【保存版】スエードスニーカーの寿命を延ばす「儀式」。買ったら最初にやるべきこと#PR
念願のPRO-Keds、ロイヤルプラス(スエード)を手に入れたあなた。 あるいは、前回の記事を読んでパートナーにプレゼントしたあなた。
箱を開けて、包み紙を破り、新しいスエードの匂いを胸いっぱいに吸い込む……至福の瞬間ですよね。 すぐに紐を通して街へ繰り出したい気持ち、痛いほどわかります。
でも、ちょっと待ってください。
そのまま外に出るのは、裸で戦場に行くようなものです。 特にスエード素材のスニーカーは、「最初の履き下ろし前」に何をするかで、1年後の姿が天と地ほど変わります。
今回は、私が新しいPRO-Kedsを迎えるたびに必ず行っている、寿命を延ばすための「儀式(プレメンテナンス)」を伝授します。 これさえやっておけば、スエードは決して「扱いにくい素材」ではありません。むしろ、最強の相棒になります。
1. 誤解だらけの「スエード=水に弱い」説
よく「スエードは雨に弱いから、晴れの日しか履かない」という声を聞きます。 これ、実は半分正解で、半分間違いです。
スエード(起毛革)は、表面積が広いため水を吸いやすいのは事実です。 しかし、適切に処理さえすれば、表革(スムースレザー)よりも傷が目立ちにくく、雨ジミもできにくい「タフな素材」に化けます。
現に、登山靴やワークブーツにはスエードが多く使われていますよね? 正しい「儀式」さえ行えば、PRO-Kedsは雨の日だって頼れる味方になるんです。
2. 寿命を決める「最初の儀式」3ステップ
私が推奨する「儀式」はたったの3ステップ。所要時間は10分です。 (先日、衝動買いした妻のPRO-Kedsにも、渡す前にこっそりこれを施しました)
ステップ①:ブラッシングで「毛」を起こす
新品のスエードは、箱の中で押されて毛並みが寝てしまっていることがあります。 まずは、馬毛ブラシ(またはスエード用ブラシ)で全体を優しくブラッシングし、毛を起こしてあげましょう。 これだけで、埃がつきにくくなります。
ステップ②:防水スプレーを「親の仇」のように振る
ここが最重要です。 スニーカー用の**防水スプレー(フッ素系推奨)を吹きかけます。 ポイントは、「1回で終わらせない」こと。
20〜30cm離して全体にしっとりするくらいスプレーする。
15分ほど乾かす。
もう一度、スプレーする(重ねがけ)。
この「重ねがけ」が重要です。 防水スプレーは、水を弾くだけでなく「汚れの付着を防ぐバリア」になります。 これをやっておけば、もしジュースをこぼしても、サッと拭き取るだけで済みます。
ステップ③:日陰で完全に乾燥させる
直射日光はスエードの敵(色あせの原因)です。 風通しの良い日陰で、半日ほど置いて完全に定着させましょう。
これで「儀式」は完了。防御力はMAXです。
3. 汚れたらどうする?「消しゴム」と「激落ちくん」
履いていれば、当然汚れます。 でも、毎回水洗いする必要はありません。PRO-Kedsをきれいに保つための「2つの神器」を紹介します。
① アッパーの汚れには「スエード用消しゴム」
黒ずみや軽い汚れがついたら、文房具の消しゴム……ではなく、「スエード用消しゴム(砂消しゴムのようなもの)」で優しく擦ってください。 驚くほど簡単に汚れがポロポロと落ちます。 そのあとブラシで毛並みを整えれば、元通りです。
② ソールの汚れには「激落ちくん」
PRO-Kedsの特徴である、白いラバーソールやトゥバンパー。 ここの黒ずみには、メラミンスポンジ(通称:激落ちくん)が最強です。 水を少しつけて軽く擦るだけで、新品のような白さが蘇ります。
4. まとめ:「汚れ」と「味」は違う
ヴィンテージスニーカーの世界には「エイジング(経年変化)」という言葉があります。 しかし、「手入れされた上での色褪せ(味)」と「ただ放置された薄汚れ(汚れ)」は、似て非なるものです。
味: 毛並みは整っているが、色が抜けて枯れた雰囲気。
汚れ: 毛が寝て黒ずみ、ソールが黄ばんでいる。
大人が履くべきは、もちろん前者です。
最初に「儀式」を行い、たまにブラシと消しゴムで愛でてあげる。 そうやって育てたPRO-Keds(ロイヤルプラス)は、1年後、新品の時よりもカッコいい表情を見せてくれるはずです。
さあ、防水スプレーの準備はいいですか? まだの方は、履く前に急いでドラッグストアか靴屋へ走りましょう!
