神通力(超能力)の足場としての四神足とは、欲、勤、心、慧です。「佛說人仙經」
仏教経典のGPT翻訳をしていきましょう。
ChatGPTの会話は以下になります。
使用しているGPTsは以下の2つです。
パーリ語のGPTは仏教の基礎知識が入っているので、ざっくりと内容をインプットさせる用途で使っています。
漢訳経典のGPTは漢文から現代日本語訳するときの注意点等をインプットしてあるので、経典の直接的な翻訳に使用しています。
今回は「佛說人仙經」について翻訳していきます。
パーリ語からの現代日本語訳はこちらにあります。
漢文の経典はこちらから。
あるいはSAT大蔵経のサイトからも取れます。


この経文は、ナーティカ村に住む世尊が、さまざまな地方で亡くなった人々の再生について説明する場面を描いています。世尊は、五下分結を完全に滅尽し、化生の者として涅槃に到達する者、一来たる者、預流果を得た者など、異なる段階の成就を説明します。ナーティカ村の人々は、世尊の教えを聞き、歓喜し、喜悦に満たされます。また、尊者アーナンダが世尊に対して、マガダ国の亡者についても同様の教示を願い出ます。
四天王や大梵天が登場し、輪廻してどこに生まれ変わるのか、四神足について、仏教の神秘的な部分についての素朴な記述が見えます。
原文
長部
T9
佛說人仙經
西天譯經三藏朝奉大夫試光祿卿明教大師臣法賢奉 詔譯
如是我聞:
一時,佛在那提迦城崐左迦精舍中,與大眾俱。爾時,尊者阿難獨止一處,起如是念:「我佛世尊,先說所有諸方諸國,及諸城隍,所謂:盎誐國、摩伽陀國、迦尸國、憍薩羅國、蜜[口*爾]沙國、大力士國、奔拏國、蘇摩國、阿說迦國、嚩帝國、俱嚕國、半左國、嚩蹉國、戍囉西那國、夜嚩那國、甘謨惹國等。而彼諸國,所有聲聞,已入滅者,佛皆說彼生於某果報。唯彼摩伽陀國,所有上首諸優婆塞皆已命終,彼摩伽陀國,空廓無人。我佛世尊,未為宣說生於何處?」是時,尊者阿難作是念已,即出自舍,往詣佛所,到佛所已,偏袒右肩,右膝著地,即以頭面,禮世尊足,住立佛前,白世尊言:「如先所說,諸方諸國,我從佛聞,皆已了知。乃至從佛聞所說法,亦悉了知。乃至那提迦城諸優婆塞所生之處,佛亦說已。又彼那提迦城,次有五百優婆塞,亦已命終,彼優婆塞善斷三障,證須陀洹果,逆生死流,七來人間,七生天上,了苦邊際,決證菩提。又彼那提迦城,復有三百優婆塞,亦次命終,彼優婆塞亦斷三障及貪瞋癡,一來人間,了苦邊際,證斯陀含果。又彼那提迦城,有二百五十優婆塞,復次命終,彼優婆塞能斷五種煩惱及隨煩惱,證阿那含果,不還人間,不復輪轉。如是等事,亦悉了知。唯獨摩伽陀國,所有諸上首優婆塞命終之後,摩伽陀國空廓無人。云何,世尊!獨不說彼諸優婆塞所生之處?唯願世尊,為我宣說,摩伽陀國諸優婆塞,今生何處?所修行業,得何果報?世尊!又彼摩伽陀國,頻婆娑羅王一心向佛,知於正法及奉僧伽,盡於壽命,常念不忘。命終之後,國中人民,咸讚王德,作如是言:『此是法王。願此法王,生於善世,獲最勝樂。』世尊!云何未說彼王所生之處,及心所願乃至果位?唯願世尊,一一宣說。」又復白言:「世尊!彼摩伽陀國,乃是我佛成正覺地,最勝無比。而此勝地,是王為主,唯願世尊,為說生處。」
爾時,世尊受阿難請已,默然而住。時,尊者阿難見佛默然,即知受請,便以頭面禮世尊足,還於本處。
爾時,世尊過夜分已,至於來晨食時,著衣執持應器,入那提迦城,次行乞食。得品饌已,還於本處,收衣洗足,敷座而食。飯食訖已,而暫經行,復還本座,觀察阿難所問:「摩伽陀國王,及諸優婆塞此處滅已,當生何處?以何行願,得何果報?」作是觀時,以佛神通,於虛空中,有聲稱名:「世尊!我是人仙。善逝!我是人仙。」爾時,世尊聞空聲已,即從座起,往聲聞處,彼聲聞眾,圍遶而坐。阿難尊者來詣佛所,偏袒右肩,禮世尊足,住立佛前,而白佛言:「世尊!何因何緣倍常適悅?」
爾時,世尊告阿難言:「如汝所請,為摩伽陀國頻婆娑羅王,及諸優婆塞,此處滅已,當生何處?以何行願,得何果報?我以此義,說時未至,示同世間,憶念而住。過是夜分,至於食時,入城乞食,迴還本處,食訖經行,復還本座,以汝所問說時已至,憶念觀察。彼摩伽陀國王,及諸優婆塞,死此生彼,行願果報。如是之次以我神通,於虛空中,有聲稱言:『世尊!我是人仙。善逝,我是人仙。』」
佛復告言:「阿難!汝於往昔,聞有如是名否?」
阿難白言:「世尊!未聞有是名者,我聞此名,身毛喜竪。」尊者阿難,說是語次又聞空中聲曰:「世尊!我是頻婆娑羅王。善逝,我是頻婆娑羅王。我今向佛,二三稱說名字族氏。世尊!往昔人仙,命終之後,生於人間,得為人王,證須陀洹果。今第七生,生毘沙門宮,為天王子,亦名人仙。世尊!我為毘沙門天王之子,善能了知佛所說法,微妙寂靜安樂之句,當來證得斯陀含果。」
佛即讚言:「善哉!善哉!而汝人仙甚善甚善,汝能如是行無放逸。先於何處,以何因緣,而能獲得須陀洹果?」
人仙答言:「我別無因,亦別無緣,唯知佛法微妙最勝,深信奉行,乃證初果。」又復白言:「世尊!我受持國天王命,往彼南方增長天王處。由是見知我佛世尊,在崑左迦精舍,獨處堂中,觀察摩伽陀國王,及諸優婆塞,從此處滅生於何處?以何行願?得何果報?如是等事,我佛欲說。世尊!我從父王毘沙門所,親聞是事,憶持不忘,是故我今正以此緣,來詣佛所,欲說斯事。」
