【保存版】AIを「検索」や「文章作成」で終わらせないための、本質的な56の思考技法 : 大学生の半数はもう使いこなしている? 2026年に必須となる「AIを使って考える」全スキル
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翔平 : 今年発売された『AIを使って考えるための全技術』という本について話したことあったかな? AIを単なる事務作業の「効率化」や「自動化」の道具にするのはもったいない、という視点で書かれた本なんだ。
奈美 : AIといえば、メールを書いたり資料をまとめたりしてもらうイメージでしたけど、それ以上に「考える」ことに使えるんですか?
翔平 : 著者の石井力重さんは、AIが最も本領を発揮するのは「創造的な活動」においてだと説いているよ。そこで提唱されているのが「人機共想」という考え方で、人とAIが共に想う、つまりAIを思考の相棒にして一緒に答えを探していくプロセスを指しているんだ。
奈美 : 思考の相棒ですか。単にAIに答えを出してもらうのと、一緒に考えるのとでは、どう違うんでしょうか?
翔平 : 面白い実験結果があって、創造性のテストではAIの平均スコアはすでに人間を上回っているそうなんだ。でも、最高得点を出したのは依然として人間だったという事実も分かっている。だから、AIの力で一気に富士山の5合目まで連れて行ってもらって、そこから人間が自分の経験や直感を活かして頂上を目指すのが一番効率的なんだよ。
奈美 : AIが土台を作ってくれて、そこから私がもっと深めていくということですね。その一緒に考えるための具体的なやり方も載っているんですか?
翔平 : この本には56もの具体的な技法が紹介されているんだけど、例えば「隙のあるアイデア」をAIに出させる方法がある。AIにあえて未完成でツッコミどころのある案を出させることで、それを見た人間の「いや、こうすればもっと良くなる!」という創造的な本能を刺激するんだよ。
奈美 : AIに完璧な答えを求めるんじゃなくて、あえて隙を作ってもらうなんて面白いですね。そうされると、確かに私の頭も自然に動き出しそうです。
翔平 : ほかにも奈美さんが驚きそうなものをいくつか紹介するね。まずは「各種専門家の案」という技法だ。
奈美 : 専門家の案……。AIがプロの代わりをしてくれるんですか?
翔平 : AIに複数の役割を持たせて、一度に議論させるんだよ。例えば、商品開発の時に「クリエイティブな専門家」「技術者」「ユーザー」だけでなく、あえて「ディスラプター(破壊者)」や「ユーモアのある人」といった多様な視点からアドバイスをもらうんだ。
奈美 : ディスラプター!なんだか会議が荒れそうですけど、自分一人では思いつかないような厳しい意見や面白い視点が一度に手に入るのは助かりますね。
翔平 : さらに意外なところでは、「アートの示唆」という技法も面白い。ビジネスの悩みに対して、有名な小説や絵画のエッセンスを無理やり組み合わせて考えるんだよ。
奈美 : 絵画や小説を仕事のヒントにするんですか?例えば、どんなふうに使うんでしょう。
翔平 : 例えば、カフカの『変身』やルノワールの絵画から、人事制度の改革案を考えさせたりするんだ。 AIは膨大な芸術作品のデータを持っているから、僕たちの想像もしないような情緒的で飛躍した解決策のヒントをくれるんだよ。
奈美 : カフカから人事制度だなんて、発想がジャンプしすぎていてワクワクします。AIって、ただの作業道具じゃなくて、本当にインスピレーションをくれる相棒なんですね。
翔平 : 他にも、言葉の連想を広げる「関連する要素」という技法では、お題から130個もの単語をAIに一瞬で出させて、発想の切り口を強制的に増やすこともできるんだ。 人間の脳は放っておくと一つの考えに縛られやすいけど、AIに視点をずらしてもらうことで、自分自身の創造性が引き出されるんだよ。
奈美 : 130個も!そんな情報のシャワーを浴びたら、私の頭の中からも新しいアイデアが飛び出してきそうです。
翔平 : そうやってAIが出してくる情報のシャワーを浴びることで、自分一人では絶対にたどり着けなかった最高の発想を一瞬でつかみ取れるようになるんだ。この本を辞書のように傍らに置いておけば、人生から「どう考えたらいいか分からない」と立ち止まって悩む時間を消し去ることができるよ。
奈美 : 悩む時間が消えて、もっとワクワクする発想に時間を使えるようになるのは素敵ですね。AIを本当の意味で使いこなして自分の限界を超えていく方法、私もその本を読んでしっかり身につけたいです。
