関係あるの⁉︎ お金と膝の痛み
膝の痛みは健康を脅かし、日常生活に支障をきたします。
お金もなくなると、健康や日常生活に支障きたす要因です。
では、お金と膝の痛みは関係あるのでしょうか
実はお金と膝の痛みには関連があります。
今回の記事ではお金が膝の痛みにどのような影響が生じるのか、過去の論文より解説したいと思います!
1. お金が少ないと膝の痛みが増える?
「お金がないと膝が痛くなる」——そんなことが本当にあるのでしょうか?
実は、日本の高齢者を対象にした大規模調査の結果、経済的に余裕のない人ほど膝の痛みを抱えている割合が高いことが分かっています。
全国30の市町村で、65歳以上の約2万6000人を対象に行われた調査では、膝の痛みを訴えた人は全体の56%。特に、以下のような条件に当てはまる人は、膝の痛みを抱えているリスクが高いことが示されました。
• 学歴が10年未満(中学卒業程度) → 13年以上の人に比べて 1.13倍 痛みを感じるリスクが高い
• 肉体労働に従事していた → 事務職の人より 1.07倍 痛みを感じるリスクが高い
• 年収が低い(年間100万円未満) → 300万円以上の人より 1.15倍 高い
• 主観的に「お金が苦しい」と感じている → 「とても余裕がある」と思っている人より 1.25倍 高い
• 貯金が100万円未満 → 500万円以上の人より 1.14倍 高い
つまり、お金に余裕のない人ほど膝の痛みに悩まされている可能性が高いのです。
2. コロナ禍で膝の痛みが悪化した人たち
コロナ禍では、多くの人が外出を控えたり、経済的に苦しい状況に追い込まれたりしました。この影響で、膝の痛みが悪化した人が増えたことが研究で分かっています。
「ながはまコホート」という長期間の健康調査で、約6400人の膝の痛みをコロナ前後で比較したところ、平均的な膝の痛みのスコア(KSS)は、コロナ前の22.0からコロナ後に19.5へと悪化しました。
特に、次のような人たちの膝の痛みが大きく悪化しました。
• 活動量が少なかった人
• 学歴が低かった人
• コロナで経済的に困難を感じた人
この結果から、運動不足や経済的な問題が膝の痛みを悪化させる大きな要因になっていることが分かります。
3. なぜ経済状況が膝の痛みに影響するのか?
では、どうして経済状況が膝の痛みに関係しているのでしょうか?
① 医療へのアクセスの問題
経済的に余裕がないと、病院で適切な治療を受けることが難しくなります。「お金がかかるから」と病院に行かずに放置し、結果的に膝の痛みが悪化してしまうのです。
② 運動不足の影響
膝の痛みを防ぐためには、適度な運動が必要です。しかし、経済的に余裕がないと、ジムに通ったり、運動器具を購入したりすることが難しくなります。また、コロナ禍のように外出を控える状況では、さらに運動不足が加速し、筋力が衰えて膝への負担が増えてしまいます。
③ 栄養バランスの偏り
食事の質も膝の健康に影響します。例えば、タンパク質やビタミンD、カルシウムが不足すると、筋肉や骨が弱くなり、膝の痛みが悪化しやすくなります。しかし、経済的に厳しいと、安くて手軽な炭水化物中心の食事になりがちです。
4. 膝の痛みを防ぐためにできること
経済的な状況はすぐには変えられませんが、膝の痛みを防ぐために今日からできることがあります。
① なるべく歩く習慣をつける
膝の健康を守るためには、毎日30分程度のウォーキングを目指しましょう。家の中でのスクワットや、椅子に座って足を伸ばす運動も効果的です。
最近はAIを利用して活動量やリズム、食事の管理までが効率的にできるようになっています。
このようなデバイスの利用にもお金が絡んできますね↓
② 無理のない範囲でストレッチをする
特に太ももの前側(大腿四頭筋)や裏側(ハムストリングス)を伸ばすストレッチをすると、膝への負担が軽減されます。
膝の痛みを抑えるポイントは以下の記事も参照して下さい!↓
③ たんぱく質をしっかり摂る
筋肉を維持するために、魚・肉・卵・大豆製品を積極的に食べましょう。特に納豆や豆腐などの大豆製品は安価で栄養価が高く、おすすめです。
↓食事のポイントに関しては以下の記事もご参照ください!
④ 早めに病院を受診する
「ちょっと痛いけど、まあいいか」と放置せず、早めに整形外科やリハビリの専門家に相談することが大切です。早期治療なら、痛みを和らげる方法も多くあります。
まとめとメッセージ
膝の痛みと経済状況には、深い関係があることが分かりました。特に、お金に余裕がないと、運動不足や医療へのアクセスが難しくなり、膝の痛みが悪化しやすい傾向があります。
しかし、日常生活の中でできる運動や食事の工夫によって、膝の痛みを予防することは可能です。「お金がないから仕方ない」とあきらめずに、できることから少しずつ始めてみましょう!
この記事を読んで「なるほど!」と思ったことがあれば、ぜひコメントで教えてください。また、身近に膝の痛みで悩んでいる方がいたら、この情報をシェアしてみてくださいね!
