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【お金の話】マラソンか短距離か

資産形成や長期投資は長い人生に照らし合わせると「マラソン」と言えます。

一方で投資を始めようとしている方、既に始めている方の中には「短距離走」では?と思うやり方も見受けられます。

本日はそんなお話です。少し長いですがお付き合いください。

まず最初にやることは?

もし1週間後にマラソンを走るとなったら、みなさんならどうされますか?

ケガしないようにストレッチを行う。
今から走って体力をつける。
事前にコースを調べる 

人によって色々な準備があるかと思います。

ですが大切なことは自分が「どのぐらいのペースで走れるか」を知る事ではないでしょうか?

相談いただく方の中には自分のペースを知る前に、すでにスタートしている方が少なくありません。
そもそも何キロ走るつもりかも曖昧だったりします。

みんながやっているから・・・
YouTubeで見て始めなきゃと思って・・・
職場でNISAの話題になって・・・
銀行で勧められて・・・

こんな理由で何となく始めた方、いらっしゃいませんか?

【ペースを知る】投資できるのはあと何回?

人生で投資ができる回数は限られています。
殆どの方が投資の原資はお給料、つまりそれがもらえる回数=投資できる回数です。

今お勤めの会社の定年が65歳(会社によっては70歳でも大丈夫です。)
の場合、あなたは「あと何回投資ができるでしょうか??」

40歳の方の場合 → 65歳(定年)ー40歳(今の年齢)=25年 

25年×12か月=300回(給料をもらえる回数)

この300回が今のあなたが投資できる回数です。

あれ・・・? 思ったより少なくないですか?
私も自分で計算した時、イメージより少ないと感じました。

老後2,000万問題(ちょっと古いですが・・・)を例にあげると今から2,000万を貯金で貯めるには
20,000,000 ÷ 300回 =66,666円 

これが毎月積み立てないといけない金額(走るペース)です。 

今回は2,000万を例に出しましたが皆さんの目標とするマラソンの距離(必要な金額)でこの計算を一度やってみましょう

【実力を知る】足りない力を補う

おそらく多くの方が普通のペース(貯金)では厳しいと感じたはずです。

だからこそ自分の走るスピードを上げるための手段として投資が注目されました。

ある程度の利回りを想定した場合、先ほどの計算では66,666円必要だった金額が月20,000円でいける!となるわけです。

多くの場合、その手段として紹介されるのは

NISA ✖️  インデックス投資です。

私もインデックス投資で資産形成を行う事は概ね賛成ですが、そこに潜む注意点についてもお伝えいたします。

短距離走になっていませんか?

その前に・・・ ご相談いただく方の多くは「私は50メートルを8秒で走れるから」のような感覚で毎月の投資額を決めています。

給料から生活費・必要な金額を差し引いて残るお金をとりあえず投資に回すという考え方です。

投資にお金を充てる事は素晴らしいですが長い人生における資産形成はマラソンです。
例えばこんなアクシデントありえませんか?

・途中で足をくじいてしまう →転職や離職による収入減
・転倒して骨が折れてしまう →大病や精神疾患による退職
・道を間違える(距離が延びる)→インフレ
・靴が破れる → 株価暴落
・コースが変更になる→ 大きな買い物(家・車・教育費)
・走ることに飽きてしまう → 積立の停止や解約

如何でしょう? ずっと平坦な道で必ず走り切れる距離なら短距離走の考え方でも何の問題もありません。
でも人生の距離やコースは誰にもわかりませんよね・・・

独身を貫くつもりだったのに素敵な相手と出会って結婚した。
副業がうまくいって収入が大きく増加した。

このような良い変化も人生にはあり得ます。

それにも関わらず資産形成の世界では順調で平坦な道のりに強い手段(インデックス投資)のみを過剰に推奨することに違和感がございました。

【投資先を知る】持ち味をイカせッッ!

「競うな! 持ち味をイカせッッ!」
範馬勇次郎様の名言です。

世の中には様々な投資先があります最近はデメリットが強調されすぎてそれぞれの役割が霞んでいるようにも感じます。

例えば、
「変額保険はコストが高いからすぐに解約すべき」
「アクティブファンドは手数料が高いから結局インデックスに負ける」
「金投資は配当がないから実質利回りが低い」
「個別株は素人では勝てないからムダ」
「投資せずに貯金している人は損している」

のように他を落とす手法が多いように感じます。

保険に三大疾病保障をつけておけば重い病気に罹患→給付金受取→治療費以外を一括投資のような使い方を選択できます。(病気による退職のカバー)

過去実績のあるファンドを選択して市場平均より高いリターンを狙うアクティブファンドの組み入れ(距離の短縮狙い)

株が不調な際に反対の動きをしやすい債券や金の組み入れて緊急資金対策とする方法(暴落への対策)

など様々な役割が存在します。
※ここに書いたのはあくまで一例です。
組み込み方次第ではさらに多くの使い途が存在します。

もちろん、世の中には「保険が投資信託よりも優れた投資手段ですよ」や「毎月の不動産投資で確実に節税しながら不労所得が作れますよ」といった誤った説明を行う営業マンもいます。

それを信じてはいけません。

ただし、大切な事はそれぞれが持つ役割を理解し、何をどのぐらい配分するかを自分で考える事です。

その結果が100%インデックス投資であれば問題ないですが、もし言われるがままにやっているだけや、単なる効率重視で選んだだけという方がいれば一度立ち止まって聞いていただければ幸いです。

長くなってしまったので今回はここまでにします。
本業については書きたいことが多くなりすぎて纏まりませんね笑

次回は選ぶための基準や考え方についてお話させていただきますので
ご覧いただければ幸いです。

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