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Netflix『ゲットダウン』が証明したリアル。一流クリエイターたちが、登場人物の足元にPRO-Kedsを指名する理由#PR


1. スニーカーは「時代」と「リアル」を映す鏡である

前回の記事では、『ダーティ・ダンシング』をはじめとする銀幕のミューズたちとKedsの美しい関係性について語りました。しかし、映像作品におけるスニーカーの役割は「可愛さ」や「美しさ」だけではありません。

一流のクリエイターや衣装デザイナーたちは、登場人物の時代背景、生活環境、そして「リアルなカルチャー」を表現するための最も重要な小道具(プロップ)として、特定の靴を“指名”します。 中でも、ストリートの「土臭さ」と「熱気」を表現する上で、絶対に欠かせないマスターピースがあります。それがPRO-Kedsです。

2. 『ゲットダウン』が挑んだ「完全なる70年代ブロンクス」

映像作品におけるPRO-Kedsの重要性を語る上で、避けて通れない超大作があります。 Netflixオリジナルドラマ『ゲットダウン(The Get Down)』(2016年配信)です。

映画『ムーラン・ルージュ』などで知られる名匠バズ・ラーマン監督が手がけた本作は、1970年代後半のニューヨーク・南ブロンクスを舞台に「ヒップホップの誕生」を描いた物語。 この作品の衣装チームは、当時の不良少年(B-BOY)たちのスタイルを嘘偽りなく映像化するため、徹底的な時代考証を行いました。

3. ヒップホップ黎明期の「正装」としてのPRO-Keds

当時のブロンクスを表現するにあたり、足元をナイキやアディダスで固めてしまっては「歴史の嘘」になります。

衣装デザイナーたちはインタビュー(担当デザイナーのジェリアナ・サン・フアンの証言)で明確に語っています。「当時のリアルな足元を表現するため、PRO-Keds(やPuma、Converse等)を実際に衣装として使用した」と。

前の記事でもお伝えした通り、ヒップホップ創世記のニューヨークにおいて、ステータスシンボルだったのはPRO-Kedsの『ロイヤル』でした。 ハイテク全盛の現代において、ハリウッドのトップクリエイターたちが莫大な予算をかけ、わざわざ当時のPRO-Kedsを探し出して役者たちに履かせた事実。 これは、「ヒップホップの歴史の始まりにはPRO-Kedsがあった」という事実を、映像の力で世界に証明した歴史的瞬間でした。

4. ハイテクでは出せない「ストリートの土臭さ」

なぜ一流のクリエイターはPRO-Kedsを選ぶのか。それは、この靴が「未来」ではなく、「その時代、その場所で必死に生きた若者たちのリアル」を語るからです。

最新のスニーカーは確かにカッコいいですが、生活感がありません。一方、キャンバスやスエードで作られたPRO-Kedsは、路地の泥やホコリを吸い込み、履き込むほどに「凄み」を増します。その汚れひとつひとつが、キャラクターの人生そのものになるのです。

5. まとめ:次回、Kedsが彩る「もうひとつのリアル」

「ストリートの真実」を証明したPRO-Keds。しかし、映像作品における靴の魔法はこれだけではありません。

PRO-Kedsの母である「Keds」もまた、数々の名作映画やドラマ、そして歴史的瞬間において、人々の「人生」に寄り添い続けてきました。 実は、あのレオナルド・ディカプリオも、オノ・ヨーコも、そして名前も知らないある一人の少女も、Kedsという「白いキャンバス」に自身の人生を託していたのです。

次回、衣装術・後編。 「【衣装術・後編】オノ・ヨーコの結婚式から『CP Shoes』まで。名作映画と日常に寄り添い続けるKedsの物語」。靴業界の権威「Footwear News(FN)」が報じた知られざるファクトと、ある少女の涙腺が崩壊する実話をお届けします。

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