「OLになろう✨」だった私が50代で気づいた計画通りにいかない人生の本当の価値
こんにちは。50代応援キャリアコンサルタントのとなきちです。
突然ですが、若い頃の自分を思い出して「あぁ、なんて浅はかだったんだろう…」と、思わず天を仰ぎたくなること、ありませんか?
何を隠そう、私自身がそうなのです。今日は少しだけ、キャリアコンサルタントという鎧を脱いで、私自身の物語をお話しさせてください。
「OLになろう~✨」キャリアプランゼロだった、あの頃の私
今でこそ、皆さんのキャリアのご相談に乗る仕事をしていますが、私のキャリアのスタートは、本当に単純なものでした。
短大時代、私の頭にあったのはただ一つ。
「卒業したら就職して、OLになるんだ!」
どんな仕事をしたいか、どんなキャリアを築きたいかなんて、正直、深く考えていませんでした。
「とにかく社会人になるのが当たり前。そんなもんなんだ」と。
今考えると、顔から火が出るほど浅はかだったな…と苦笑いしてしまいます。でも、そんな未熟さも、紛れもない、あの頃の私だったんです。
地図のない航海。気づけば「行き当たりばったり」の日々でした
キラキラしたOL生活を夢見て社会に出た私。でも、人生は想像もしなかった航路を辿り始めます。
就職、結婚、出産…。そして、離婚。
「これからどうやって、この子を育てながら働いていけばいいんだろう?」
目の前が真っ暗になるような現実に、ただただ必死でした。キャリアプランなんて言葉は、頭の片隅にもありません。シングルマザーとして子育てと仕事の両立に追われ、毎日、目の前のことをこなすだけで精一杯。
まさに、その場しのぎの「行き当たりばったり」な人生。 計画通りになんて、何一つ進まない。そんな自分に、焦りや無力感を覚えた日も一度や二度ではありませんでした。
点と点が、一本の線になった日
そんな風に、必死にもがきながらも走り続けてきた50代のある日。ふと、私の中に大きな光が差し込むようなある気づきが訪れたのです。
「無我夢中だったけど、息子はちゃんと育ってくれた。そして何より、今の私、すごく幸せだなって思えてる…」

その瞬間、バラバラだと思っていた過去の出来事が、パズルのピースがはまるように、カチッ、カチッと音を立てて繋がり始めました。
キャリアなんて考えていなかった、浅はかだった自分。人生の荒波に揉まれ、行き当たりばったりで生きてきた自分。
「でも、そんな私だったからこそ、ここに辿り着けたんだ」
そう、心から確信できたのです。
一つひとつの経験は、その瞬間だけを見ると、ただの「点」でしかないかもしれません。辛いだけの点、意味が分からない点、後悔の点…。
でも、人生を歩み続けた今だからこそ、はっきりと分かります。あの時流した涙も、ギリギリの状況で下した決断も、必死に働いた毎日も、何一つ無駄なことなんてなかった。
その全ての点が繋がりあって「今の私」という、世界でたった一つの物語を創り出してくれていたのです。
あなたの人生も、すべてが「今」に繋がっている
この私の物語は、決して特別なものではないと思っています。私がキャリアコンサルタントとしてお伝えしたいのは、まさにこのことです。
「キャリア」とは単なる「職歴」ではなく「人生そのものの軌跡」です。
計画通りに進まなくてもいい。 もしあなたがご自身の人生を「行き当たりばったり」だったと感じるならも、それはあなたが、予期せぬ変化にしなやかに対応してきた「サバイバル能力」の証。地図のない海を、自分の力で懸命に航海してきた、たくましい船長だったということなのです。
あなたの人生も、振り返ってみてください。
あの時の苦労が、人の痛みが分かる優しさになり、あの時の失敗が、次の一歩を踏み出す慎重さになり、無我夢中だった子育てが、何にも代えがたい愛情と強さをくれたはずです。
最後に。自分に「よくやったね」と声をかけよう
私自身、この気づきがあって初めて、周りの人々への感謝と共に、自分自身を認められるようになりました。
「いろんなことを乗り越えてきた私、本当によくやったね」と。
これこそが、人生の後半戦を豊かに歩むための、一番大切な心の持ち方だと、私は自分の経験を通して信じています。
この記事を読んでくださっているあなたも、少しだけ時間をとって、これまで歩んできた道のりを優しく見つめてみませんか。そして、鏡に映る一番の頑張り屋である自分に、そっと声をかけてあげてください。
「今まで、本当によくやってきたね」と。
あなたの行き当たりばったりだったかもしれない人生がくれた、最高の贈り物は、何でしたか?
もしよかったら、コメントであなたの物語も少しだけ聞かせてくださいね。