佛言:「人仙!今正是時,汝當廣說。」
是時,人仙承佛聖旨,而白佛言:「世尊!一時我聞,父毘沙門天告於眾言:『汝等聖者當一心聽。我於往昔在三十三天,說法勝會。諸天皆集,及護世天,亦在彼會,各處本方。持國天王處於東方,面西而坐。增長天王處於南方,面北而坐。廣目天王處於西方,面東而坐。我處北方面南而坐。諸聽法眾坐護世前。是時,諸天及護世等,皆為聽法,來赴勝會。既聞法已欲還本宮,忽有大光,普照勝會,諸天光明映蔽不現。
「『爾時,帝釋天主告諸天言:「汝等當知,今此大光普照勝會,使我諸天光明色相映蔽不現。是故汝等當知非久,大梵天王來此會中。於意云何?大梵天王,凡所行處,先現祥瑞。汝諸天等,勿起本座,知彼何緣現此光明。」時,諸天眾及護世天白帝釋言:「我等承命未起本座,乃至了知所現光明。」時,大梵王以童子形,於彼勝會,忽然出現。頭有五髻,色相具足,於彼會中即便說偈,告諸天曰:
「『「汝歸佛世尊, 世間為眼目,
善說微妙法, 令得寂靜句。
汝等諸天眾, 威力大色相,
因持佛梵行, 由是生天界。
復有淨行者, 具色壽名稱,
是大智佛子, 非久生此界。
天眾聞是語, 心生大歡喜,
歸依佛世尊, 信法中妙法。
梵王說偈時, 具五種妙音,
甚深如雲雷, 聞者樂真實。」
「『大梵天王說偈之時,具五種妙音,所謂大梵音、迦陵頻伽音、大鼓音、大雷音、及愛樂音等。又彼梵王於勝會中,攝童子形,復現大身。於意云何?大梵天王隨眾心樂,而現其身。所現大身,有二種德,具大色相,普聞名稱。譬如黃金有二種德,謂色及名。大梵天王於天眾中,二種顯現亦復如是。又復梵王到勝會時,會中天眾,不起本座,亦不作禮。時,彼天眾合掌而住,各起所念:「嗚呼!娑婆世界主,大梵天王於此會前以所現身,復現大身。」是時,梵王知天眾心,於大身中,倍復現大,於彼勝會,上虛空中,跏趺而坐,譬大力士於地而坐,大梵天王亦復如是。
「『爾時,大梵天王復告天眾:「所現大身,是四神足力,唯佛世尊悉知悉見,能說、能修、亦復能現。是故汝等,亦當誠心修彼神足,乃至現通作大利益。四神足者,謂欲勤心慧。」是時,天眾又復心念:「嗚呼!大梵天王,願化我等天眾,一一皆如梵天王身,一一梵天懷中坐一天王。」爾時,大梵天王知天眾心,即以神力,攝諸天身,化梵王身,各於懷中,坐一天王。是彼天眾,所有心念,皆悉滿足,獲大安樂,譬如剎帝利王,受父灌頂,而紹王位,心念滿足,獲大安樂,彼諸天眾亦復如是。
「『爾時,大梵復告天眾:「汝等諸天及護世等,當一心聽。諸聖者唯佛、如來、正等正覺,於四神足,能廣宣說、能久修習、能大變現。是故汝等當發誠心,應勤修習,自在變現,作大利益。」是時,梵王懷中所坐天王,各生疑念:「唯有一大梵王,我坐懷中;云何言時諸天皆言?若彼默時諸天亦默?」又帝釋天主,起如是念:「嗚呼!大梵天王,願攝我等天眾本形,變一大身,坐我懷中。」時,大梵王知帝釋念,攝天眾形,現一大身,帝釋懷中跏趺而坐。大梵天王當以如是神足之力,種種變現,作化事已,又復告彼諸天及護世等:「我佛世尊以此四神足力,及聲聞法,先所化度者,即摩伽陀國,八萬優婆塞善斷三障,盡苦邊際,證須陀洹果。於天上人間,七返往來,有生他化自在天者、有生化樂天者、有生三十三天者、有生四王天者;有生人間大剎帝利王宮者、有生上首大婆羅門家、有生上首大長者家。」又復諸天眾等,有思念者:「嗚呼!云何能得四佛出現於世?」復有思念:「嗚呼!云何能得八佛出現於世?」大梵天王知彼天眾心之所念,而復告言:「汝等天眾莫作是念,思欲四佛出現於世,乃至八佛出現於世。是義不然。汝等當知,我從佛聞,無有二佛同出於世,何有四佛八佛同出世耶?汝等但願,我佛世尊無漏之體,壽命增長,久住世間。」時,彼諸天又復作念:「大梵天王,云何一一實知我心?」彼諸天等,即生驚怖,心懷愁惱。時,大梵王告彼眾言:「汝諸天眾及護世等,一心諦聽。如來、應供、正等正覺宣說一乘正法,令諸眾生遠離憂悲苦惱,皆得清淨,證真實理。」又復告言:「有三種法,如來悉知。何名三種?所謂有人,先作身不善業、意不善行,後因親近善友,聽聞妙法,繫念思惟,斷身不善、造身善業,斷意不善、行意善行。是人樂中生樂,悅意中復生悅意。譬如有人於喜生喜,喜復生喜,彼人悅樂亦復如是,此謂第一種法。復次,有人先受五慾作不善業,後親善友,聽聞妙法,繫念思惟,棄於慾樂,亦復不造諸不善業。是人樂中生樂,悅意中復生悅意。譬如有人喜中生喜,喜復生喜,悅樂法者亦復如是,此謂第二種法。復次,有人於不善法如實了知,亦於善法如實了知,乃至苦集滅道亦如實知。後復親近善友,於不善法及諸善法,乃至苦集滅道,於是諸法,倍復精曉,是人樂中生樂,於悅意中復生悅意。譬如有人喜中生喜,喜復生喜,悅樂法者亦復如是,此謂第三種法。」復次,大梵天王又告諸天及護世等:「諸聖者當一心聽。有四種法,彼佛世尊悉知悉見。何者為四?謂身、受、心、法。如來以慧觀是四法,若內若外,如實了知。智慧現行,修習圓滿。善說菩提一乘正法,令諸眾生咸得清淨,離憂悲苦惱,證妙法理。」
