【実家じまい#28】長女のアルバムだけ大量・・・?片付けで見つけた「姉妹格差」の切ない真相【飯子さんちの実家じまい】
この記事は、実家じまいの体験記です。
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三姉妹が集結!本腰入れて実家を片付ける!
大家さんから告げられた実家の返却期限は、
2026年1月31日!
三姉妹が集結した時点で、すでに2025年12月中旬。
今までだって頑張ってないわけじゃないけれど、ちょっとのんびりしすぎました・・・!
期限を宣言されたからには、やるしかありません。
この難局、三人だったら乗り越えられるはず!
片付けはチームプレイ!!
同じ場所に群がっても効率が悪いので、担当をしっかり決めて挑みました。
◆ トイレ脇の物置(担当:次女・ムビ子)
先祖代々の食器や箱膳、季節の道具などが潜む魔窟。
切り込み隊長が挑みます!!

規格外の物量が次女ムビ子の体力をジワジワと蝕んでいきます。
◆ 台所(担当:長女・ボル子)
日常の食器に加え、父が漬けた「謎の液体」が多数潜む鬼門!
元気と勇気で液体征伐に挑むのは我らが長女・ボル子!

中身は生ごみ、流せる液体は流し、流したらマズそうなドロドロ油系はオムツにくるんで廃棄。
気力だけではなく、モラルも問われる作業だった・・・!!
◆ 2階(担当:三女・飯子)
家族の倉庫と化した2階は思い出の大魔境。
過去の片付けでかなりの量の思い出ゴミを分別し、いつでも処分場に出せるように1階に運びました。
しかし、それでもまだ過去の幻との闘いが!!

2階で見つけた長女のアルバムと「姉妹格差」
私の部屋には「アルバム専用」の本棚があります。
先祖の代はブルジョワだった仏来家。
戦前からのおびただしい数の家族のスナップ写真がそれを物語る。
当時、一般庶民が日常的にカメラでスナップ写真を大量に撮ることは経済的に不可能だった。
この棚は、過去の栄光の象徴なのだ!
「ここに手を付けたら途方もないことになりそうな予感」
と着手をためらっていたのですが、そんなこと言っていられない状況!
新しそうなやつから中身を確認してみると・・・

ボル子の写真がいっぱい!

アイドルも真っ青!写真集がたくさん出てきました!

ボル子は「やんごとなき仏来家」待望の第一子。
写真を見れば、皆の期待を一身に受けていたのが分かります。
父は事ある毎に写真を撮っていたので、我々のもあるはずです!
あ、ありました!見て下さい!

姉妹間の格差を!
。・゚・(ノ∀`)・゚・。

ボル子のカワイイ瞬間を余さず残しておきたかったのでしょう。
コマ送りのように同じ様なカットが何枚もありました。ファインダーのコチラ側、撮影した父の、愛に溢れた眼差しを感じました。
「やんごとなき姫」と「没落貴族の落人」
我が家は三姉妹ですが、同じ親から生まれても育ってきた環境がまったく違います。

長女・ボル子: 「やんごとなき一族」のお嬢様として誕生。家業「飯一郎(ぱんいちろう)商店」(通称:まるめし)の愛娘。
次女・ムビ子 & 三女・飯子(私): 父の代で家業が没落。「没落貴族の落人」として成長。

その後、父の代で没落。

「家はお金持ちなはずなのに、なぜか極貧」というのは、子供心にとても惨めなものでした。
あるはずのモノが無い。昔の華やかな時代を知る大人からは色眼鏡で見られ、「潰れそうな店が実家」と学校でいじめられたこともあります。
そのため、下の二人は実家が「まるめし」であることを隠して過ごしました。

一方ボル子は屋号を名乗ることに何の屈託もありません。
生まれ持っての「やんごとなき姫」なのです。
喉から手が出るほど欲しかったもの
アルバムの他にもボル子の姫たる所以の記録が出てきました。

ボル子が生まれた時に、盛大なお祝いが行われたようです。
筆で書かれ、長い冊子になった
「誕生祝い献上物の記録」が出てきました!
こんなの、普通の人だったら持ってないよ・・・
当時の人間関係が分かるし、物価も分かるから資料としてオモシロイ!
ファミリーヒストリー・・・
これは本人にとっても残しておきたい記録になるはず!!

アルバムと併せてボル子に献上です!

「捨てて」だって?
私が喉から手を出しても手に入らなかったものたちを?

「過去の事はもういい」とボル子は言いました。
なるほど、一理ある。
しかし
ここまで分別して、仕分けして、取っておいた私の労力はどうなる?
しかも
捨てるのだって手間なんだけど。
自分のものは自分で持っていってよ!!
ヽ(`Д´)ノプンプン
やんごとなきボル子に、私の「心」を伝えるためにはアレしかありません。

***(´ε` )******
吉川晃司♡LOVE(byボル子)
************
さすがに持って帰りました。
今回の学び
思わぬところで我々のアイデンティティの根っこを見つけてしまいました。
同じ親を持つ姉妹であっても、育ってきた環境は各々微妙に違います。大事にしたい事や思いもそれぞれ違います。
私は父母が写真や物を取っておくことで「形として残した愛情」をボル子に受け取って欲しかったのですが、ボル子には伝わりませんでした。
「分かって欲しいのに伝わらない理由は育ってきた環境にあるのかも!」
ボル子の立場に立ってみれば、愛や物があって当たり前の環境で育ったからこそ「過去はもう終わったこと。それより今を大切にしたい」と思えたのでしょう。
期限が迫って絶体絶命な我々。だからこそ、お互いの価値観を尊重しあっていくことがこの先もっと大事になってくるのかもしれないと感じた出来事でした。
次回【#29】へ続く!
最後まで読んでくださいまして誠にありがとうございました!m(__)m
またお付き合いいただけたら嬉しいです!
引井田飯子(ぴいた・ぱんこ)でした〜〜〜\(^o^)/
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