お金持ちより思い出持ちになりたい
書籍「DIE WITH ZERO」では、『思い出の配当金』という言葉がとても印象的で私の記憶に残っています。
多くの人がお金持ちになりたいと望んで貯蓄を増やす人生を歩んでいますね。私はお金持ちより、「思い出持ち」になりたいって思ってセカンドライフを過ごしています。
今日はそんなことを考えてみます。
書籍「DIE WITH ZERO」
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
ビル・パーキンス (著), 児島 修 (翻訳)
下記Amazonのサイトから購入できます。
青バックに黄色い文字は書店でも平積みしてありベストセラーが長く続いているので、お目にされた方も多いと思います。
思い出は利回りが異常に高い資産
株式投資の配当金はお金そのものです。思い出は、お金ではなく人生の満足度を生む力です。それを配当金と呼んでいます。
一度つくった思い出は、その後の人生で何度も心を温め、時に背中を押し、幸せを維持してくれます。いわば終身年金のような存在なんです。
株式配当金には増配と減配、最悪の場合は無配までありますが、思い出配当には増配しかありません。
旅行で見た景色、友人たちと交わした会話、小さな挑戦など。それらは時間が経つほど味わいが出て、利回りが上がっていく。株式投資よりも圧倒的に高い利回りを持っています。
しかも、税金はかかりませんからね。NISA口座も非課税ですが上限額があります。思い出口座には上限もありません。おまけに増えることはあっても減ることがない素晴らしいものなんですよ。
「お金が増える」より「思い出が増える」のほうが幸福に直結する
FIREを目指す方は、どうしても数字に意識が向きがちです。私の過去も例外ではありませんでした。しかし、お金そのものは幸福を直接つくってくれません。幸福を生むのは、お金を使って得られる体験のほうです。
友人たちと一緒に見た朝日とか、
語り合いながら船から見る水平線に沈んでいく夕陽とか、
汗かきながら電話で英語で交渉したこととか、
初めて人前でギター演奏したこととか、
勇気を振り絞って仕事を辞めたあの日の解放感とか、
旅行先のトランジットで乗り遅れたこととか、
偶然の出会いから、新しい企画が立ち上がったこととか、
まあ、何でもいいんですよ。
人生を振り返ったとき、「あのとき思い切ってやってよかった」と感じるのは、いつだって経験のほうなんです。
お金は減っても、思い出は減らない
銀行口座は使えば減ります。
しかし、思い出口座は減りません。むしろ増えます。
そして面白いことに、思い出は二次配当まで生みます。誰かに話せば相手が笑い、SNSに書けば反応が返り、家族と共有すれば会話が増えます。
人生のつながりを生み出し、人間関係という別の資産まで育ててくれるのです。実際、いろんな活動や旅行でも、人と関わる体験は私にとって人生の良い経験と思い出ばかりです。特に、主役級イベントは教育支援活動やボランティア活動です。「あのとき思い切ってやってよかった」の最たる例です。だって、私の人生を変えてくれたのですから。
それらがあったからこそ、FIRE後の時間を前向きに使えています。
高級ホテル、高級料理じゃなくてもいいし、海外旅行じゃなくてもいいし、SNS映えする写真がなくてもいいんです。
重要なのは、自分の心が動くかどうかなんです。何気ない友人との会話が印象に残っていることが数多くあります。ふらっと旅先で入ったカフェをいつまでも良い印象に記憶残っていることはたくさんあります。
先日、心斎橋の音楽スタジオで友人と一緒に演奏を録音をしたことは、ちょっとした非日常だったのです。こんな些細な経験が、ずっと良い記憶として残るんじゃないかと感じています。
人生の幸福度を上げるのは、こうした小さな体験の積み重ね。思い出づくりのハードルは、実は驚くほど低いと思っています。
「思い出持ちとして生きる」という選択
お金持ちになりたいという願望は自然なものです。しかし私は、お金持ちより「思い出持ち」になりたいと強く感じています。
お金は手段、思い出が目的です。
そんな価値観に切り替えてから、人生の選択がすごく軽やかになります。
・今この瞬間を楽しむこと
・心が動くことに投資すること
・経験に使うお金を惜しまないこと
・人とのつながりを増やすこと
こんなことを意識するだけで、人生はずいぶん明るく、気楽に生活ができるようになりました。お金の使い方も必要以上に貯蓄せず、この4つに該当するなら躊躇せずに消費できるようになりました。
DIE WITH ZERO フレーズ
書籍より、心が動いたフレーズをメモしています。
・この本は、「アリ型」の人に、もっと「キリギリス型」の生き方をすることをすすめる
・資産をテレビゲームのように、果てしなく高スコアを出すことを目指してないか?
・最大化するのは、「富」ではなく、「人生」である
・行動を取らないリスク(機会損失)を常に考えよう。
・ただ生きるだけでなく、十分に生きること。
経済的に豊かになるだけではなく、人生を豊かにすること。
・その為に、「今しかできないこと」に投資する。「年齢に合わせて金・健康・時間を最適化する、やりたいことの賞味期限を意識する」
・人は誰でも、常に思い出を通して人生の出来事を再体験できる。
・経験からは、その瞬間の喜びだけではなく、後で思い出せる記憶が得られる
・金を払って得られるのは、その経験だけではない。その経験が残りの人生でもたらす喜び、つまり記憶の配当も含まれているのだ
・もちろん、老後の備えは必要だ。だが、老後で何より価値が高まるのは思い出だ。
・だから、とにかく早い段階で経験に投資すべきだ。そうすれば、年齢を重ねるほどに驚くほど多くのリターンが得られる。
アリとキリギリスの表現を引用して書籍を出版しました。読んでいただけると嬉しいです。Kindle Unlimitedなら無料。
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