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葛飾北斎の浮世絵が、ベクターデータになっていく— 橋の下を流れる時間を、現代の制作現場へ —

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https://youtube.com/shorts/Clfi-Ruz4u8

このショート動画では、
葛飾北斎《富嶽三十六景 深川万年橋下》をもとに、
大きく反った太鼓橋と、その下を静かに流れる川の風景を、
現代の制作現場で使えるベクターデータへと再構築していく過程を紹介しています。

高く持ち上げられた橋のアーチ。
橋の上を行き交う人々の列。
水面に浮かぶ舟と、川岸の暮らし。
そして、遠くに小さく置かれた富士。

一枚の画面の中に、
高さと奥行き、動きと静けさが同時に存在しています。


著者について

著者:Katsushika Hokusai(葛飾北斎)

北斎は、
風景を「背景」として描くのではなく、
人の営みと地形、構造物をひとつの設計図のように画面へ配置しました。

《富嶽三十六景》では、
富士を主役にしながら、
その周囲にある橋、川、道、町を通して、
江戸という都市の構造そのものを描いています。


《富嶽三十六景 深川万年橋下》

画面いっぱいにかかる万年橋。
その下をくぐるように流れる隅田川。
橋の構造線が、
視線を自然と奥の富士へと導いていきます。


表現解説

この作品では、
橋のアーチが強いリズムを生み出しています。

直線ではなく、
ゆるやかな曲線で構成された橋脚。
それを支える柱の垂直線。
水面の水平線。

北斎は、
建築的な要素を使って、
画面全体を安定させながら動かしています。


制作(線・再構築)

ベクターデータ化では、
橋の構造線を最優先で整理しています。

木材の重なり。
欄干の反復。
柱の太さと間隔。

これらを曖昧にせず、
一本一本の線として再構成することで、
拡大しても破綻しない構造を作っています。


ベクターデータの利点

ベクターデータにすることで、
橋の全体構造を活かしたまま、

・Webの横長ビジュアル
・背景素材
・パッケージや紙媒体
・空間デザイン用の風景素材

として、用途に応じたサイズ展開が可能になります。


まとめ

橋の下を流れているのは、
川だけではありません。

人の往来。
暮らしの音。
都市としての時間。

それらを含んだ一枚の浮世絵を、
次の制作現場へ渡すために、
ベクターデータとして再構築しています。


このnoteでは、カメラを持って各地を歩いた記録と、そこで出会った風景や文化を手がかりに、浮世絵を現代のデザイン実務で使える素材として再構築する活動をまとめています。


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