おうち時間を豊かに!おすすめのLGBTsが登場する漫画②
こんにちは。プリンセススクゥエアーの笠原です。
コロナの収束まで数年かかるという見通しがあちらこちらから聞こえてきていますが、そんな今だからこそ、おうち時間を充実させちゃいましょう!というこのシリーズ。以前ご紹介した「おうち時間を豊かに!おすすめのLGBTsが登場する漫画①」に引き続き、今回も三つの作品をご紹介します。
きのう何食べた? よしながふみ
正直に言ってこれも言うまでもないくらいの名作で、すでにご存知の方も多いかと思います。ただ、「ドラマは見たけど原作は数が多すぎて手を出せていない」という方もいらっしゃると思いますので改めておすすめさせていただきます!
弁護士のシロさんと、美容師のケンジというふたりの男性カップルの生活を描くこちらの漫画。シロさんの作るご飯が主となるストーリーなので、おうちで漫画を読んで、原作に出てきたご飯を作ってみることができるという意味では究極の「おうち時間を豊かにする」漫画かもしれません。
見所はほかにもあります。シロさんは現実主義でスーパーの買い物も数円単位でこだわりお金をしっかり貯めるタイプ。ケンジは夢みがちで乙女チック、ハーゲンダッツをコンビニで買ってきてしまうというエピソードに象徴されるようにお金の使い方もざっくりです。(スーパーで買った方が確かに安いですよね。)
我が家ではよく「どっちがシロさんタイプで、どっちがケンジタイプか」と言う話になりますが、カップルで読んでそんなふうに楽しむこともできてしまいます。(ちなみに私は圧倒的ケンジタイプです!)
また、きちんと作られているなあと思うのですが、表紙も一巻進むごとにちゃんと二人が歳をとっていくんです!
年齢を重ねるごとに、シロさんの性格がだんだん丸くなってきたり、実家の家族の病気や家問題など年齢が進むごとに出てくる特有の問題も描かれていくのが素敵なんですよね。
ドラマ派の方も是非原作を読んでみてほしいです!
ボーイズ・オン・ザ・ライオット 学 慶人
トランスジェンダーの高校生が、初めて自分をまるごと受け入れてくれた友人とTシャツブランドを立ち上げるお話です。
主人公を取り巻く状況の描写がなかなかにリアル。主人公の凌が制服を着るのが嫌で体操着で学校に行き、先生に注意されても「朝からランニングしてて」などと言い訳して避けるところや、男友達と一緒にいたら女子達に「男好き!」などと虐められるシーンは胸が痛くなります。
アウティングの問題なども正面からしっかりと扱っていて、考えさせられます。作者さんもトランスジェンダーということも、リアルさや様々な問題の扱い方がきちんとしているところに寄与しているのでしょう。
なにより、辛い展開があっても、一緒にブランドを立ち上げた迅がいつも凌と同じ目線に立って正面から考えてくれるところがいいんですよね。辛いばかりじゃなく、今後どうなるのか期待しながら読める、面白い漫画です。
コレクターズ 西UKO
いわゆる「百合漫画」(女性同士の恋愛を描いた漫画)のなかでも特に好きなのがこちら。
お洋服大好きのキラキラ系女子と、本大好きお洒落全く興味なし女子ふたりの恋について描かれた漫画です。
何がいいって、「生活が描かれているところ」だなって思うのです。
いわゆる「百合漫画」って、最近はそうではない作品も増えてきているとはいえ、まだまだ女子高生同士の淡い恋、みたいな作品がどうしても多いんですよね。そこを、この作品では大人同士の、趣味も大事なものも全然違うふたりが、喧嘩しながらも折り合えるところを見つけて一緒に生活を作っていっている、というところが見えるのがいいんです。
4コマ形式なので、気楽に肩の力を抜いて読めるというのもよいところですね!
いかがでしたでしょうか。この記事で、ひとつでも「出会ったことのなかった作品」に出会えた方がいらっしゃったら幸いです。
素敵なおうち時間をお過ごしください!