「『復次,大梵天王又告諸天及護世等言:「諸聖者當一心聽。有八正道法,彼佛如來、應供、正等正覺悉知悉見。何等為八?謂正見、正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念、正定。如是八正道,即是三摩地受用法。若有如是得正思惟,行於梵行,修習圓滿,獲梵天樂。又復正語,正一切言,滿一切相,正說梵行,分別顯教,得如實旨。宣說正語,開甘露門,示一乘法,令諸眾生咸得清淨,離憂悲苦,證妙法理。」』」
爾時,人仙白佛言:「世尊!如我所說種種法要,皆是大梵天王於帝釋宮,為三十三天及四護世諸天眾等,如是宣說;我父毘沙門天王,迴還本宮,為我宣說,我悉記憶,無所忘失。今承如來大威力故,為尊者阿難欲知頻婆娑羅王所生所滅行願果報,我今對佛如實宣說。」
佛即讚言:「善哉!善哉!汝能善說。」
爾時,人仙說是法已,阿難尊者及諸會眾,得聞是法,歡喜信受,禮佛而退。
佛說人仙經
要約
『佛說人仙經』の内容を要約します。
この経典は、釈尊がナティカの都市で修行者たちと共に滞在している場面から始まります。阿難は、かつて多くの国々の人々の生まれ変わりについて仏が述べたにもかかわらず、摩伽陀国の尊者たちが死後どこに生まれ変わったかを語っていないことに疑問を抱き、その質問を釈尊に投げかけます。阿難の質問に対し、釈尊はその答えを後日に持ち越しますが、翌朝、釈尊は乞食を終えた後、摩伽陀国の王や尊者たちの死後の行き先を観察し、神通力によって虚空から「人仙」の声を聞きます。
この「人仙」は、かつての摩伽陀国の王であり、現在は毘沙門天王の子として生まれ変わり、再び修行を続けていることを告げます。彼は、かつて仏法を信じ、修行によって初果である須陀洹を得ていたことから、今でもその成果を引き継ぎ、来世でさらなる高い果報を得ることを示しています。また、彼は毘沙門天王の教えや自身の修行の経験を釈尊の前で語り、その功徳を讃えられます。
最後に、この経典では摩伽陀国の尊者たちや王が、正しい行いと仏法への信仰によって、死後も良い果報を得ていることが明らかにされ、仏の教えの尊さが再確認されます。
現代語訳
長部 人仙—Taishō Tripiṭaka T9
佛說人仙經 西天譯經三藏朝奉大夫試光祿卿明教大師臣法賢奉 詔譯
如是我聞: 一時,佛在那提迦城崐左迦精舍中,與大眾俱。
『佛説人仙経』
法賢訳
「こう聞きました。
ある時、仏はナティカ城のクンドゥジャ精舎におられ、大勢の弟子たちと共にいました。」
爾時,尊者阿難獨止一處,起如是念:「我佛世尊,先說所有諸方諸國,及諸城隍,所謂:盎誐國、摩伽陀國、迦尸國、憍薩羅國、蜜[口*爾]沙國、大力士國、奔拏國、蘇摩國、阿說迦國、嚩帝國、俱嚕國、半左國、嚩蹉國、戍囉西那國、夜嚩那國、甘謨惹國等。而彼諸國,所有聲聞,已入滅者,佛皆說彼生於某果報。唯彼摩伽陀國,所有上首諸優婆塞皆已命終,彼摩伽陀國,空廓無人。我佛世尊,未為宣說生於何處?」
その時、尊者阿難は一人で一箇所に留まり、次のように考えました。「我が仏世尊は、かつて諸々の地域や国々、そして城郭について語られました。例えば、盎誐国、摩伽陀国、迦尸国、憍薩羅国、蜜爾沙国、大力士国、奔拏国、蘇摩国、阿説迦国、嚩帝国、俱嚕国、半左国、嚩蹉国、戍囉西那国、夜嚩那国、甘謨惹国などです。そして、それらの国々において、すでに入滅した声聞たちが何に生まれ変わったかについて、仏はすべてお話しになられました。しかし、摩伽陀国のすべての上首優婆塞たちはすでに命を終え、その国は空虚で人がいません。我が仏世尊は、彼らがどこに生まれ変わったかをまだ説いておられません。」
是時,尊者阿難作是念已,即出自舍,往詣佛所,到佛所已,偏袒右肩,右膝著地,即以頭面,禮世尊足,住立佛前,白世尊言:「如先所說,諸方諸國,我從佛聞,皆已了知。乃至從佛聞所說法,亦悉了知。乃至那提迦城諸優婆塞所生之處,佛亦說已。又彼那提迦城,次有五百優婆塞,亦已命終,彼優婆塞善斷三障,證須陀洹果,逆生死流,七來人間,七生天上,了苦邊際,決證菩提。
その時、尊者阿難はこのように思いを巡らせた後、すぐに自分の住まいを出て、仏のもとへ向かいました。仏のところに到着すると、右肩を露出し、右膝を地に着け、頭を下げて世尊の足元に礼拝し、仏の前に立って次のように申し上げました。「先に仏が説かれたように、諸方の国々について私は仏から聞いてすでに理解しております。さらに、仏から聞いた教えについてもすべて理解しております。那提迦城の諸優婆塞たちがどこに生まれ変わったかについても、仏はお説きになりました。また、那提迦城には五百人の優婆塞がいて、彼らもすでに命を終えました。彼らは、三つの障害を巧みに断ち切り、須陀洹果を証得し、生死の流れに逆らい、七度人間に生まれ、七度天上に生まれ、苦しみの限界を知り、菩提を決して証得する者となりました。
又彼那提迦城,復有三百優婆塞,亦次命終,彼優婆塞亦斷三障及貪瞋癡,一來人間,了苦邊際,證斯陀含果。又彼那提迦城,有二百五十優婆塞,復次命終,彼優婆塞能斷五種煩惱及隨煩惱,證阿那含果,不還人間,不復輪轉。如是等事,亦悉了知。唯獨摩伽陀國,所有諸上首優婆塞命終之後,摩伽陀國空廓無人。云何,世尊!獨不說彼諸優婆塞所生之處?唯願世尊,為我宣說,摩伽陀國諸優婆塞,今生何處?所修行業,得何果報?
