ダニエル・シルヴァ最新作『償いのフェルメール』:消えたフェルメールの傑作『合奏』の行方!ガブリエル・アロンが挑む命がけの捜索劇
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翔平: 奈美さん、この前おすすめしてくれた「償いのフェルメール」って小説、どんなお話なんですか?タイトルからして、なんだかミステリアスな雰囲気ですよね。
奈美: そうでしょ、翔平くん!「償いのフェルメール」は、ダニエル・シルヴァのガブリエル・アロンシリーズの一冊でね。本当に引き込まれる作品なのよ。主人公は美術品修復師のガブリエル・アロンなんだけど、ただの修復師じゃないの。彼はかつて、イスラエルの秘密諜報機関のトップだった、伝説的なスパイなのよ。
翔平: へぇ、すごい設定ですね!美術品修復師と元スパイって、全然結びつかないですけど。それで、どんな事件に巻き込まれていくんですか?
奈美: 物語はイタリアのアマルフィ海岸にある豪華なヴィラで始まるの。そこで起きた殺人事件と、それに伴って失われたフェルメールの傑作「合奏」の行方を追うところから、ガブリエルの新たな冒険がスタートするのよ。
翔平: 殺人事件!そしてフェルメールの絵が盗まれたんですか?それは大変だ。
奈美: そうなの。ヴィラの持ち主、ルーカス・ファン・ダンメという南アフリカ出身の富豪が殺されてしまって。そのヴィラで働くソフィアという女性が、事件の最初の目撃者になるんだけど、彼女は雇い主のファン・ダンメについて以前から怪しいと感じていたみたいよ。彼の船会社が合法的なのか、どこか裏があるんじゃないかってね。
翔平: なんだか、ただの美術品盗難事件ではなさそうですね。ガブリエルは、どうやってこの事件に関わるんですか?
奈美: ルーカス・ファン・ダンメの金庫室から、ゴッホの「耳に包帯をした自画像」とフェルメールの「合奏」が見つかるんだけど。なぜか「合奏」だけが盗まれていて、ガブリエルの旧友であるイタリアの美術遺産保護部隊の指揮官、フェラーリ将軍が彼に絵の真贋鑑定と捜索協力を依頼するの。そこから、ガブリエルは絵の行方を追って、ヨーロッパ中を駆け巡ることになるのよ。
翔平: 元スパイの経験が活かされるわけですね。どんな人たちが出てくるんですか?
奈美: もちろん、ガブリエルの魅力的な妻、キアラも登場するわ。彼女は美術修復会社の総支配人で、彼の一番の理解者であり、時には厳しいツッコミ役でもあるの。それから、ペーター・ニールセンという稀覯本を扱う業者や、イングリッド・ヨハンセンというデンマーク人のハッカーでプロの泥棒も事件に深く関わってくるわ。彼女がまた、とてつもなく厄介で魅力的なキャラクターなのよ。
翔平: ハッカーで泥棒!ますます面白そうですね。奈美さん、この小説のどんなところが好きですか?
奈美: うーん、まずはやっぱり、ガブリエル・アロンというキャラクターの深さかな。彼自身の過去の苦悩や、家族との関係、そして彼が抱える「何かを修復したい」という根源的な欲求。それが美術品の修復と、世界の危機を救うという二つの意味で描かれているところがすごく心を打つの。あと、美術品を巡る歴史や、その裏に隠された国際的な陰謀、ウクライナ戦争のような現代的な問題まで盛り込まれているところが、読者を飽きさせないわ。
翔平: めちゃくちゃ気になります!早く続きを読みたいです。
奈美: でしょ?でも、後半はもっと大変なことになっていくから、お楽しみはこれからよ。ネタバレはここまでにしておくね。ぜひ読んでみて!
