赤ちゃんの日焼け止め、どれを選ぶ?薬剤師ママが4商品を成分から徹底比較
こんにちは、薬剤師ママのハルです☺︎
0歳育児がスタートして迷ったこと、
「赤ちゃんの日焼け止め、何を買えばいいの?いつから使えばいいの?」
でした。
薬剤師として成分の勉強は日常的にしているけれど、いざ自分の子どものこととなると「本当に大丈夫かな」と慎重になるんですよね。
今回は、SPFの数字だけじゃない視点で比べてみました。
成分のやさしさ ・育児中に実際に塗りやすいか ・塗り直しがしやすいか ・親子で兼用できるか
この記事を読めば4商品の内、
どの日焼け止めが今あなたの赤ちゃんにおすすめできるのか分かります!
目次
早見表
(⚠️とにかく忙しい方はここだけでも見てください!!)使用量と塗り直しのポイント(こちらも是非読んでほしい!)
赤ちゃん日焼け止め、いつから必要?
SPF・PA・吸収剤・散乱剤をやさしく解説
各商品の徹底比較
シーン別おすすめ
早見表

【MINON UVマイルドジェル】
容量:70g 顔・首に1日1回使用で約2ヶ月分
対象年齢:赤ちゃんから(月齢記載なし)
SPF/PA:SPF38 / PA+++
紫外線吸収剤:フリー
剤型:ジェル
特徴:石けんで落とせる・親子兼用向き・白浮きしにくい
おすすめな人:近場のお散歩・普段使い・親子で1本にまとめたい方
【ALOBABY UV&アウトドアミスト】
容量:80ml 顔・首に1日1回使用で約2ヶ月分
対象年齢:新生児(生後0ヶ月)から
SPF/PA:SPF38 / PA+++
紫外線吸収剤:フリー
剤型:ミスト
特徴:虫よけ兼用・天然由来100%・ミストで塗り直しラク
おすすめな人:外遊び・虫も気になる季節・天然成分重視の方
【紫外線予報 さらさらUVジェルF】
容量:260g 顔・首に1日1回使用で約4ヶ月分
対象年齢:1歳から
SPF/PA:SPF45 / PA+++
紫外線吸収剤:使用あり
剤型:ジェル(ポンプタイプ)
特徴:ベタつかない・コスパ◎・ポンプで使いやすい
おすすめな人:1歳以上・動き回る子ども・コスパ重視の方
【キュレル 潤浸保湿 UVエッセンス】
容量:50g 顔・首に1日1回使用で約1~2ヶ月分
対象年齢:赤ちゃんのデリケートな肌にも(月齢記載なし)
SPF/PA:SPF30 / PA++
紫外線吸収剤:フリー
剤型:エッセンス(乳液状)
特徴:医薬部外品・セラミドケア・消炎剤配合・肌荒れを防ぐ
おすすめな人:乾燥性敏感肌・肌荒れが気になる赤ちゃん・肌が揺らぎやすい時期
★★使用量と塗り直しのポイント(薬剤師解説)
忙しい育児の中でも知っておいてほしいことを、薬剤師として整理します。
「薄塗り」では効果が出にくい
日焼け止めのSPF・PA値は、国際基準で1cm²あたり2mg塗布して測定した値です。
実際の使用では、多くの方がこの量より少なく塗る傾向があります。
塗布量が少ないと、ラベルに記載されているSPF値の通りの効果が得られにくくなります。
赤ちゃんへの適切な使用量の目安は、顔全体で小豆〜大豆大程度です。薄く伸ばすより、しっかり量をとって均一に塗ることが大切です。
赤ちゃんへの塗り方のコツ
赤ちゃんは動くので、一度に全部塗ろうとせず、部位ごとに短時間で塗るのがコツです。
鼻の頭・頬・額は特に日が当たりやすいので念入りに
耳の後ろ・首筋も忘れやすいポイント
手の甲・足の甲は砂場遊びで特に落ちやすいので塗り直しを意識する
機嫌の良いタイミングを見計らって「塗るのが日常」になるよう習慣化するのが長続きのコツです。
塗り直しが特に必要な場面
育児中に日焼け止めが落ちやすい場面は意外と多くあります。
抱っこ紐の使用:肩・背中・首筋など密着部分は摩擦で落ちやすい
よだれ:0歳の赤ちゃんは口元・あご周りがよだれで常に濡れている状態になりがち
汗:公園で動き回った後や夏の外出後は汗で落ちやすい
タオルで拭いた後:汗を拭いたらそのあと塗り直しを
目安として2時間おきの塗り直しが推奨されますが、育児中は現実的に難しい場面も多いです。外に出る前にしっかり塗る+昼食後などのタイミングで1回塗り直す、という現実的なルーティンでも十分カバーできます。
赤ちゃんの日焼け止め、いつから必要?