また、那提迦城にはさらに三百人の優婆塞がおり、彼らも次に命を終えました。彼らの中には三つの障害と貪り・怒り・無知を断ち切り、一度だけ人間に戻って、苦しみの終わりを理解し、斯陀含果を証得した者たちがいます。さらに、那提迦城には二百五十人の優婆塞がいて、彼らも次に命を終えました。彼らは五つの煩悩と、それに付随する煩悩を断ち切り、阿那含果を証得して人間に戻ることなく、再び輪廻を繰り返すこともありません。このようなことも、すべて私は理解しています。しかし、摩伽陀国の上首の優婆塞たちが命を終えた後、摩伽陀国は空虚となり人がいなくなりました。どうして、世尊!ただ摩伽陀国の優婆塞たちの生まれ変わりの場所だけを説かれないのでしょうか?どうか世尊、私のために摩伽陀国の優婆塞たちが今どこに生まれ、彼らが行った行為によってどのような果報を得たのかをお教えください。
世尊!又彼摩伽陀國,頻婆娑羅王一心向佛,知於正法及奉僧伽,盡於壽命,常念不忘。命終之後,國中人民,咸讚王德,作如是言:『此是法王。願此法王,生於善世,獲最勝樂。』世尊!云何未說彼王所生之處,及心所願乃至果位?唯願世尊,一一宣說。」又復白言:「世尊!彼摩伽陀國,乃是我佛成正覺地,最勝無比。而此勝地,是王為主,唯願世尊,為說生處。」
「世尊!さらに、その摩伽陀国の頻婆娑羅王は、一心に仏に帰依し、正しい教えを理解し、僧伽(僧団)に奉仕し、寿命を全うするまで仏を常に忘れることがありませんでした。王が命を終えた後、国の民衆は皆、王の徳を讃えて次のように言いました:『この方は法の王である。この法の王が善い世界に生まれ、最上の楽しみを得られますように。』世尊!なぜ、その王がどこに生まれ変わったのか、そして彼の願いと果報について、まだ説かれていないのでしょうか?どうか世尊、すべてをお説きください。」さらに阿難は続けて申し上げました。「世尊!あの摩伽陀国は、まさに仏が正覚を成就された地であり、比類なき最勝の地です。その勝地を治めた王について、どうかその生まれ変わりの場所をお説きください。」
爾時,世尊受阿難請已,默然而住。時,尊者阿難見佛默然,即知受請,便以頭面禮世尊足,還於本處。 爾時,世尊過夜分已,至於來晨食時,著衣執持應器,入那提迦城,次行乞食。得品饌已,還於本處,收衣洗足,敷座而食。飯食訖已,而暫經行,復還本座,觀察阿難所問:「摩伽陀國王,及諸優婆塞此處滅已,當生何處?以何行願,得何果報?」
その時、世尊は阿難の請いを受け、沈黙したまま座していました。尊者阿難は、世尊の沈黙を見て、請いを受け入れられたことを悟り、すぐに頭を下げて世尊の足を礼拝し、自らの場所に戻りました。
その後、世尊は夜の時間を過ごし、朝の食事時に至ると、衣を着けて鉢を持ち、那提迦城に入り、次々と托鉢に回りました。供え物を得た後、本来の場所に戻り、衣をしまい、足を洗い、座席を整えて食事をとりました。食事が終わると、少しの間歩行し、再び自分の座に戻り、阿難の質問に対して思索を始めました。「摩伽陀国王と、彼の優婆塞たちは、この世を去った後、どこに生まれ変わったのだろうか?彼らはどのような行と願を持って、どのような果報を得たのか?」
作是觀時,以佛神通,於虛空中,有聲稱名:「世尊!我是人仙。善逝!我是人仙。」爾時,世尊聞空聲已,即從座起,往聲聞處,彼聲聞眾,圍遶而坐。阿難尊者來詣佛所,偏袒右肩,禮世尊足,住立佛前,而白佛言:「世尊!何因何緣倍常適悅?」
このように観察していると、世尊の神通力によって、虚空から声が聞こえてきました。「世尊よ!私は人仙です。善逝よ!私は人仙です。」その時、世尊は空中の声を聞き、すぐに座を立ち、声聞たちが集まっている場所に向かい、彼らに囲まれて座りました。尊者阿難は世尊のもとに来て、右肩を露わにし、世尊の足を礼拝し、立ち上がって申し上げました。「世尊!どのような理由で、今日はいつもよりもご機嫌が良いのですか?」
爾時,世尊告阿難言:「如汝所請,為摩伽陀國頻婆娑羅王,及諸優婆塞,此處滅已,當生何處?以何行願,得何果報?我以此義,說時未至,示同世間,憶念而住。過是夜分,至於食時,入城乞食,迴還本處,食訖經行,復還本座,以汝所問說時已至,憶念觀察。彼摩伽陀國王,及諸優婆塞,死此生彼,行願果報。如是之次以我神通,於虛空中,有聲稱言:『世尊!我是人仙。善逝,我是人仙。』」
その時、世尊は阿難に告げました。「あなたの請願の通り、摩伽陀国の頻婆娑羅王と諸優婆塞が、この世で亡くなった後、どこに生まれ変わり、どのような行いと願いによって、どのような果報を得たのかを説明する時がまだ来ていなかったので、私は世間の者と同じく黙って観察していました。夜が明けて食事の時間が来ると、私は町に入って乞食を行い、食事を終えた後、再び本来の座に戻って歩行し、あなたの質問に答える時が来たことを感じて、観察しました。すると、摩伽陀国の王や諸優婆塞たちは、この世で亡くなり、あの世に生まれ変わり、それぞれの行いと願いによって果報を得ていました。その後、私の神通力により、虚空から声が響き、『世尊よ、私は人仙です。善逝よ、私は人仙です。』と称されたのです。」
