見出し画像

「人生を逃げ切る」って何から逃げてるの?

最近よく耳にする「人生を逃げ切る」というフレーズ。年金がもらえるまで会社にしがみつき、あとは年金と貯金で老後を乗り切ること。そんな人生終盤の生き方を人生逃げ切りと称するようですね。

今日は「人生逃げ切り」ってなんだ? を考えてみます。



「逃げ切る」って、表現に違和感を感じます

会社員を退職して、セカンドライフを始めて3年。そういえば、友人から、「まこさんは人生、逃げ切れそうですね」って会話がありました。

その表現に違和感をいつも感じてました。逃げ切るって、いったいなぜ逃げるの? そもそも、何に追われていたんだっけ?

「逃げ切る」とは、もともと競争や危機的状況から何とか逃れてゴールにたどり着くという意味でしょ。まるで人生そのものが、猛獣とかに追われて、食い殺されることなく安全地帯まで逃げるレースなんでしたっけ?

いや、それでは夢も希望もなく、ただの疲弊と諦めになってしまいそう。そっか、だからみんな疲れてるのか。 と、変に納得してしまいました。

「逃げ切る」という言葉には、どこか後ろめたさと、消極性がにじみ出ています。
本来、老後のセカンドライフとは長年働いたあとの自由な時間の始まりであり、新しい挑戦や学び、豊かな人間関係が育まれるステージのはずです。それを「逃げ切る」と表現することは、やっぱり変だと思うんです。


何から逃げるつもりですか?

「人生を逃げ切る」という表現の裏側には、「これ以上働きたくない」、「もう我慢はしたくない」、「あとはのんびり暮らしたい」といった心理が見え隠れしています。

ですが、それは果たして前向きな生き方と言えるのかな? 働くことや社会との関わりを単なる苦行と見なし、「早く抜け出したい」と願い続ける人生が、本当に満たされたものと言える気がしません。

逃げたい気持ちは理解できます。しかし、逃げることを目的にしてしまった人生は、結果として空虚で、張り合いのないものになってしまいます。

FIRE(Financial Independence, Retire Early 経済的自立と早期リタイア)が流行ってますね。FIREは素晴らしい生き方です。ぜひ、目指して欲しいのですが、逃げ切るという考え方では、うまくいかないと思いますよ。

「逃げ切り老後」がもたらす虚しさ

「老後は逃げ切りたい」と言っていた人が、実際に定年退職を迎えると、突然ぽっかりと時間が空き、何をしていいか分からなくなるという話をよく耳にします。実際に、そんな人に会い、生活スタイルをお話ししたことがあります。

これまで仕事一筋で生きてきた人ほど、自由になったとたん、自分の時間の使い方がわからなくなるようです。趣味もなく、学びもなく、人とのつながりも希薄な生活に、ただ「逃げ切った」だけでは、人生の意味を見出すことはできません。

そして、その空虚さをごまかすように、テレビやスマホを見て一日を終えてしまう。YouTubeやNetflixなどの娯楽があるので、ただ時間を溶かして過ごしているようです。ゲームをやっても夢中になれず、つまらないと話す人もいました。

そんな余生で、本当に満足できるのか甚だ疑問です。


セカンドライフは「逃げる」ためではない

セカンドライフとは、働くことから解放された「自由時間」のはじまり。ここからが人生の本番だと捉える人もいれば、すべてを終えた「余生」として縮こまってしまう人もいます。

「逃げ切り」という言葉を使う人は、往々にして後者です。

しかし本来、定年後の人生は「自由に生きていい」という最高のボーナスステージのはずです。スーパーマリオブラザーズの無敵モードで、快適なBGMが流れている状態ですよ。

書籍『会社員を辞める怖さ、乗り越えたあとの幸せ』の引用です。

[2] セカンドライフとはボーナスステージ

私は、セカンドライフとはボーナスステージ、このボーナスステージこそが老後であると捉えています。 ボーナスステージとは、ゲームに出てくるステージの一つです。敵キャラが出てこなくて、アイテムをただ取るだけのステージのこと。しかし時間制限があって、一定時間経つと元に戻ってしまいます。

敵キャラが出てこない
・会社に行かなくてもいい
・上司にこびへつらわなくてもいい
・同調圧力に屈する必要がない

アイテム取り放題
・年金生活で暮らせる
・社会保障を受けられる
・好きなことをしていい

時間制限あり
・自由に動ける体力に限界がある
・いつか健康寿命が尽きる

引用:書籍『会社員を辞める怖さ、乗り越えたあとの幸せ』(pp. 44-45)

誰かに認められなくてもいいし、収入がなくてもいいんです。純粋に「自分が何をしたいか」に向き合える時間です。

そんな貴重な時間を、「逃げ切ったからもう何もしない」としてしまうのは、あまりにも、タイムリッチな生活がもったいないと思うんです。


逃げずに「創る人生」へ

逃げ切る人生から、創り出す人生にするのが良いと思うんです。そう切り替えることが今後ますます重要になってくると考えています。

これからの時代、人生100年が現実になろうとしています。65歳で定年を迎えても、残り35年あります。

その時間を、ただ逃げ切るだけで「自分を守るため」に費やすのか。それとも、新しいことを始め、自分らしい人生を「創っていく」ために使うのか。

答えは、明らかでしょ。


「逃げ切り」ではなく、楽しく生きようよ

「逃げ切る」という言葉を使うたびに、どこか自分にブレーキをかけてしまっているように感じます。本当はまだ何かやりたいことがあるのに、「もう充分がんばった」と言い聞かせてしまう。いやいや、まだ人生は続いていますよ。

逃げるのではなく、楽しく生きようよ。楽しくするのも、しないのも、自分次第。自分で楽しくすればいいだけ。だって、無敵のボーナスステージですよ。それこそが、セカンドライフの本来の姿だと思うのです。

逃げることで得られるのは退屈さ。挑戦することで得られるのは充実感です。どちらを選ぶかは自分次第ですが、私は後者を選んで日々実行中です。

会社員だと挑戦によるリスクが付きまといますが、セカンドライフにはリスクがないんです。だって、何をしても、失敗がないボーナスステージですから。唯一あるのは、健康寿命という制限時間。だから、今日が一番若い日なんだから、やりたいことをすぐ始めないとね。

会社からも、社会からも、友人からも、ましてや猛獣からも追われてないですよ。実際には追われていないのに、逃げなきゃと感じているだけではありませんか? だから、逃げ切るなんて表現を控えた方がいいのかもよ。

お読みいただきありがとうございました。
記事が気に入ったら、チップお願いします!

本文中の引用した書籍↓


関連記事↓


Amazonアソシエイトプログラムに参加しています。
出版書籍→ https://amzn.to/4czN51O


◇ ◇ ◇

お読みいただきありがとうございました。

募金活動してます

いただいた応援は
子どもたちの教育資金にします
ご協力よろしくお願いします

◇ ◇ ◇


この記事が少しでも参考になった方は、チップ(¥100)で応援をください😆

※ ブラウザからのアクセスをお願いします。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

いいなと思ったら応援しよう!

まこさん NPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で里親支援を続けています。 子どもたちの教育資金に活用させていただきます。あなたのチップをお届けします。ご協力お願いします! ホームページ→ https://daredemohero.com