AI全盛時代だからこそ「考える」をエンタメに
生成AIが日常的に使われるようになり、私たちの生活は急速に便利になっています。しかしその一方で、「AIが代わりにやってくれるなら、人はどんどん考えなくなるのではないか」という危惧の声を耳にするようになりました。
私も、人は考えなくなると思います。そして何もしなければ、思考力は確実に衰え、いわゆる馬鹿になってしまう危険性をはらんでいると考えています。
では、AI時代を生きる私たちはどうすればいいのかな?
考えること自体をスポーツやエンターテイメントのように楽しみ、意図的に脳に汗をかく時代が来るかもって話題を今日は書いてみます。
便利さと引き換えに、、、
歴史を振り返ると、現代の状況を読み解くヒントがあります。 かつて、人々は農作業や木こりなど、生きるための労働として、体を動かすことが必須でした。しかし、牛馬などの家畜や道具の活用、そして産業革命による機械や自動車の登場により、人は生活のために体を酷使する必要がなくなりましたね。
その結果、体を動かさないので、筋肉や体力はどんどん退化してしまいます。だからこそ、現代人は健康維持のために、そして、純粋な楽しみとして、スポーツやフィットネスといったエンターテイメントとして体を動かしているのでしょう。
これと同じことが、これから脳にも起こります。いやもうすでに進行中なのかもね。健康を維持するように、脳も維持したいものです。AIが知的労働を代替していく中で、思考力の退化を防ぐためには、スポーツを楽しむようにエンタメとしての思考遊び、脳トレを続ける必要があるのだと思います。
脳がサビついた
私はセカンドライフをスタートさせてから4年が経過しました。 現役の会社員だった頃は、マーケティングや営業、研修など、ものすごい勢いで頭をフル回転させ、文字通り、脳に汗をかきながら仕事をしていました。24時間ずっと何かを考え続けているような状態です。
しかし退職後、仕事という強制的な思考の場がなくなると、使わなくなった脳が急激にサビつき、頭がぼんやりして使い物にならないような感覚に何度も陥りました。これには非常に焦りました。
だからこそ、仕事に代わる活動として、意識的に頭を使う作業を日常のルーティンにたくさん取り入れるようにしたのです。
エンタメとしての思考力トレーニング
今、私は完全に趣味として、様々な思考トレーニングを楽しんでいます。
noteの執筆活動
「まこさんは、どうしてnoteを書いているんですか?」とよく聞かれます。趣味であることはもちろんですが、今日改めて考えてみると、脳を退化させないための合理的なトレーニングなんですよ。当初はそうとは思わずに書き始めましたは、今思うと、note執筆は脳トレですね。
生成AIを使えば一瞬で書ける文章でも、あえて自分の頭で構成を考え、言葉を選び、アウトプットする。これは最高の頭の体操なんです。
読書の変化
会社員時代の読書は、フォトリーディングにより、必要な情報を短時間でいかに習得するかという効率重視のものでした。しかし今は違います。
著者はなぜこの表現を選んだのか?
この文章の背景にはどんな思想があるのか?
などと思考を巡らせながら読み進めます。1冊を読む時間は格段に長くなりましたが、得られる楽しみは何倍にも膨らみました。
脳をフル活用するゲーム
謎解きゲーム、マーダーミステリー、ボードゲームなどに、頻繁に参加するようになりました。先日も「北原千夜のすべて」というタイトルのマダミスを友人6人で楽しみました。マダミスに6時間、感想戦に3時間も時間を使いましたよ。
脳みそに汗をかきながら極限まで集中するのは、まさにスポーツの試合のようです。次はストーリープレイングに初挑戦する予定です。
人と会っておしゃべりをする
仕事は多くの人々と関わりますので、会議を含め、話し合いながら進んでいきます。ランチも同僚と食べ、休憩のコーヒーも同僚と飲んでいました。毎日、数十人のビジネスパーソンとの会話が繰り返される日々です。
退職後はそれがパタっとなくなので会話量が減りました。だから、週2−3回は、コミュニティメンバーとランチをしたり、スケートしたり、サウナに行ったりと会話ができる環境を絶やさないようにしています。
人と話すことって、頭使いますからね、これもトレーニングなのかなって思っています。
自分の手と頭で楽しむ贅沢
便利なツールがある時代だからこそ、あえてアナログに楽しむことも重要です。 例えば、自動翻訳機がどれだけ進化しても、自分の頭を使って英語を理解し、言葉を交わすことは強烈な脳への刺激になります。
音楽も同様です。今はAIが自動で作詞作曲から演奏、歌声まで作り出してくれる時代です。しかし、お気に入りの曲を聴き込み、自分の頭の中で音を拾ってコード譜を手書きで作成し、アコースティックギターを弾きながら自分の声で歌うから、脳を使っているんです。
先日も、友人がSUNOを使って作成したAI音楽に、コード譜を書き起こし、自ら作詞をしてみました。徳島県三好市へ旅行を思い出して、宿泊した、『とりの巣カフェまま庵』のオーナーへの感謝をこめて作詞しました。
この一連のアナログなプロセスこそが、私にとって極上のエンターテイメントであり、最大の脳トレーニングになっています。
曲名:笑顔の向こう 〜とりの巣カフェのうた〜
作曲:SUNOオリビア 作詞:SUNOまこ 編曲:まこ
旅行日程:2026.5.16-18
コーラス:なお、オリビア、マリア、みほり、しき & まこ
録音日:2026.5.25
Guitar:K.YAIRI & Guitar Effect: natu-reverb
(1番:Aメロ)
Green green mountains 風が吹き抜ける 木漏れ日の 坂道を
笑いながら 歩いた はじめて来たのに なぜか懐かしくて
(1番:A’メロ)
Slowly slowly 心ほどけてく 「おかえり」みたいに 迎えてくれる人
やさしい笑顔が 胸に残ってる
(サビ)
Happy Birthday 歌おう tonight Stars in the sky 忘れない夜
Take us home この山の宿へ また帰りたい そんな場所ができた
(2番:Aメロ)
Sweet sweet coffee 湯気がたちのぼる 手作りのタルトと
テーブルを囲んで 尽きない話に 時が止まったみたい
(2番:A’メロ)
Warmly warmly 灯りがともる 『とりの巣』のように
包み込む空間 小さなさえずり 明日へ響いてく
(2番:サビ)
Happy Birthday グラスを合わせ Sun in the sky ありがとう
Take us home この山の宿へ いつかあなたに また会いに行くね
生涯現役の脳を目指して
会社員時代、得意先として多くのお医者さまと接してきました。日々診療で患者さんと向き合い、常に脳を使い続けている医師の方々は、体は年齢とともに衰えたとしても、頭の回転はいつまでも若々しい方が本当にたくさんいらっしゃいました。
身体的な老化はある程度避けられないとしても、脳みそは日々のトレーニング次第で、さらに先まで健康に伸ばすことができると信じています。スポーツも自分のペースでウォーキングなどの軽い運動から始めるように、脳トレも自分に合ったレベルで楽しむのが長続きの秘訣です。
これからも心豊かにタイムリッチな毎日を送るために、もっと脳みそを使える面白い遊びを探し回りながら、セカンドライフを大いに満喫していきたいと思っています。
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