佛復告言:「阿難!汝於往昔,聞有如是名否?」 阿難白言:「世尊!未聞有是名者,我聞此名,身毛喜竪。」尊者阿難,說是語次又聞空中聲曰:「世尊!我是頻婆娑羅王。善逝,我是頻婆娑羅王。我今向佛,二三稱說名字族氏。世尊!往昔人仙,命終之後,生於人間,得為人王,證須陀洹果。今第七生,生毘沙門宮,為天王子,亦名人仙。世尊!我為毘沙門天王之子,善能了知佛所說法,微妙寂靜安樂之句,當來證得斯陀含果。」
仏はさらに告げました。「阿難よ、お前はかつて、このような名前を聞いたことがあるか?」
阿難は答えました。「世尊、そのような名前は聞いたことがありません。この名前を聞いた時、私は身の毛が逆立つほど喜びました。」
尊者阿難がこの言葉を話した時、再び虚空から声が響きました。「世尊よ、私は頻婆娑羅王です。善逝よ、私は頻婆娑羅王です。今、仏のもとへ参り、私の名前と家柄を二度三度告げております。世尊、かつて人仙が亡くなった後、人間界に生まれ変わり、人王となり、須陀洹果を証得しました。今や、私は第七の生を毘沙門天宮で迎え、天王の子となり、同じく人仙と名乗っています。世尊、私は毘沙門天王の子として、仏が説かれた法の微妙で静寂な安楽の句をよく理解し、来るべき時には斯陀含果を証得するでしょう。」
佛即讚言:「善哉!善哉!而汝人仙甚善甚善,汝能如是行無放逸。先於何處,以何因緣,而能獲得須陀洹果?」 人仙答言:「我別無因,亦別無緣,唯知佛法微妙最勝,深信奉行,乃證初果。」又復白言:「世尊!我受持國天王命,往彼南方增長天王處。由是見知我佛世尊,在崑左迦精舍,獨處堂中,觀察摩伽陀國王,及諸優婆塞,從此處滅生於何處?以何行願?得何果報?如是等事,我佛欲說。世尊!我從父王毘沙門所,親聞是事,憶持不忘,是故我今正以此緣,來詣佛所,欲說斯事。」
仏は彼に賞賛し、「善いかな、善いかな、人仙よ、あなたの行いは非常に良い。あなたがこのように無放逸に行じた結果、どのようにして須陀洹果(Sotāpanna)を得たのか教えてください」と言った。人仙は答えて言った、「私は特別な原因や理由があったわけではありません。ただ仏法の微妙さを理解し、深く信じて実行したことで、初果を証得したのです」と。
さらに人仙は、「世尊よ、私は毘沙門天王の命を受け、南方の増長天王のもとへ行きました。そこで、崑左迦精舎におられる世尊を拝見しました。世尊が摩伽陀国王や優婆塞たちが命を終えた後、どこに生まれ、どのような行いをした結果、どのような報いを得たのかを観察しておられました。このことを世尊がお話しになりたいと思われていることを知りました。私は父である毘沙門天王からこの事実を直接聞き、忘れることなく覚えております。ですから、私はこのことをお伝えするために仏前に参りました」と述べました。
佛言:「人仙!今正是時,汝當廣說。」 是時,人仙承佛聖旨,而白佛言:「世尊!一時我聞,父毘沙門天告於眾言:『汝等聖者當一心聽。我於往昔在三十三天,說法勝會。諸天皆集,及護世天,亦在彼會,各處本方。持國天王處於東方,面西而坐。增長天王處於南方,面北而坐。廣目天王處於西方,面東而坐。我處北方面南而坐。諸聽法眾坐護世前。是時,諸天及護世等,皆為聽法,來赴勝會。既聞法已欲還本宮,忽有大光,普照勝會,諸天光明映蔽不現。
仏は言った。「人仙よ!今こそ、その時だ。汝は広く語るべきである。」
その時、人仙は仏の聖旨を承り、仏に対してこう述べた。「世尊!ある時、私は父である毘沙門天が次のように言うのを聞きました。『汝たち聖者は心を一つにして聞くがよい。かつて私は三十三天において、法を説く大集会を開いた。その時、諸天が皆集まり、護世四天王もそこにいた。それぞれが自分の方角に位置し、持国天王は東方に座し、西を向いていた。増長天王は南方に座し、北を向いていた。広目天王は西方に座し、東を向いていた。そして、私は北方に座し、南を向いていた。護世四天王の前に集まった天衆たちは、法を聞くために大集会に集まっていた。そして、法を聞いた後、それぞれの宮殿に帰ろうとしていた時、突然、大きな光が現れ、その光が会場全体を照らし、天衆の光が見えなくなってしまった。』」
「『爾時,帝釋天主告諸天言:「汝等當知,今此大光普照勝會,使我諸天光明色相映蔽不現。是故汝等當知非久,大梵天王來此會中。於意云何?大梵天王,凡所行處,先現祥瑞。汝諸天等,勿起本座,知彼何緣現此光明。」時,諸天眾及護世天白帝釋言:「我等承命未起本座,乃至了知所現光明。」
その時、帝釈天主が諸天に告げて言いました。「汝たちは知るべきである。今、この大きな光がこの集会全体を照らしているため、我ら天衆の光明が覆われて見えなくなっている。だから汝たちは知るべきだ。この光は近いうちに、大梵天王がこの集会に現れる前兆である。どう思うか?大梵天王はどこへ行っても、まず吉祥を示す。汝たち天衆は座を離れず、その光の現れた理由を知りなさい。」
