歯だけではなく、口元全体の美しさを。話題のリップアートメイクと「ローマピンク」の違い
公式ローマピンクページ:
https://prebeau-oc.com/treatment/peeling/
こんにちは。東京・赤坂にあるPreBeau Oral Care、院長の毛利国安です。
日々の診療の中で、私が常に大切にしているのは「歯だけではなく、口元全体で考える」という視点です。当院では、歯を削らない、そして歯茎や骨を切らない「非侵襲」のアプローチを追求していますが、どれだけ歯を美しく健康に整えても、その周りにある唇のコンディションや全体のバランスが整っていなければ、本当の意味で自然な笑顔を表現することは難しいと考えています。
今回は、口元のケアとして最近関心が高まっている「リップアートメイク」と、当院で取り入れているリップピーリング&トリートメント「ローマピンク」の違いについて、それぞれの特性を整理してお伝えします。
リップアートメイクとは
近年、広く普及しているリップアートメイクは、専用の針を用いて皮膚の浅い層に色素を注入していく施術です。
最大の利点は、24時間いつでも理想的な発色が続くことです。食事をしても色が落ちず、メイク直しの手間が省けるため、多忙な現代のライフスタイルにおいて非常に機能的で優れた選択肢であるといえます。
ローマピンク(リップピーリング&トリートメント)とは
一方、当院が提案する「ローマピンク」は、色素を入れるのではなく、唇が本来持っている健康的な美しさを引き出すためのケアです。
専用の商材を用いて古い角質を優しく取り除き、集中的に保湿と栄養を補給します。針や色素を使わないため、唇のターンオーバーを正常化させ、ご自身の血色感や潤い、滑らかさを自然な形で取り戻すことを目的としています。
どのような方に向いているのか
この二つは、どちらかが優れているというものではありません。ご自身の価値観やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
リップアートメイクが向いている方
常に決まった色味を維持したい
メイクの時間を大幅に短縮したい
唇の色味を、ご自身の元の色とは別の色でしっかりとカバーしたい
ローマピンクが向いている方
針を刺したり、色素を入れたりすることに抵抗がある
乾燥や縦じわ、くすみといった唇の質感を根本から整えたい
自分本来の健康的な血色を活かし、ふっくらとした質感を育てたい
歯の白さや清潔感に合わせて、口元全体を自然にトーンアップさせたい
歯科医師としての思い:本来の組織を慈しむ
私がローマピンクを導入しているのは、私の治療方針である「ご自身の健康な組織を可能な限り残し、守る」という哲学と深く重なるからです。
歯の治療において削る量を最小限に抑えるように、唇も、何かを足して覆い隠す前に、まずは本来備わっている再生力を高め、健康な土台を整えてあげることが重要だと信じています。
口元は、言葉を発し、感情を表現する大切な場所です。歯というパーツのケアにとどまらず、唇を含めた口元全体に意識を向けることが、自信に満ちた健やかな笑顔への第一歩になると確信しています。
ご自身の口元を、一つの「まとまり」として見つめ直すきっかけになれば幸いです。
