「まだ今は休めない」人ほど危ないと、私は休職してから知った
「まだ休める状態じゃない」
うつ・適応障害で休職する前の私は、何度もそう思っていました。
仕事は途中。
周りにも迷惑をかけたくない。
自分が抜けたら、誰かの負担になる。
出世も遠のき、やりたい仕事もできなくなるかも。
だから、もう少しだけ頑張ろう。
そうやって、一日ずつ先延ばしにしていました。
でも今振り返ると、あの頃の私は「休めなかった」のではありません。
「休む判断ができない状態」だったのです。
責任感が強いから休めない――そう思っていました
当時の私は、自分のことを責任感が強い人間だと思っていました。
仕事を途中で投げたくない。
期待に応えたい。
迷惑をかけたくない。
だから休めない。
そう信じていました。
もちろん、それも一つの理由だったと思います。
でも、もっと大きな理由がありました。
「休んでいい」と判断する力そのものが弱っていたこと。
体力だけではありません。
心にも、脳にも余裕がなくなっていたのです。
私が休職直前まで繰り返していた言葉
あの頃、私は同じ言葉を何度も口にしていました。
「今だけだから。」
「この案件が終われば休める。」
「あと少し頑張れば落ち着く。」
その「あと少し」は、いつまで経っても終わりませんでした。
仕事が終われば次の仕事。
忙しさが落ち着けば別の問題。
気づけば、「休める日」は未来に延期され続けていました。
今思えば、それは危険信号でした
今なら分かります。
疲れていたことより怖かったのは、
疲れているのに、自分ではまだ頑張れると思っていたこと。
本当に余裕がある人は、
「今日は休もう。」
という判断ができます。
でも私には、それができませんでした。
休むことに罪悪感があり、
休む理由を探し続け、
結局また仕事を引き受けていました。
あなたは、こんな状態になっていませんか?
少しだけ、自分に問いかけてみてください。
□ 「もう少し頑張れば何とかなる」と思っている
□ 休むことに罪悪感がある
□ 休日も仕事のことを考えてしまう
□ 「迷惑をかけたくない」が口ぐせになっている
□ 家族や友人に「休んだほうがいい」と言われたことがある
一つでも当てはまるなら、
それは「怠け」ではなく、
心と脳が余裕を失い始めているサインかもしれません。
もちろん、これは私自身の経験から感じたことであり、すべての人に当てはまるとは限りません。
私に必要だったのは「もっと頑張る方法」ではなかった
休職してから、私は何度も考えました。
「どうすれば、あの時点で止まれたんだろう。」
答えは意外なものでした。
必要だったのは、
根性でも、
気合でも、
時間管理術でもありませんでした。
「限界になる前に、自分を止めるための設計」
だったのです。
「まだできる」という感覚だけでは判断しない。
仕事量をどう調整するか。
休む基準をどう決めるか。
そうしたルールを先に作っておけば、私はあそこまで自分を追い込まずに済んだかもしれません。
まとめ
私は、責任感があるから休めなかったのだと思っていました。
でも実際は、
「休む判断ができないほど、余裕を失っていた」
のです。
もし、この記事を読みながら
「少し自分に似ているかもしれない」
と感じたなら、
その違和感を大切にしてください。
本当に必要なのは、
限界を迎えてから対処することではなく、
限界を迎えないための設計です。
私は、その設計を作るまでに一度大きく体調を崩しました。
その経験からまとめた「復職・再発予防の設計図」を、以下の記事で詳しく解説しています。
「頑張るか、休むか」という二択ではなく、
「どうすれば壊れずに働き続けられるのか」
その考え方を知りたい方は、続けて読んでみてください。
記事を読み終わると、あなただけの設計図が完成するようにできています。
設計図ができた方、より実践的な内容を求める方へ、
以下の記事では私が毎日の仕事や生活で実践している運用ルールを具体的に紹介しています。
こちらでも、特典としてあなただけの運用ルールが作れるようにしてあります。
また、xでは療養中、復職後の過ごし方、考え方について発信しています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