「赤ちゃん 日焼け止め いつから」は検索数も多い悩みです。
薬剤師として整理すると、対象年齢はメーカーによって異なります。
新生児から使えるもの:ALOBABY UV&アウトドアミスト(生後0ヶ月〜)
赤ちゃんから使えるもの:
MINON UVマイルドジェル
キュレル UVエッセンス
紫外線予報 さらさらUVジェルF(1歳〜)
ただし、月齢が低い赤ちゃんへの日焼け止めは
「どうしても外に出なければいけない場面」に使うもの。
新生児期は基本的に紫外線が強い時間帯の外出を避け、帽子・日除けカバー・日陰での移動が最初のUV対策です。
日焼け止めはあくまでも「衣服・帽子での物理的対策」と組み合わせて使うものとして捉えていただければと思います。
SPF・PA・吸収剤・散乱剤をやさしく解説
SPFとPAの違い
SPF(Sun Protection Factor):紫外線B波(UVB)を防ぐ指標。数字が大きいほど防御力が高い。
PA(Protection Grade of UVA):紫外線A波(UVA)を防ぐ指標。+〜++++で表示。
日常の散歩程度ならSPF20〜30 / PA++〜PA+++で十分とされることが多いです。
海水浴や長時間の野外活動なら高めのSPFが向いていますが、赤ちゃんの普段使いでは「塗り直しをこまめにできるか」の方が実は大切です。
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違い
紫外線吸収剤(ケミカル):紫外線を吸収して熱などに変換する。防御力が高い一方、まれに肌への刺激になることがあるとされている。
紫外線散乱剤(ノンケミカル):酸化チタンや酸化亜鉛が紫外線を反射・散乱させる。白浮きしやすい傾向があるが、肌への負担が少ないとされることが多い。
赤ちゃんや敏感肌の子どもには、一般的にノンケミカルタイプが向いていると言われることが多いです。ただし「ノンケミカルだから絶対に刺激がない」ということではなく、個人差があることも覚えておいていただければと思います。
各商品の徹底比較
① MINON UVマイルドジェル
成分ポイント
SPF38 PA+++・紫外線吸収剤フリー・バリア機能サポート成分配合(Self Protection Lipid・アミノ酸系セラミド類似成分:保湿)・無香料・無着色・弱酸性・パラベンフリー・アルコールフリー・アレルギーテスト済み・スティンギングテスト済みという設計です。
薬剤師として注目したのは「アミノ酸系セラミド類似成分」の配合です。ミノンはもともと乾燥性敏感肌向けブランドで、スキンケア商品全体を通じてバリア機能をサポートする設計思想があります。UV製品でも同じ発想が貫かれているのが好印象です。
育児中の使いやすさ
みずみずしくのびてべたつかないジェルタイプで、石けんで落とせて、白浮きもしにくい点が口コミでも多く言及されています。
顔にも体にも使えて、大人も使えるので家族で1本にまとめやすいのが忙しい育児中には助かります。ジェルなので塗り広げやすく、塗り直しも比較的スムーズです。抱っこ紐の当たる肩や背中にも塗りやすい剤型です。
気になるところ
SPF38はやや控えめなので、長時間の外遊びや真夏の公園などでは塗り直しの頻度が重要になります。あくまでも「日常使い・近場のお散歩向き」として捉えるのがよさそうです。
②キュレル 潤浸保湿 UVエッセンス
成分ポイント
医薬部外品。SPF30 PA++。ノンケミカルUV(紫外線吸収剤無配合)、無香料、無着色、アルコールフリー。セラミド機能成分・ユーカリエキス・アスナロエキス配合で保湿。消炎剤配合で肌荒れを防ぐ。
紫外線吸収剤は配合せず、紫外線散乱剤(パウダー)が肌を均一に覆って紫外線を肌表面で反射、散乱させて紫外線の影響を防ぐ設計です。
薬剤師として特に注目したのは「医薬部外品」であるという点と「消炎剤配合」の点です。日焼け止めでありながら、肌荒れを防ぐという医薬部外品としての有効成分が配合されています。乾燥が気になる赤ちゃんや、肌が揺らぎやすい時期に向いた選択肢です。
③ ALOBABY UV&アウトドアミスト
赤ちゃんのスキンケアブランド「アロベビー」のUV&アウトドアミストです。
成分ポイント
100%天然由来成分でディート・合成紫外線吸収剤不使用。紫外線散乱剤の酸化チタンをナノ化しシリカでコーティングすることで赤ちゃんの肌への負担を軽減する設計です。SPF38 PA+++、対象年齢は新生児(生後0ヶ月)から子ども・大人まで。
