「あなたは誰ですか?」から始まった20年ぶりの再会
20年ぶりに、かつての職場の元同僚と再会しました。
20年という長い月日が流れているのに、顔を合わせた瞬間に「やぁ、久しぶり〜!」と、まるで最近オフィスで別れたばかりのような感覚で会話がいきなり弾みました。
この不思議で温かい感覚。あまりにも素晴らしい関係だなと深く感動したので、今日はそのエピソードを書き留めてみます。
どうして再会できたのか?
この再会には、ちょっとしたきっかけがありました。
先週、退職当時の気持ちを振り返るnote記事を書きました。すると、そのコメント欄に、ある読者からメッセージが書き込まれたのです。
読んでみると、「最終出社日に、まこさんが誘ってくれて2人で食事をしたことが、とても思い出深いです」と書かれていました。私をとても良い人のように書いていただいたのは素直に嬉しいのですが、、、これ誰?
私はこのコメントの主が誰なのか、全く見当がつきませんでした。noteのアカウント名を見ても想像がつきません。だから失礼を承知でいただいたコメントに「大変申し訳ないのですが、あなたは誰ですか?」とストレートに返信することにしました。
すると、今度はLINEが届き、そこでようやく懐かしい元同僚の名前が浮かび上がりました。20年間一度も会っていなかったものの、LINEには少しだけ過去のやりとりの履歴が残っていたのです。
実は私は近年まで年賀状を出していたのですが、2022年の8月に退職をしてセカンドライフに入るのを契機に、年賀状を出すのをやめました。彼女が言うには、その最後の年賀状に私が「今後はLINEでお付き合いをしましょう」と書き添えていたおかげで、こうして繋がることができたとのこと。
SNSやデジタルツールで緩やかに繋がっておくって素晴らしいですね。こうやって奇跡的に再会できるのですから。
元同僚のnoteに書き込んだときの心情
彼女によると、「生まれて初めてnoteにコメントを書き込んだのよ」とのこと。私が書いた退職時のnote記事が、彼女にとって20年前の最終出社日を鮮明に思い出すのにぴったりだったようです。
一度も書いたことがないのに、あまりに退職時に記憶が蘇ってきたから書いちゃったとも言ってくれました。
その何気ないコメントから、「じゃあ、飲みに行こうよ!」と話が進みました。まるで、かつてデスクを並べて仕事をしていて「今日、仕事帰りにちょいと一杯どう?」と誘い合うようなノリで、20年ぶりの再会はあっという間に実現しました。すぐに日程が決まり、他の元同僚も呼び寄せて有楽町の居酒屋でたっぷり語り合うことになりました。
私は今、毎朝日の出を見ながら散歩をして体操をするような、のんびりとした生活を送っています。心にゆとりを持たせるため、予定は「1日1つまで」にしています。
しかも4月は東京にいる時間があまりなく、その日も日中は別件のスケジュールが入っていました。普段なら予定を詰め込むことは避けるのですが、今回ばかりは「どうしても会いたい」という気持ちが勝り、喜んで実行に移しました。
消えかかっていた記憶を呼び起こしてくれた
有楽町の居酒屋で昔話に花を咲かせる中で、私の消えかかっていた記憶が次々と呼び起こされていきました。
今から約30年前の1996年、私はまだ20歳代の頃。転職して知らない土地に赴任し、「よし、この新しい環境で頑張っていくぞ!」と意気込んでいた時期に彼女と出会いました。
今回飲んだ仲間同士で当時のことを振り返ってみると、いろんなエピソードを昨日のことのように鮮明に覚えているのに、実は私がその営業所で彼女と一緒に仕事をした期間は、なんとたったの2ヶ月であることがわかりました。
1996年10月、私がいる営業所に彼女が配属となり出会い、翌年1997年の1月には私は香川県へと転勤しています。わずか2ヶ月間だけの同僚。自分でもちょっと意外でした。
それにもかかわらず、彼女は「あの営業所はものすごく楽しくて、あの時のメンバーが最高の思い出だよ」と言ってくれました。私も全く同じ印象です。同じ会社だったので転勤後も顔を合わせる機会はありましたが、お互いの記憶に強く焼き付いているのは、やはり当時の活気ある職場環境や、個性豊かな同僚たちの姿でした。
メンバー同士の相性の良さは、仕事の業績にも直結するようです。当時の営業所は非常に成績が良く、会社からも高く評価されていた記憶があります。だからこそ、その良いエッセンスを他の営業所にも広めてほしいという管理職の狙いがあり、私を含めた何名かが次々と転勤になったのでしょう。
彼女はその後もその営業所に残ったそうですが、「メンバーが変わって一気に雰囲気が変わり、本当につまらなくなっちゃった」と、今では笑って話してくれました。
バイネームで飛び交う愚痴と、尽きない笑い
当日は急な誘いにもかかわらず、もう一人別の元同僚も駆けつけてくれました。彼女は2005年に会社を辞めているので、実に20年分の情報が途切れている状態です。同席した元同僚とも長らく会っていなかったようで、「この20年間の職場編、プライベート編の経緯をみんなで共有しようよ!」と大いに盛り上がりました。
プライベートの話では、苗字が変わったという嬉しいエピソードも聞けましたが、お酒が進むにつれて会話のほとんどは「元職場の思い出話」ばかりになっていきました。
優秀で楽しかった同僚たちの話もそこそこに、一番盛り上がるのはやはり、少し評判の悪かった社員や、パワハラ気味だった社員の話題です。有楽町の喧騒に紛れて、でっかい声でバイネームを出しては当時の愚痴を豪快に笑い飛ばし合いました。
長い会社員生活の中で数え切れないほどの同僚たちと仕事をし、様々な経験を積んできましたが、やはり20代後半から30代の、がむしゃらに働いていた時期の出会いというものは、その後の人生において非常に大きいんだなぁと、今回はしみじみと感じました。
損得勘定なしに昔の仲間と笑い合える時間は、セカンドライフの心地の良い刺激になりました。当時の出会いが純粋な財産として輝いて見えました。これからも、こうしたご縁を大切にして、そしていろんな人に会っていきたいと思います。
参照記事↓
いいなと思ったら応援しよう!
NPO法人DaredemoHeroへ寄付します。
私の人生に大きな転機となった団体で里親支援を続けています。
子どもたちの教育資金に活用させていただきます。あなたのチップをお届けします。ご協力お願いします!
ホームページ→ https://daredemohero.com