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なぜ私は、動画や書籍も残しているのか

浮世絵素材を制作・販売していると、
ときどきこんな疑問を持たれることがあります。

「なぜ素材だけでなく、
動画や書籍まで公開しているのですか?」

今日はその理由を、
少しだけ言葉にしてみようと思います。

素材は「便利」だけでは足りない

パブリックドメインの浮世絵は、
著作権的には自由に使えるものです。

ただ、
“自由に使える”ことと、
“安心して仕事に使える”ことは別
だと感じています。

特に商用デザインでは、

  • 法的な不安がないか

  • 制作者の考え方は一貫しているか

  • 素材の扱い方が雑ではないか

こういった点が、
実は価格以上に重視されます。

だから「考え方」も残すようにしています

私は2019年から、
浮世絵を実務向けのデジタル素材として
再構築する制作を続けています。

その中で、

  • なぜこの形に描き起こしているのか

  • パブリックドメインをどう捉えているのか

  • どこまでを「常識的な利用」と考えているのか

こうした考え方は、
素材データだけでは伝わらないと感じるようになりました。

そこで、

  • YouTubeでは、著作権や制作方針について

  • 書籍では、考え方をより体系的に

それぞれ残しています。

書籍という形で残している理由

動画や素材ページでは、
どうしても断片的な説明になってしまいます。

そのため、
浮世絵やパブリックドメインの考え方については、
書籍として一度まとめて整理しています。

これは販売を目的というより、
「考え方を参照できる場所を残す」
という意味合いが強いものです。

▶︎ Amazon 著者ページ
https://www.amazon.co.jp/stores/author/B08KH2N4JF

※書籍は素材購入の前提ではありません。
必要な方だけ、補足資料としてご覧いただければと思います。

売るためではなく、残すため

動画や書籍は、
直接的に素材を売るためのものではありません。

どちらかというと、

「この人は、どういう考えで
浮世絵を扱っているのか」

を知ってもらうための
背景資料のようなものです。

素材を買う前に見てもいいし、
買わなくても構いません。

それでも、
考え方だけはオープンにしておきたい、
そう思って続けています。

素材は“使われてこそ意味がある”

浮世絵は、
展示室に飾られるだけのものではなく、
本来はもっと生活や仕事の中で
使われていた文化だと思っています。

だから私は、

  • 実務で使いやすい形に整え

  • サイズや用途を気にせず使え

  • 仕事の一部として自然に組み込める

そんな素材として再構築しています。

実務向けに整えた浮世絵素材について

現在、
そうした考えのもとで制作した
浮世絵・風景デザイン素材パック
BASEにて公開しています。

「浮世絵を、
仕事で“すぐ使える素材”として扱いたい」

そんな方に向けた内容です。

▶︎ 素材の詳細はこちら

おわりに

素材、動画、書籍。
すべて別々のものに見えるかもしれませんが、
私の中では同じ一本の線でつながっています。

浮世絵という文化を、
現代の仕事の中で
無理なく使い続けてもらうこと。

そのために、
できる形で残しているだけです。

※ 本記事内で紹介している浮世絵素材は、パブリックドメインの浮世絵作品をもとに、現代のデザイン実務で使いやすい形へ再構築したデザイン素材です。

※ 著作権保護期間の切れた作品のみを使用しており、
第三者の権利を侵害する要素は含まれておりません。

※ 出典・制作方針・ライセンスに関する考え方については、
BASEの商品説明およびABOUTページに明記しております。

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