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もったいないが口癖で節約ばかりする人

節約が大好きな人との何気ない会話から、気づいたことを今日は書き留めておきます。



日々の生活の中で固定費を下げたり、無駄な支出を見直したりする節約には、私も大賛成です。しかし、生活の質や便利さを大きく下げてまで「もったいない」と切り詰めるのは、なんだか本末転倒な気がしてなりません。

もちろん、お金の使い方やライフスタイルは個人の自由なので、他人が口出しすることではないです。しかし、極端にバランス感覚がずれている人を見ていると、客観的に自分を見る視点が抜け落ちているように感じることがあります。

先日、ある方との会話で、そんな現象を目の当たりにしました。

節約が目的にすり替わった人たち

その方は「もったいない」が口癖で、日々こまごまとした節約に励んでいます。私はふと疑問に思い、「そもそも、そこまで切り詰めて貯めたお金の目的って何なの?」と聞いてみました。しかし、明確な答えは返ってきません。

話を深掘りしていくと、どうやら「お金を使わないこと」や「節約行為そのもの」が目的になっているようでした。彼が言うには、「水を節約したり、電気などのエネルギーを節約したりするのと同じ感覚」なのだそうです。

私は口には出さず、「いや、それと同じだとは思えないな〜」と感じました。限りある地球の資源を大切にすることと、市場に回してこそ価値が生まれるお金を使わずに溜め込むことを同列に語るのは、少し違う気がするからです。

面白いことに、さらに話を聞いていると、あれが欲しいな〜、たまには旅行に行きたいな〜、といった娯楽への願望はしっかりとお持ちなのです。

私から、消費したい目的があるなら、貯めたお金を使ったらと提案してみました。でも、謎のストッパーがかかって使えないようでした。これは「使えない病」の症状ですね。

もらい損なっていることには鈍い

そんな節約大好きで「もったいない」が口癖の方に、少し意地悪な質問をしてみました。

「スーパーの10円の差額にはそこまでこだわるのに、大金を銀行の普通預金にずっと放置していることは『もったいない』と思わないの?」

私の質問の意図は、現在、安全性の高い個人向け国債や手堅い投資信託などを活用すれば、ある程度の利回りを得られる時代です。新NISAのような非課税制度も充実しています。

それにもかかわらず、その方は、10年以上も使用用途のない大金を、金利がほぼつかない普通預金に置きっぱなしにしていました。

大金なのできちんとした場所で運用していれば、長い年月で得られたはずの利息は百万円にも上る可能性があります。つまり、得られるお金をもらい損なっているんです。私はそれこそ大金をドブに捨てているのと同じくらい「もったいない」ことだと感じるのです。

しかし、節約オタクの方のバランス感覚では、目先の10円、20円を死守することの方が圧倒的に大切なようでした。

「いつか急に下ろすかもしれないから」と言い訳をしますが、すでに10年以上も普通預金で眠っている事実を見れば、この先も使われることのない余剰資金であることは明白です。 当然のようにNISA口座は開設しておらず、投資は絶対に手を出してはいけないギャンブルだと固く信じてやまない様子でした。

いや、投資が怖いなら、せめて少しでも金利の良い定期預金や個人向け国債を買うくらいはすればいいのにな〜と思うのですが、いつでも下ろせる「普通預金」にこだわる心理が、私にはさっぱり理解できませんでした。

おそらくこの先も、浪費も娯楽もせず、ただひたすらに数字の羅列としての銀行預金を増やしていくのでしょう。

日本全体に蔓延する「使われないお金」問題

この方に対して感じたモヤモヤは、実は一個人の問題にとどまらない気がします。日本人の多くが、これと同じ病にかかっているのではないかと。

調べてみると、日本の家計が保有する金融資産のうち、現金・預金の割合は非常に高く、金額にしてなんと1,100兆円もの大金が眠っています。全く消費されることもなく、経済を回すための投資に回ることもなく、ただ銀行の口座にあるだけのお金です。

そして、高齢になりそのまま亡くなってしまえば、結局は将来使われないまま、多額の相続税として国庫に献上されるのでしょうね。いったい、何のために自分の人生の時間を削ってまで溜め込んでいるのだろうと不思議でなりません。お金はあの世へは持っていけないのに。

自分自身の家計も見直そう

こんな会話から我が家の家系はどうなんだろうと妻と話してみました。見直すきっかけですね。

将来への備えを言い訳にして、今しかできない経験や、人生を豊かにするための娯楽への支出を無意識に抑え込んでしまっていないか。かつての自分も、そして今の自分も、まだまだお金を有効に使うという点においては不十分なんです。

お金はあくまで、人生の質を高めるためのツールに過ぎません。ただ溜め込むだけのコレクションになってしまっては本末転倒です。この方の極端な節約ぶりを反面教師として、この機会に自分自身の家計とお金の有効活用をしっかり意識する良い機会になりました。


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まこさん NPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で里親支援を続けています。 子どもたちの教育資金に活用させていただきます。あなたのチップをお届けします。ご協力お願いします! ホームページ→ https://daredemohero.com