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10.SEIKO 6138-0030 “Kakume / カクメ

※この記事は当店ショップの記事を再編集して掲載しています。
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1970年代のセイコー自動巻クロノグラフを代表する名作のひとつが、
この 6138-0030、通称 “カクメ(Kakume)” です。

特徴的な角型インダイヤルからそう呼ばれ、
国内外のコレクターから高い人気を誇ります。

本個体は 、文字盤・針・ケース・ムーブメントの
いずれも状態が素晴らしく、状態の良いモデルとなっています。

文字盤は、美しいサンバースト仕上げのシルバーに、
外周のオレンジリングが映える非常に人気の高い配色。

スクエア型の12時間積算計と30分積算計は、
このモデルならではの個性であり、
ブラックとのコントラストも鮮明。

クロノグラフ秒針・積算針の鮮やかなオレンジの仕様。
時分針の夜光の状態も自然で、
全体として非常にまとまりの良い表情です。

ケースはセイコーらしいシャープなエッジを残しており、過度な研磨で丸くなった印象はありません。

プッシャーの形状の状態も良く、クロノ操作のフィールも良好。裏蓋には “6138-0030” と製造刻印が明瞭に残り、コンディションとして十分に評価できる外装です。

内部には後期型の Cal.6138B を搭載。
自動巻クロノグラフとしての完成度が高く、
21,600振動の安定した動作が魅力。

ローターや地板の刻印も正しく、
錆・腐食の少ない良い状態が保たれています。

カクメはムーブメントの状態によって作動性が
大きく変わるモデルですが、本個体は非常に健やかな印象です。

ブレスレットはSEIKO刻印入りでまとまりが良く、
実用性も高い仕様となっています。

ヴィンテージ個体としては日常使いに向いた
バランスの良い選択といえるでしょう。

総じて、本個体は カクメの魅力をしっかりと味わえる個体です。

角型インダイヤルの独特の表情、70年代らしいカラーリング、
そしてセイコーが誇る自動巻クロノグラフ技術。

そのすべてが詰まった一本として、
コレクションにも実用にも自信を持っておすすめできるモデルです。

★アンティーク時計ショップ★マルコーニ777 店長

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※本記事はアンティーク市場に流通する歴史的個体について解説するものであり、各ブランド・商標権者との提携・承認関係はありません。本記事は筆者個人の研究・考察に基づくものです。

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