【思い出】アーチー
データを整理していたら懐かしい写真がありすぎて、ついつい一日の大変を費やしてしまった。
4年程前に天国へと旅立ってしまった愛犬アーチーの写真やらビデオやらがどんどん出てきて、胸がいっぱいになった。
この子はもともと心臓に疾患があって、7年しか生きられなかった。コロナのロックダウン中に私の腕の中で息を引き取った。また犬を飼いたいと願う反面、あんな辛い思いは2度としたくないという思いもあって、なかなか新しい犬を家に迎え入れる決心がつかない。
私はもともとそこまで動物好きというわけではなかったので、犬を飼うことには反対していたのだが、飼い始めてしばらくすると、足元にまとわりついてくる小さなアーチーを可愛いと思えるようになった。
とにかく娘のことが大好きで、彼女がピアノを弾き始めると、彼女の足元に陣取ってピアノを聴きながら深い眠りについてしまうのがお決まりのパターンだった。寝る時ももちろん、娘の部屋に行って、彼女の足元で休んでいた。そして彼女が家を離れたら、今度は私の足元で眠るようになった。アーチーは、マットレスに微弱な振動が走るほど、ものすごいいびきをかく子だったので、夜中によく起こされたものだ。
毎月移動型のドッググルーミングをお願いしていたのだが、車の音が聞こえると、そわそわしてドアに向かって走りだし、しっぽを振りながらグルーミングのお姉さんが来るのを待っていた。お姉さんの声が聞こえると、そわそわはピークに達して、ドアが開くと同時にお姉さんの元へと飛んでいき、おとなしく手入れをしてもらう子だったので、お姉さんもアーチーの旅立ちを伝えた時には号泣していた。
もしもまた犬を飼う日が訪れたら、今度はもっともっと長く一緒にいられることを祈るばかりだ。
