【妄想学校】第十一弾TETSU先生、妄想学校に着任する 今日の一膳でええんです
妄想学校は、コメント欄から広がっていく学校です。
誰かが「入部したい」と言えば、部活ができます。
誰かが「味見したい」と言えば、研究員が生まれます。
そして誰かが「食欲だけは人一倍あります」と言えば。
たぬころ校長が、にこにこしながら採用通知を出します。
「よく学び、よく妄想し、よく食べるのです」

またひとり、妄想学校に新しい先生がやってきました。
snowちゃんが連れてきた人
ある日の妄想学校。
家庭科室のほうから、なにやらいい匂いがしてきました。
カメリーヌ先生が、ハーブティーのカップを持ったまま振り返ります。
「この香りは……?」
そのとき、snowちゃんが少し得意そうに言いました。
「先生、今日は私の知り合いをお連れしました」
廊下の向こうから現れたのは、黒いシャツにエプロン姿の男性。

サングラス。
鍛えられた腕。
片手には味見用のスプーン。
もう片方には、大きな鍋。
「はじめまして。snowちゃんから話は聞いてます。TETSUです」
snowちゃんは、にこにこしながら紹介します。
「TETSU先生は、食べることと、体を動かすことと、人を支えることに詳しいんです」
その一言を聞いたたぬころ校長は、すぐにうなずきました。
「採用です」

早いです。
でも、妄想学校ではよくあることです。
味見担当研究員、誕生
TETSU先生の正式な役職は、
福祉家庭科・給食研究部
味見担当研究員
みんなの胃袋応援係
です。

少し長いです。
でも、妄想学校らしい肩書きです。
本人は最初、胸を張って言いました。
「独身男性専門料理研究員でお願いします」
すると、たぬころ校長が真顔で答えました。
「妄想学校では、みんなに振る舞うのです」
方向修正、完了です。
こうしてTETSU先生は、独身男性だけでなく、先生にも、生徒にも、たぬきにも、柴犬にも、みんなに料理を振る舞うことになりました。
まず食べましょう。話はそれからです
TETSU先生の授業は、少し変わっています。
料理を教えます。
栄養の話もします。
筋トレの大切さも語ります。
人を支える仕事のかっこよさも伝えます。
でも、いちばん大切にしているのは、難しい理屈ではありません。
「まず食べましょう。話はそれからです」

疲れている人には、あたたかいごはんを。
落ち込んでいる人には、無理な励ましより、湯気の立つスープを。
頑張りすぎている人には、少し座って食べる時間を。
TETSU先生は、そういう先生です。
先生たちの反応
カメリーヌ先生は、鍋の中をのぞいて言いました。
「栄養だけじゃなくて、食べる人の元気まで考えてありますね」
みきさぶろう先生は、すぐに商業科の顔になります。
「これは、誰に届けたい料理なのか。そこを考えると、商品開発にもつながりますね」

刹那きらり先生は、そっとお椀を手に取りました。
「身体があたたまると、心も少し落ち着きますね」
タツたぬき顧問は、大きくうなずきます。
「わかるのう。今日の一球でええんよ」
するとTETSU先生も、にやりと笑いました。
「今日の一膳でええんです」

妄想学校に、新しい名言が増えました。
ちびたぬき先生の赤ペン
その様子を見ていたちびたぬき先生は、
赤ペンを持ったまま考え込みました。
「これは……ただの料理ではありませんね」

snowちゃんが首をかしげます。
「先生、また感想文ですか?」
ちびたぬき先生は、少し真面目な顔で言いました。
「料理は、胃袋に届く応援メッセージです」
TETSU先生は、うれしそうに笑いました。
「それ、いただきます」

言葉を使わない手紙。
胃袋に届く応援メッセージ。
妄想学校では、食べることも、ちゃんと物語になります。
新しい授業が始まります
TETSU先生が始めた授業の名前は、
「生活筋トレと、やさしいごはん」

重いものを持つときの体の使い方。
疲れた日の簡単ごはん。
食べる人を元気にする献立。
誰かを支える仕事のかっこよさ。
その全部が、ひとつの授業になりました。
snowちゃんは、Snow Cafe のノートに書きます。
「食べることって、休むことにもなるんだ」
はっちゃんは、観察ノートにこう書きました。
「ごはんの湯気は、言葉より先に届くやさしさ。」

グループ討議の時間だから
ちびたぬき先生は、その一文に赤丸をつけました。
妄想学校は、また少し広がった
放課後、校長室。
たぬころ校長は、金の丸メダルを揺らしながら、TETSU先生に採用通知を渡しました。
「よく食べ、よく鍛え、よく支えるのです」

TETSU先生は、少し照れながら笑いました。
「任せてください。妄想学校の胃袋、支えます」
こうして妄想学校に、またひとり、頼もしい先生が加わりました。
味見担当研究員。
みんなの胃袋応援係。
そして、福祉家庭科の新しい先生。
snowちゃんがつないでくれたご縁から、また新しい授業が生まれました。
好きなこと。
得意なこと。
ちょっと笑える自己申告。
その全部が、ここではちゃんと居場所になります。
今日の昼食は、みんなでTETSU先生のご飯を食べます。
なんと、刹那先生の差し入れのとうもろこしまでやって来ました。

みんな夢中になって食べています。
まずは一膳。
そこから、また明日の元気が始まります。
PRありがとうございます
snowちゃんが、カープ応援部のことを記事にしてくれました。
試合観戦の後の旅行、いえ、研修の様子を書いてくれました。
ありがとうございます。
中でsnowちゃんが
あ〜かいキツネとみどりのタヌキ〜🎵
と歌っているのですが、そのマルちゃんから

こんな製品が出ていました。
勿体無くてまだ食べていません。
あなたも妄想学校に来ませんか?

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