見出し画像

マダミス『死者は記憶で蘇る』 @吉祥寺JOLDEENO

マーダーミステリー、『死者は記憶で蘇る』。
場所は吉祥寺ジョルディーノ。

この作品は、友人の寺澤伸洋さん、ナズナさんが制作されたもので、店舗公開の記念にお声をかけていただき、6名のメンバーと楽しんできました。



マーダーミステリー(マダミス)とは?

物語の登場人物として役になりきり、殺人事件の犯人を特定する体験型推理ゲームです。

参加者はそれぞれ、事件の容疑者の一人としてキャラクターになりきります。物語の背景や当日の行動が書かれた配役ハンドアウトを読み込み、会話を通じて犯人を探します。自分だけの秘密の守り抜いたり、特定のミッションを達成したりもします。

結末を知ってしまうともう二度と遊べないため、どのマダミスも一期一会の緊張感に満ちています。

マダミスと映画との違い

映画は、スクリーンの中で起きる出来事を100%観客として見守るものです。対してマダミスは、自分が物語の当事者である点が決定的に違います。

映画は用意された結末を鑑賞します。ストーリーは一つしかありません。当事者意識を持ったり感情移入することはあっても、その役そのものでなく、あくまでも観客として鑑賞するのが映画です。

一方マダミスは、自分の発言や決断によって、結末が変わります。つまりストーリが一つではありません。犯人探しを間違えれば、違うストーリーで違うエンディングになるんです。自分は登場人物そのものなので、没入感がめっちゃあります。

映画を観るのが客観的な体験だとしたら、マダミスは物語の中にいる主観的な体験なんです。登場人物の葛藤や喜びを、自分の感情として味わえるのが最大の魅力です。


マダミスと推理小説との違い

根底にあるワクワク感は似ています。提示された伏線や証拠を繋ぎ合わせ、一つの真実に辿り着くプロセスは共通しています。

なぜ事件が起きたのか? 犯人は誰か?という知的好奇心を刺激する物語を知りたくなるのも似ています。

殺人事件という、現実ではあってはならないスリリングな状況を、安全な場所から非日常の疑似体験させてくれることも似ています。

マダミスと推理小説の大きな違いは、役者としての没入感が違います。物語への介入度として、推理小説は決められた一つのストーリーが進むのみですが、マダミスは参加者の発言や推理の仕方によって、物語が変わる点は大きな違いです。

推理小説を読んでいる読者が殺人を起こした犯人になることはありませんが、マダミスは自分が犯人のことがあるんです。

マダミスは、全員が自分しか知らない情報を持っており、全員で情報を出し合わないと真実が見えてきません。誰かが嘘をつけば真実が歪みますし、自分の選択ミスで不幸な結末になることも起きます。そのワクワク感が、小説にはない醍醐味です。

推理小説が、名探偵の活躍を客観的に場外から眺めるエンタメだとしたら、マダミスは、自分が迷宮の中に放り込まれる参加型のエンタメって感じです。

私が今までに体験したマダミス

最近一年ほどで10本のマダミスを楽しみました。それぞれに特徴があり楽しく没入できるものばかりです。参加する友人たちは、その都度違うし、演じる役も違うので、一回一回が新鮮です。

プレイ時間は、短くて1-2時間、今回の『死者は記憶で蘇る』は3時間、今まで長かったマダミスは8時間も体験しました。一緒に遊んでくれる友人たちはFIRE民が多く、タイムリッチです。マダミスとFIREはとても相性が良いです。

さらに、終わってから参加者同士で感想を語り合う時間も楽しい時間です。食事をしながら、長時間かけて話しあったりもします。

「あの時、どうして〇〇って話したの?」など、種明かし要素満載で、個人が持っている秘密事項を公開することも、またマダミスの楽しさの一つです。

いいことばっかりですが、マダミスには大きな欠点があります。それはストーリーの楽しさを未経験者に話せないことです。だって、ストーリーが事前に知っていたらマダミスの面白さは無くなりますからね。


『死者は記憶で蘇る』の感想

ネタバレ要素の具体的な、楽しかったりびっくりしたことは書けないので、印象としての感想だけ書きますね。

体験した『死者は記憶で蘇る』は、非の打ち所がない神シナリオです。没入感がたっぷり味わえました。

今回遊んだ友人たちの中には、初めてマダミスに挑戦された方もおられましたが、全く問題なく、初心者でも、確実に没入できていました。

プレイしている時は主観的に没入していますが、客観的に見て、構成、ストーリーそのすべてが緻密に組み上げられていて、圧倒されました。 情報の出し方や伏線の回収が見事で、納得感が凄まじいです。

役を演じることも自然とできるので、満足度が非常に高く、遊び終わった後のメンバーとの感想戦がむっちゃ楽しかったです!

今回プレイした6名の役柄


どこでプレイできるか

製作者のナズナさんのnoteが下記リンクです。この記事の中に、遊べるお店が書かれています。


製作者の寺澤伸洋さんが、マダミスについて書いています。下記も参照ください。


いいなと思ったら応援しよう!

まこさん NPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で里親支援を続けています。 子どもたちの教育資金に活用させていただきます。あなたのチップをお届けします。ご協力お願いします! ホームページ→ https://daredemohero.com