見出し画像

【韓国発・超グルーヴィー】Bump2Soulというバンドを知ってますか?

これは、ライブで本当に踊れるジャズ

カフェで流れていても違和感がなく、それでいてライブではしっかり身体が揺れる。そんなグルーヴィーな音楽を奏でる韓国のバンド、Bump2Soul(バンプ・トゥ・ソウル)をご存じでしょうか? ジャズ・ファンク・R&Bをほどよくブレンドした“歌のないダンスミュージック”を武器に、いまじわじわと人気を広げています。

第2回の「今週のときどきフュージョン」ではそんな彼らの魅力やシーンでの立ち位置、そして最新作『B2S CLASSICS』について紹介します。


韓国・ソウル発、アンサンブルで魅せる5人組

Bump2Soulは、2023年『Groove Odyssey』でデビュー。ギター、ベース、ドラム、キーボード2名という5人編成のバンドです。 韓国・ソウルを拠点に活動しており、メンバー全員が高い演奏力を持ち、“音楽で会話するような呼吸感”を大事にしています。

ライブ映像を観ると、ひとつのフレーズに誰かがすぐに反応し、そこから自然な流れが生まれていく様子が印象的。


音楽性は、ジャズ・ファンク・R&Bのいいとこ取り

Bump2Soulの楽曲には歌がありません。でも、歌がないからこそ、 "ドラムの心地よさ" "ベースのうねり" "キーボードのやわらかいタッチ" "グルーヴィーなギター" といった要素がより際立ちます。

リズム隊(ベースとドラム)の"体が勝手に揺れてしまう"ようなグルーヴ感、ツインキーボードによる"重層的なアンサンブル"、"曲ごとに自在に表情を変える"ギターサウンド。この三位一体の演奏が、Bump2Soulの魅力を支えています。

カフェにも合うし、クラブでも映える。そんな絶妙なバランス感覚を持った音楽を奏でています。


最新作『B2S CLASSICS』は、まさに"CLASSICS(名曲集)"

2025年5月にリリースされた最新作『B2S CLASSICS』は、全6曲・約30分というコンパクトなアルバム。 とはいえ、その内容は濃密で、まさに“これぞBump2Soul”という魅力がぎゅっと詰まっています。

1.「B2S IS BACK」は、バンド復帰を宣言するような高揚感あふれるミディアムテンポなファンキーナンバー。 

2.「EMOJI」は、カラフルなコード進行が"絵文字"を思わせる、メロウな一曲。

3.「POLICE」は、跳ね気味16ビートが古き良き90年代のAcid Jazzを想起させる一曲。The Brand New Heavies、Jamiroquai、Incognito好き必聴。

4.「PRAY FOR.」は、祈りというタイトルのスローテンポのバラード曲 。夜更けのドライブで聞きたくなるようなしっとりした一曲。

5.「DONGDAEMUN」は、東大門(トンデムン)の24時間眠らない街の夜を連想させるようなオリエンタルな雰囲気漂うミディアムナンバー。

6.「LETTERS FROM HOME」は、故郷からの手紙というタイトルどおり、ノスタルジックで優しい空気感のミディアムナンバー。

どの曲もライブでの盛り上がりが目に浮かぶような、まさに“クラシック(名曲)”と呼ぶにふさわしい楽曲たちで、時間があっという間に過ぎてしまう感覚。


韓国の音楽シーンで、Bump2Soulの立ち位置とは?

韓国といえばK-POPが有名ですが、実はその裏側でインストゥルメンタル・バンドのシーンもじわじわ広がっています。

所説ありますが、2000年代以降、CadejoやNST & The Soul Sauceといったバンドがフェス出演などを通じて活動を本格化。その中で、Bump2Soulは“今っぽさ”と“生演奏の説得力”を併せ持つ、いま注目すべき存在です。BandcampやSNSでの情報発信、ライブでの一体感のあるパフォーマンスなど、現代的なアプローチでファンを広げています。


グルーヴで心を動かすBump2Soul

Bump2Soulの音楽には、ジャンルの枠を超えて、思わず身を委ねたくなるような心地よさがあります。歌がなくても、言葉がなくても、身体に響いてくる音楽を演奏しています。

この記事を通してBump2Soulの魅力を少しでも感じてもらえたら嬉しいです。それでは、また日曜日の【プログメタル&フュージョン新譜速報】でお会いしましょう。 Stay groovy!

いいなと思ったら応援しよう!