天ぷら粉などあるが仮住まいでの荷物を増やしたくないのでまた次回。
 その後も世間話は姉に任せて必要以上話をしなかった。継父の生活にも色々変化が見て取れるが問うほどでもない。もちろん未だふたりきりにはなりたくないが、それでも最初の頃の発作を起こしかけるような緊張感はなくなった気がする。あとは新居への引越しが無事済むことが今の目標。実家の本格的な片づけは来年かな(笑)私も新居に移ったらしばらくは荷物の中で暮らすことになりそうだけど、少しずつ荷をほどき、ここでもまた物の取捨選択をし、新たな物を迎える。そうやって生活って出来上がって行くのだろう。私なりに好きな世界を追求した大好きな部屋にしたい。物欲だけではなく居心地の良い空間がいい。

10/30
 明後日には引越しで仮住まいを出る。で、明日は市役所に行ったりするから疲労で動けなくなると困るので今日の内に大掃除を。お風呂の排水口と洗面所、キッチンの掃除、冷蔵庫と冷凍庫の空いたところなど。そして使うものだけ残して片付け。いやしかし充分物が多い。消耗品しか買ってないのにひとりだと容易にはなくならないというのを学んだ。でも人が暮らしていくってそんなものだよね。ふ。
 新居に行っても実家の荷物が次々届くので本当に一体どうなることやら。小学生の頃から引越しの多い家庭で育ったけどその時は家族全員で移動だったので、今回1人暮らしとしての引越しは人生で初めて。不安と楽しみがミックスされている。それから落ち着いたら個人的に重々しい手続きをしなければならず、それを考えると気持ちが萎みそうになるが、一生続く訳じゃない。乗り越えて行こうじゃないか。

10/31
 とうとう引越しを明日に控え、市役所やお世話になっているNPOの方の所に行き当日に関することなどを話して来た。この間不審なやつがいた所を歩くため少し不安はあったがお昼だったのでさすがにご近所のお年寄りの方がたくさん歩いていてその気配はなかった。どんな地域でも怪しいやつが出る時間帯とかあるのかも知れないな。そんなことも知らずにいた余所者の私が一時住人になり、またすぐに余所者になる。私の人生の中でこれほど色んなことが重なった時はないと思う。いい経験になるだろう(と思っておく)
 掃除は割と毎日ちょこまかやっていたので昼間は洗濯と掃除機がけのみ。あとは晩ごはん食べたあとに全部茶碗を洗い、借りている物は元に戻し自分の食器類(「何食べ」のシロさんのコーヒーカップ♩)を片付けるのみ。ただ頼みの伝手でもあった大きな袋が破れて動揺。マジか。これからまだ整理したら全部収まるとは思うけど、いや収まらせるけど今は混沌としている。しかも明日は雨の予報だ。かゆりちゃん、途方に暮れちゃうよ。

仮住まい最後の日

11/01
 引越し当日。酷い暴風雨! 昨日まで晴れてたのに! まずは仮住まいから新居へと。次に実家から荷物のみ新居へお引越し。ワンルームにはたくさんのプレゼントが溢れ返りとっても嬉s(荷物のダンボールです)やっぱりずっと使い慣れた物に囲まれるとやっと自分のおうち、という気持ちになれる。もちろん仮住まいは工夫に溢れた過ごしやすい広いお部屋で大変助けていただきました。30年以上過ごした実家から突然部屋を選んで住む、となると戸惑いも多かったけれど、以前も書いたかも知れませんがシェルター=仮住まいというワンクッションを置けたことで改めて自分にも責任感があったことを思い出させてもらい(おい)深く感謝しています。
 さて、暴風雨の中でしたが引越し業者さんは凄かったが、姉も凄かった。単身パックを選んだので来たのはおふたりだったが、姉もいつの間にか連携に加わり最初は「半日ほどかかります」と言われたのに1時間半で終わった。ダンボールがあっという間に玄関から車の中にすいすい運ばれていく様を私はただ突っ立って見ていただけだった。姉はドラッグストアに勤務しておりダンボールに商品を入れて運ぶ、という作業を日々こなしているため細かいことに気づいて率先して動いていた。私もやろうと思ったが1箱持って息が切れたので諦めた。

 夕方になり、仮住まい最後の立会いをして鍵を返した。天気が良ければ写真の1枚でも撮りたかったがそれどころではなかった。逆にしんみりしなくて良かったかも知れない。短い間だったけど快適に過ごしました。ありがとう。仮住まい。束の間、我が家だった場所。

 更に遅い時間、この日に配達予定の家電たちをお迎え。酷い天候だし、次回に、と言おうとしたが「大丈夫ですよ。もう準備して車に積んでます」と仰っていただき、またしても感謝なのだった。揃った家電は冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、炊飯器、掃除機。一気にどかんと来ました。やるな、中古屋さん。全部同じお店で買ったのでめっちゃサービスしてもらった。でも本当に中古と言ってもとてもきれいで多少の汚れは拭けば取れちゃう。自分のためだけの家電なんて生まれて初めて。とても嬉しい。大切にするよ。
 そして、夜は久しぶりのベッド! 姉が引越し祝いにベッドマットと敷布団をプレゼントしてくれたのでいい感じに弾力があり、体が包まれるような感覚で眠りについた。もちろん疲労困憊の朝は変な夢を見たけれど。

11/02
 昨日、引越し前仮住まいでチロルチョコを食べたら欠片が変な所に入ったのかゲホゲホとなり、そこから声が掠れて治らず、猫同士の威嚇みたいな声になり姉に車の中で「隣にモンスターがいるw」と笑われたが、もしやこれは風邪の前兆では? と思い、予防で風邪薬を服用。今朝は誰か……助けて……と起きたくない言い訳をしたが午後になると普通に動けたのでただ単に夜型と確認できただけだった。
 ダンボールの中身の生活用品などはとっとと開封して色々仕分けたが、最後に残ったのは本なので自分の物なのにわくわくが止まらず、べりべりガムテープを剥がすごとにプレゼントを開封ような感覚になる。詰めた時は何も考えずひたすら行う作業だったので必要かそうでないかは後回しにしたので何を入れたか憶えていない。何が出るかな何が出るかな♩ こんなことをやっているとすぐに日が暮れ始めたので慌てて朝やるはずだったお風呂の燻煙材をしながら晩ごはんを調達に近所のスーパーへ。本当に近い場所だというのにしっかり帰り迷った。方向音痴は健在。そして1日過ぎたけどやっと一晩眠って引越したという実感が湧いて来たので久しぶりにビールを2缶買った(サントリー生ビールな)。今日も0時には眠りにつけたらと思う。

 改めて、新居から乾杯。これからよろしくね。

よく判らないが新居



とうとう引越し完了の週でした。これから色んなことを思い出して感情も様々に湧き出して来るだろう。それでもきちんと受け止めて、いらない思い出なら手放す選択をしよう。私の人生は私が選んで私が守って行く。これからはそうする。絶対に。

🏠 これまでの日記エッセイはこちらからぜひ ↓

トップ画像はPixabayより

いいなと思ったら応援しよう!

幸坂かゆり いつもチップをありがとうございます。いただいたチップで良い物を書けるようがんばります😸

この記事が参加している募集