その時、諸天衆と護世四天王たちは、帝釈に答えました。「私たちは命を受けて座を離れませんでした。そして、この光の現れた理由を理解しました。」
時,大梵王以童子形,於彼勝會,忽然出現。頭有五髻,色相具足,於彼會中即便說偈,告諸天曰: 「『「汝歸佛世尊, 世間為眼目, 善說微妙法, 令得寂靜句。 汝等諸天眾, 威力大色相, 因持佛梵行, 由是生天界。 復有淨行者, 具色壽名稱, 是大智佛子, 非久生此界。 天眾聞是語, 心生大歡喜, 歸依佛世尊, 信法中妙法。 梵王說偈時, 具五種妙音, 甚深如雲雷, 聞者樂真實。」
その時、大梵天王が童子の姿で、その集会に忽然と現れました。頭には五つの髻(もとどり)があり、姿形は完全でした。彼はその集会の中で、すぐに偈(うた)を唱え、諸天に告げました:
「汝たち、仏世尊に帰依せよ、
世間の目となる存在である。
微妙な法を善く説き、
寂静(さびしさを越えた平安)の教えを得させる者である。
汝たち諸天衆よ、
大いなる力と姿を持つ者たちよ、
仏の梵行を守り、
そのために天界に生まれたのである。
さらに清浄な行を持つ者が、
姿と長寿と名声を備え、
その者は大いなる智慧を持つ仏子であり、
やがてこの界に生まれるだろう。
諸天衆はこの言葉を聞いて、
大いに歓喜し、
仏世尊に帰依し、
法の中の微妙な教えを信じた。
梵王が偈を説くとき、
五種の妙音を備え、
それは深遠で、雲の雷のようであり、
聞いた者は真実の喜びを感じた。」
「『大梵天王說偈之時,具五種妙音,所謂大梵音、迦陵頻伽音、大鼓音、大雷音、及愛樂音等。又彼梵王於勝會中,攝童子形,復現大身。於意云何?大梵天王隨眾心樂,而現其身。所現大身,有二種德,具大色相,普聞名稱。譬如黃金有二種德,謂色及名。大梵天王於天眾中,二種顯現亦復如是。又復梵王到勝會時,會中天眾,不起本座,亦不作禮。時,彼天眾合掌而住,各起所念:「嗚呼!娑婆世界主,大梵天王於此會前以所現身,復現大身。」
「大梵天王が偈を唱えるとき、五つの妙音を備えていました。それは、大梵音、迦陵頻伽(かりょうびんが)音、大鼓音、大雷音、そして愛楽音などです。さらに、彼は勝会(偉大な集会)の中で、童子の姿を取って現れた後、再び大きな身を現しました。どういうことでしょうか?大梵天王は、天衆の心の楽しみを察して、その身を現したのです。現れた大きな身には二つの徳があり、大いなる色相と、広く知られた名声を備えていました。たとえば、黄金には色と名という二つの徳があるように、大梵天王も天衆の中で二つの徳を顕現したのです。
また、大梵天王が勝会に現れたとき、集まった天衆は席を立たず、礼をすることもしませんでした。その時、天衆は合掌して静かに立ち、それぞれがこう思い起こしました。「ああ!娑婆世界の主、大梵天王はこの会の前で、現れたその姿をさらに大きな身に変えられたのだ。」」
四神足
是時,梵王知天眾心,於大身中,倍復現大,於彼勝會,上虛空中,跏趺而坐,譬大力士於地而坐,大梵天王亦復如是。 「『爾時,大梵天王復告天眾:「所現大身,是四神足力,唯佛世尊悉知悉見,能說、能修、亦復能現。是故汝等,亦當誠心修彼神足,乃至現通作大利益。四神足者,謂欲勤心慧。」是時,天眾又復心念:「嗚呼!大梵天王,願化我等天眾,一一皆如梵天王身,一一梵天懷中坐一天王。」爾時,大梵天王知天眾心,即以神力,攝諸天身,化梵王身,各於懷中,坐一天王。
その時、梵天王は天衆の心を知り、大きな身をさらに大きく現し、勝会の上空で跏趺(かふ)しながら座りました。これは、まるで強大な力を持つ戦士が地上に座るかのように、大梵天王も同じように空中に座したのです。
その時、大梵天王は再び天衆に告げました。「私が現したこの大きな身は、四つの神足力によるものです。この神足力を完全に知り、見て、教え、修行し、さらに現すことができるのは、ただ仏世尊だけです。だからこそ、あなたたちも誠心を持ってその神足を修行しなさい。そして、その神足をもって、広く利益をもたらすことができるのです。四つの神足とは、欲(よく)、勤(ごん)、心(しん)、慧(え)です。」
この時、天衆はまた心にこう念じました。「ああ!大梵天王よ、私たち天衆をあなたのように変化させ、一人ひとりを大梵天王の身のようにし、各自が梵天の懐に座して天王となるように願います。」
その時、大梵天王は天衆の心を知り、すぐに神力を用いて、天衆の身を集め、彼らを梵天王の身に変化させ、それぞれが梵天の懐に座して天王となりました。」
是彼天眾,所有心念,皆悉滿足,獲大安樂,譬如剎帝利王,受父灌頂,而紹王位,心念滿足,獲大安樂,彼諸天眾亦復如是。
「その天衆たちは、心に抱いていたすべての願いが満たされ、大きな安楽を得ました。それは、まるで剎帝利(しゃっていり)王が父から灌頂(かんじょう)を受けて王位を継ぎ、心の願いが叶い、大きな安楽を得たかのようです。その天衆たちもまた同じく、満たされたのです。」