薬剤師として注目したのはナノ化酸化チタンをシリカでコーティングするという処方設計です。酸化チタンのナノ化は白浮きを抑える一方で皮膚への吸収リスクが議論されることがありましたが、シリカコーティングによってその懸念を軽減しようとする設計が読み取れます。
また国産オーガニック・8つの無添加(合成香料・合成着色料・アルコール・PG・パラベン・シリコン・鉱物油・石油系界面活性剤)という設計は、成分へのこだわりを重視している方に向いている印象です。
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育児中の使いやすさ
ミストタイプで1本2役(UV+虫よけ)なのが最大の強み
動き回る赤ちゃんへの塗り直し、公園での虫よけ対策もこれ1本で完結できるのは忙しい育児中に助かります。
細かい粒子のミストで白浮きしにくく、塗り伸ばしが簡単。お湯でするっと洗い落とせる設計も、産後ママには嬉しいポイントです。
今回比較した4商品の中で唯一「新生児から使える」と明記されている点も、月齢が低い赤ちゃんを持つ方には安心感につながるかもしれません。
気になるところ
レモングラス・ローズマリーなどのアロマ香料入りなので、香りが苦手な方や赤ちゃんの口元への使用には配慮が必要です。虫よけ効果はディート不使用の天然アロマによるものであり、ディートを使った虫よけ製品とは効果の性質が異なります。
4商品の中では価格帯がやや高めですが、UV+虫よけが1本になることを考えるとトータルのコストを抑えやすい面もあります。
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④ 紫外線予報 さらさらUVジェルF
成分ポイント
SPF45 PA+++・汗ばむ季節もベタつかないさらさらのUVジェル。1歳から顔・体に使えます。石けんでカンタンに落とせます。
260gのポンプタイプという大容量が特徴で、コスパに優れています。
育児中の使いやすさ
ポンプタイプなので片手が塞がっている育児中でも使いやすいです。塗布して3分経たないうちにさらさらになるくらい塗りごごちがいいという口コミが多く、着替えを急がせる場面でも便利です。大容量なので全身に気兼ねなく使えるのも嬉しいポイントです。
気になるところ
対象年齢が1歳からの点は注意が必要です。0歳の赤ちゃんには推奨されていないため、赤ちゃん用としてではなく「1歳以上の子どもと親が兼用する」ポジションで活躍しそうです。
シーン別おすすめ
近場のお散歩・日常使い(赤ちゃんから)
→ MINON UVマイルドジェル
石けんで落とせて親子兼用もできるジェルタイプ。毎日のちょっとした外出に向いています。
肌が敏感な赤ちゃん・乾燥が気になる時期
→ キュレル 潤浸保湿 UシーンVエッセンス
医薬部外品で消炎剤・セラミド機能成分配合。UV対策と同時に肌のバリアをサポートしたい場合に向いています。
外遊び・公園・虫も気になる季節(新生児から)
→ ALOBABY UV&アウトドアミスト
UV+虫よけが1本で完結するミストタイプ。動き回る子どもへの塗り直しが簡単で、外遊びが多い季節のメインアイテムとして向いています。新生児から使えるのも安心感のひとつです。
時短重視・コスパ重視(1歳以上の子ども)
→ 紫外線予報 さらさらUVジェルF
大容量・ポンプタイプで全身に気兼ねなく使えます。1歳以上の子どもと親が一緒に使うのに向いています。
今回4商品を比べてみて改めて感じたのは、
「最強はない、生活スタイルと月齢に合うものを選ぶのが大切」
ということです。
月齢・目的別のまとめ
新生児から使いたい ALOBABY
赤ちゃんから・普段使い MINON UVマイルドジェル 敏感肌
乾燥が気になる キュレル UVエッセンス
1歳以上・コスパ重視 紫外線予報 さらさらUVジェルF
赤ちゃんに何を使えばいいか迷っていた私自身も、こうして整理してみることで「月齢と外出シーンに合わせて選べばいい」という結論に落ち着きました。
完璧に全部やろうとせず、「帽子+日焼け止め+日陰を選ぶ」の組み合わせで十分です。
この記事が、赤ちゃんのUVケアで迷っている方の参考になれば嬉しいです。
他にも気になる商品ありましたら、是非コメントで教えてください☺︎
※本記事はアフィリエイト商品を一部含みます。
個人の見解および調査に基づいて作成しています。特定の効果・効能を保証するものではありません。商品情報は記事執筆時点のものであり、変更されている場合があります。最新情報は各メーカー公式サイトでご確認ください。肌に異常を感じた場合は使用を中止し、皮膚科医にご相談ください。
