Mr.Andrew、関門海峡を一周する①
今年のお目当て。
早速、実行に移すことにした。
そう、フェリー旅だ( ^o^)ノ
■ 2月21日。まずは松山へ。
□ 新尾道駅にて
2月21日(金)。
仕事をに切り上げて、帰宅。
自宅で昼食やら洗濯など済ませて一息ついたあと、前日までに準備していた荷物を背負って、17時前に新尾道駅へ。
新尾道駅。
そう、尾道にも新幹線の駅があるのです。
しかし・・・、
尾道駅と比べて、こちらの存在感はとても薄い。
何しろ、尾道市街中心部・尾道水道からクルマで20分程度かかる場所にあるのだ。

尾道駅を起点に考えると・・・、
東行するなら、普通電車で直接福山駅まで行って、そこで『のぞみ』に乗るのが、唯一まともな選択肢。
広島以西に行くなら、三原駅まで行って『こだま』に乗るのと時間的に大差ない。
さて・・・、
ワタクシ行堂は、これから松山行きの高速バス『キララエクスプレス』に乗ろうと思う。
駅南側のバス乗り場・タクシー乗り場ともに閑散としている。
こんな人気のない駅前から、小旅行が始まるのだ。
17時15分。
福山駅からやって来た『キララエクスプレス』に乗車。
『キララエクスプレス』は、基本的に予約・支払が必要。
ただし、空席があれば当日飛び込みでも乗車可能

乗車したのは、私を含めて3名。
バスに乗り込んでも、6名ほどしかいない。
道理で、一日2便しか運航していないはずだ。
□ たまには運転しないのも、良いよね😌
新尾道駅を出てすぐに、"しまなみ海道"に入る。
今まで”しまなみ海道”は、自ら運転するクルマでしか渡ったことがない。
この道をバスで渡るのは、17年間尾道に住んできて初めてだ。
普段自分がハンドルを握って走り慣れている道を、誰かの運転する乗り物で走っていくのは、どこか新鮮な感覚だ。
何より、車窓の外をじっくりと堪能できるのは、運転しない者の特権でしょう。
”向島バス停”を出発すると、いよいよしまなみ海道を南下していく。

折悪しく、雲行きが怪しくなってきた。
この日の昼間は、寒いながらも穏やかな晴れ間が差していたが、夕刻の因島大橋を渡るあたりから、曇りだした。
やがて降り出した雨が、バスの正面と屋根を打ち始めた。

バスは伯方島そして大島を南下するにつれて、雨足も弱まり、再びうっすらと晴れ間が戻っていく。もう薄暮だ。

しまなみ海道は、ほぼ一時間で渡り切ってしまう。
バスはしまなみ海道を下りて、真っ暗になった今治市内を走る。
(しまなみ海道と松山自動車道は繋がっていないのです・・・)
18時を過ぎた今治市街は、帰宅の途につくクルマで溢れている。
しばらく今治市街を走ると、再び高速・松山道に乗る。
その辺りで、軽い睡魔に襲われる。
□ 行堂、慌ただしく夕餉と散策を済ませる。
時刻表だと19時25分到着の予定だが、松山道での事故渋滞に巻き込まれてしまう。
幸いにも、大きな遅れなく、松山市駅前のバス停に到着。
時間にして、19時33分。
到着したのと同じタイミングで、東京行きの深夜バスも並んでいる。
なぜだか、『水曜どうでしょう』を思い出す。

到着して余韻に浸りたいところだけど、まずは夕食。
バス停の真下には”まつちかタウン”なる地下街がひろがっている。
その中にある"きさいや水産"さんにて、ブリ丼を所望。
愛媛県産のブリは、脂ののり具合と甘みが程よいバランスで、お代わりしたいくらいだった。

また松山を訪れた際にも足を運びたいです😆
夕食を済ませたなら、松山市街を少し歩きたいところ。
でも、時間があまり無い。
すぐそばの商店街・松山銀天街を少しだけ歩く。
週末の晩なのに、シャッター通りで人影もまばら。

まだ20時前なのに、ちょっと淋しいな・・・。
少しばかり急いで松山市駅に向けて歩き出す。
けれど・・・、
松山市駅・いよてつ高島屋の前も、週末の晩にしては人が少なくないだろうか、気のせいかな(・ω・)
改札脇のセブンイレブンで、ビールとおつまみを購入。

改札の駅員さんが優しかった。ありがとうございます。
20時15分。
伊予鉄道・松山市駅から高浜線・高浜行きに乗車する。
電車は、松山市中心部から瞬く間に離れ、普通の市街地に入っていく。
リュックサックを背負った私は、周りから見たら観光客ではなく、同じく地元・松山の人間に見えるだろうか・・・。
旅先の住人になりすまして、澄ました顔をするのも、なかなか乙なものだ。
20時36分。
終点の高浜駅に到着。
高浜駅は、少なくとも戦前に建てられたレトロな駅舎。

レトロな外観だけど、暗闇で窺い知れない。
古い建築物を見るのも好きなのだが、時間を気にする今のワタシにそんな余裕は無い。
高浜駅の正面には、高浜港・”ごごしまフェリー”の乗り場がある。
日中であれば、対岸の興居島が望める。
しかし今は、21時を過ぎている。
月夜に浮かび上がる島影と、民家の明かりが窺えるくらい。


高浜駅からは連絡バスが出ている。
しかし、ワタシは歩くことにした。徒歩でも10分程度ですからね😌
暗闇の中を強く吹き抜ける潮風が、頬を打つ。
冷たい・・・。
でも、これから先に待ち構えるものに対する期待で、頬の冷たさも、今ではむしろ心地良く感じられる。
やがて、私の視線の向こうに、遠く待ち望んでいた彼女が見えてきた。
汽船『フェリーくるしま』である。
そう・・・、
彼女に邂逅するため、はるばるやって来たのである。

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