「『爾時,大梵復告天眾:「汝等諸天及護世等,當一心聽。諸聖者唯佛、如來、正等正覺,於四神足,能廣宣說、能久修習、能大變現。是故汝等當發誠心,應勤修習,自在變現,作大利益。」是時,梵王懷中所坐天王,各生疑念:「唯有一大梵王,我坐懷中;云何言時諸天皆言?若彼默時諸天亦默?」
「その時、大梵天王は天衆に告げました、『汝たち諸天や護世たちよ、心を一つにして聞きなさい。聖なる者たちの中で、ただ仏、如来、正等正覚のみが、四神足について広く説き、長く修習し、大きく変化を現すことができるのです。だから、汝たちは誠心を起こし、熱心に修行し、自在に変化を現して大きな利益を作り出すべきです。』その時、大梵天王の懐に座していた天王たちはそれぞれ疑問を抱きました、『たった一人の大梵天王が私の懐に座っているのに、どうして他の天衆たちが話しているのだろうか?もし彼が沈黙すれば、天衆もまた沈黙するのだろうか?』」
又帝釋天主,起如是念:「嗚呼!大梵天王,願攝我等天眾本形,變一大身,坐我懷中。」時,大梵王知帝釋念,攝天眾形,現一大身,帝釋懷中跏趺而坐。大梵天王當以如是神足之力,種種變現,作化事已,又復告彼諸天及護世等:「我佛世尊以此四神足力,及聲聞法,先所化度者,即摩伽陀國,八萬優婆塞善斷三障,盡苦邊際,證須陀洹果。
また、帝釈天主は次のように考えました。「ああ、大梵天王よ、どうか私たち天衆の本来の形を収め、一つの大きな身体に変えて、私の懐に座ってください。」その時、大梵天王は帝釈の思いを知り、天衆たちの形を収め、一つの大きな身体を現し、帝釈の懐に跏趺(座禅の姿勢)して座りました。大梵天王はこの四神足の力をもってさまざまな変化を現し、化現の行為を終えた後、さらに天衆たちや護世たちに告げました。「我が仏世尊は、この四神足の力と声聞の教えによって、最初に摩伽陀国の八万の優婆塞を教化されました。彼らは三障を善く断ち、苦の終わりに至り、須陀洹果を証得しました。」
於天上人間,七返往來,有生他化自在天者、有生化樂天者、有生三十三天者、有生四王天者;有生人間大剎帝利王宮者、有生上首大婆羅門家、有生上首大長者家。」又復諸天眾等,有思念者:「嗚呼!云何能得四佛出現於世?」復有思念:「嗚呼!云何能得八佛出現於世?」
「天上と人間の間で七度生死を繰り返し、他化自在天に生まれる者や、化楽天に生まれる者、三十三天に生まれる者、四王天に生まれる者がいます。また、人間界では、偉大な剣帝利王の宮殿に生まれる者や、名高い大婆羅門の家に生まれる者、上位の大長者の家に生まれる者もいます。」さらに、天衆の中には次のように思念する者がいました。「ああ!どうすれば四仏が同時にこの世に出現することができるのか?」また他の者は、「ああ!どうすれば八仏が同時にこの世に出現することができるのか?」と考えていました。
大梵天王知彼天眾心之所念,而復告言:「汝等天眾莫作是念,思欲四佛出現於世,乃至八佛出現於世。是義不然。汝等當知,我從佛聞,無有二佛同出於世,何有四佛八佛同出世耶?汝等但願,我佛世尊無漏之體,壽命增長,久住世間。」時,彼諸天又復作念:「大梵天王,云何一一實知我心?」彼諸天等,即生驚怖,心懷愁惱。
大梵天王は、天衆たちが心に抱く思念を知り、彼らに告げました。「汝ら天衆よ、そのような思いを抱いてはならない。四仏がこの世に同時に現れることを望むことや、八仏が現れることを望むこともできない。これは正しい理ではない。汝らは知るべきだ。私は仏から聞いているが、この世には同時に二人の仏が現れることはない。どうして四仏や八仏が同時に出現することがあろうか?汝らはただ、我が仏世尊が無漏の身体であり、その寿命が長く保たれ、この世に長くとどまることを願いなさい。」その時、天衆たちはまた心に思念しました。「大梵天王はどうして私たちの心をすべて知ることができるのだろうか?」天衆たちはこの思念によって驚き恐れ、心に憂いを抱きました。
時,大梵王告彼眾言:「汝諸天眾及護世等,一心諦聽。如來、應供、正等正覺宣說一乘正法,令諸眾生遠離憂悲苦惱,皆得清淨,證真實理。」又復告言:「有三種法,如來悉知。何名三種?所謂有人,先作身不善業、意不善行,後因親近善友,聽聞妙法,繫念思惟,斷身不善、造身善業,斷意不善、行意善行。
その時、大梵天王は天衆たちに告げました。「汝ら天衆および護世者たちよ、一心に耳を傾けなさい。如来、応供、正等正覚の者が、一乗の正法を宣説することにより、すべての衆生を憂い悲しみ苦悩から遠ざけ、皆を清浄にして、真実の理を証得させるのです。」また続けて言いました。「如来が悉く知るところの三つの法があります。三つの法とは何か?すなわち、ある人が、初めは身体で不善な業を行い、意によっても不善な行いをしていたが、後に善き友に親しくなり、妙法を聞いて心に留めてよく思惟し、身体の不善を断ち、身体で善業を行い、意の不善を断ち、意で善行を行うようになるというものです。」
是人樂中生樂,悅意中復生悅意。譬如有人於喜生喜,喜復生喜,彼人悅樂亦復如是,此謂第一種法。復次,有人先受五慾作不善業,後親善友,聽聞妙法,繫念思惟,棄於慾樂,亦復不造諸不善業。是人樂中生樂,悅意中復生悅意。譬如有人喜中生喜,喜復生喜,悅樂法者亦復如是,此謂第二種法。復次,有人於不善法如實了知,亦於善法如實了知,乃至苦集滅道亦如實知。
