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【自己紹介】頸損の葛飾ミニバスコーチが歩む、人生の「第2クォーター」ーー患者発信のログ作りの第一歩。 2604更新


はじめまして。


東京・葛飾の空の下で、わりと年の離れた小中高の3人の子供たちと賑やかに(というか騒がしく)暮らし、平日は都内某企業のマネジメント職として、現場のちょっとした「目詰まり」を見つけては、チームがスムーズに回るように整える毎日を送っていました50歳です。

今は療養のためお休みしていますが、週末は地元の水元公園近くにある女子ミニバスチームでコーチもしています。負けそうになっても「まだ試合は終わってない!」なんて熱く声を張り上げていた僕自身が、まさか人生でこれほどハードな「逆転劇」を演じることになるとは、あの日まで夢にも思っていませんでした。


2025年初夏、突然の身体のシステムシャットダウン。

仕事帰りの一杯を楽しんで、さあ帰ろうかと立ち寄った喫煙所。そこが、人生の「第1クォーター」の終止符となりました。

診断結果は「頸髄損傷(けいずいそんしょう)」でした。

倒れた当日の様子はこちらから↓


「設計図」通りにはいかない、僕の身体


一時は呼吸停止にまで陥った状態を見た急性期の主治医は、「一生車椅子だろう」と家族に告げていたそうです。

しかし、そこはバスケで鍛えた負けん気でしょうか。長期間にわたるリハビリを猛烈にこなした結果、なんとか杖を使って、自分の足で自宅まで戻ってきました。

とはいえ、以前のような「当たり前」がすぐ手に入るわけではありません。

首から下には麻痺が残り、じっとしていると体が勝手に突っ張る「痙性(けいせい)」に悩まされたり、指先の感覚が鈍く、かばんの中のものなど目で見ないと物を判別できなかったり。

今この文章も、視覚を頼りに、音声入力の力も借りながら、指一本ずつタイピングしています。


教科書には載っていない「本当のバグ」


入院中、リハビリの合間に必死で「これからの生活」に役立つ情報を探しました。自分の身体のこと、休んでいる間の仕事のこと、将来にかかるのお金のこと、そして大好きなバスケのこと。

当時の僕に「探すスキル」が足りなかったのかもしれませんが、医療の論文や専門家の話に載っているのは、どれも無機質な「冷たい事実」ばかりでした。

本当に欲しかった、もっと泥臭くて切実な「リアルな生存戦略」は、どこにも見当たらなかったのです。

「ないなら、僕が書けばいい」

それが、このnoteを始めたきっかけです。

このnoteで発信していくこと
マネジメント職として培ったはずの分析力と、コーチとしての前向きさで、以下のようなテーマをシェアしていこうと決めました。

身体の状況の言語化:入院時のリハビリの記録や、当時の気持ち、身体をめぐる感覚のデバッグについて。
患者目線の「食べログ」構想:患者自身の「これ、良かったよ」、「これがキツかった」などを集めた情報の場作り。(ゆくゆくは)
お金と制度のリアル:保険、制度、仕事、収入、副業。頸損という制約下でも不可避な「産み出すお金」と「出ていくお金」。
心の拠りどころとしてのバスケ:BリーグやNBA、地元葛飾でのコーチング。勝ち負けに熱くなりすぎず、純粋に楽しむ「心のメンテナンス」。


人生の第2クォーター、号笛(ブザー)は鳴ったばかり


「指は思うように動かない。けれど、言葉は止まらない」

今、そう自分に言い聞かせています。身体が動かない分、思考の解像度は以前よりも上がった気がします。

想定外の展開で迎えた「第2クォーター」。

設計図は一方的に書き換えられましたが、この新しい身体でどんなプレイを繰り出すか。そのコマンドを入力する権限だけは、今も、これからも、僕の自由意志に任されています。

これから葛飾という大好きなホームコートで、日々、自分の人生をチューニングしていく過程を綴っていきます。同じような境遇にある方、そのご家族、あるいは身近に当事者がいる方、関わることがある方に向けて。

「こんな再起動の仕方もあるんだな」と、コーヒーでも飲みながら気楽に読んでもらえたらうれしいです。


ここまで読んでいただきありがとうございます。
人それぞれとは言いますが、自分と同じ感覚を持った方の少しでもお役に立てれば幸いです。

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