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見てはイケないものを見てしまった話

ウチには魔法の引き出しがあって🧙‍♀️
その引き出しには、

・カントリーマアムやら
・ポテチやら
・どら焼きやら
・ルマンドやらが


いつも入っていて、


週に何回か遊びにくる
めいっ子(小学3年生)がどれだけ食べても

次の日にはそのお菓子達が
補充されてて減らないという


めいっ子専用の魔法の引き出し。


なぜ魔法の引き出しの
お菓子は減らないのか❓


オレは「きっと小人さんが夜中に
せっせと補充してくれてるのだろう」
と思っていたし、

めいっ子もきっと
そう思ってるに違いない。


で、

どんなに食べても
減らないのだからと


オレも人目を忍んで
コッソリその引き出しを開けては、

ルマンドやらをけっこうな
頻度でくすねていたのだが、


先日、見てはイケない
小人さんの正体を見てしまった。


その小人は、人間と同じ大きさで
ウチのじーさんのように見えた。


そのおじーさんは、
レジ袋いっぱいのお菓子をたずさえて
「やっぱ薬王堂が1番安い〜」と言いながら


人目を忍ぶ様子もなく


魔法の引き出しにルマンドその他を
詰め込む作業をしてた。


その身のこなしは正に『作業』であって
何年も身体に染み込ませた『達人』の動き
そのものだった。


その達人の動きは小人さんが
たまたま風邪ひいて休んだから
「その代役で〜」とかではなく

ウチのおじーさんが
小人の正体である証明そのものだった。


「あなたが私の足長おじさんだったのね!」級の
衝撃である。

後日、さらに衝撃は続く。


オレが相変わらず人目を忍んで、
ルマンドをくすねに引き出しに向かうと、


人目をしのんだおばーさんが
カントリーマアムを2コくすねていた。

バニラ味とココア味を
バランスよく一個ずつ。


ヒヒヒと笑いながら。
楽しそうに。


その光景に衝撃を受けたオレは、

階段手すりの影に隠れて
ばーさんをスルーしたのち


おばーさんに習って
カントリーマアムを2コくすねた。


やっぱり

バニラ味とココア味を
バランスよく一個ずつ。


そして


楽しい気持ちになって
ヒヒヒと笑った。


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