「この人は喜びの中からさらに喜びを生じ、悦びの中からさらに悦びを生じます。たとえるなら、ある人が喜びから喜びを生じ、さらに喜びを増すように、この人の悦びもまた同じです。これが第一の法です。次に、ある人が最初は五欲によって不善な業を行っていましたが、後に善き友に親しみ、妙法を聞いて心に留めてよく思惟し、欲楽を棄てて不善な業を再び行わなくなります。この人もまた、喜びの中から喜びを生じ、悦びの中からさらに悦びを生じます。たとえるなら、ある人が喜びの中で喜びを生じ、さらに喜びを増すように、悦楽を得る者もまた同じです。これが第二の法です。次に、ある人が不善の法をありのままに知り、善法についてもありのままに知り、さらには苦、集、滅、道もありのままに理解します。」
後復親近善友,於不善法及諸善法,乃至苦集滅道,於是諸法,倍復精曉,是人樂中生樂,於悅意中復生悅意。譬如有人喜中生喜,喜復生喜,悅樂法者亦復如是,此謂第三種法。」復次,大梵天王又告諸天及護世等:「諸聖者當一心聽。有四種法,彼佛世尊悉知悉見。何者為四?謂身、受、心、法。如來以慧觀是四法,若內若外,如實了知。智慧現行,修習圓滿。善說菩提一乘正法,令諸眾生咸得清淨,離憂悲苦惱,證妙法理。」
「さらに、善友に再び親しみ、不善法と善法について、さらには苦、集、滅、道について、これらの法を倍加して詳しく理解します。この人は喜びの中からさらに喜びを生じ、悦びの中からさらに悦びを生じます。たとえば、ある人が喜びから喜びを生じ、さらに喜びを増すように、悦楽を得る者もまた同じです。これが第三の法です。」
「次に、大梵天王は諸天および護世者に告げて言いました:『聖者たちよ、一心に聞きなさい。四つの法があり、仏世尊はこれらをすべて知り、すべて見通されています。これら四つとは何か?それは、身(からだ)、受(感覚)、心(こころ)、法(法理)です。如来はこの四法を智慧の目で観察し、内外を問わずありのままに知ります。そして、智慧を働かせ、修習が円満に完成します。如来はこの菩提の一乗の正法を説いて、すべての衆生を清浄にし、憂いや悲しみ、苦しみや悩みを離れさせ、妙法の真理を証させます。』」
「『復次,大梵天王又告諸天及護世等言:「諸聖者當一心聽。有八正道法,彼佛如來、應供、正等正覺悉知悉見。何等為八?謂正見、正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念、正定。如是八正道,即是三摩地受用法。若有如是得正思惟,行於梵行,修習圓滿,獲梵天樂。又復正語,正一切言,滿一切相,正說梵行,分別顯教,得如實旨。宣說正語,開甘露門,示一乘法,令諸眾生咸得清淨,離憂悲苦,證妙法理。」』」
「さらに、大梵天王は諸天および護世者に告げて言いました:『聖者たちよ、一心に聞きなさい。八つの正しい道があり、仏如来、応供、正等正覚はこれらをすべて知り、見通されています。それら八つとは何か?正見、正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念、正定です。これらの八正道は、三昧(サマーディ)を得るための方法です。もし、これらの正しい思惟を得て梵行を実践し、修習が完全に行われれば、梵天の喜びを得るでしょう。また、正語においてすべての言葉が正され、すべての形が満たされ、梵行を正しく説き、教えを明確にして、真実の意味を得るでしょう。正語を説くことで、甘露の門を開き、一乗の法を示し、すべての衆生を清浄にし、憂いや悲しみ、苦しみから解放し、妙法の真理を証させるのです。』」
爾時,人仙白佛言:「世尊!如我所說種種法要,皆是大梵天王於帝釋宮,為三十三天及四護世諸天眾等,如是宣說;我父毘沙門天王,迴還本宮,為我宣說,我悉記憶,無所忘失。今承如來大威力故,為尊者阿難欲知頻婆娑羅王所生所滅行願果報,我今對佛如實宣說。」
その時、人仙は仏に申し上げて言いました:「世尊よ!私が今お話ししたさまざまな法要は、すべて大梵天王が帝釈天の宮殿において、三十三天および四護世の諸天衆に対してこのように宣説されたものです。そして、私の父である毘沙門天王が宮殿に戻った際に、私にこのことを伝えてくださいました。私はそのすべてを記憶し、忘れたことはありません。今、如来の大いなる威力を承けて、尊者阿難が知りたいと願っている頻婆娑羅王の生まれ変わりや滅亡、行いの願いと果報について、私は如実に仏にお伝えいたします。」
佛即讚言:「善哉!善哉!汝能善說。」 爾時,人仙說是法已,阿難尊者及諸會眾,得聞是法,歡喜信受,禮佛而退。 佛說人仙經
仏はすぐに称賛して言いました:「善いかな!善いかな!あなたはよく説きました。」
その時、人仙はこの法を説き終えました。尊者阿難および集まっていた会衆は、この法を聞いて喜び、信じて受け入れ、仏に礼拝して退きました。
『仏説人仙経』完
