音楽は身体機能に影響与える 理学療法士
今回は音楽が身体機能に与える影響についてまとめていきます。
音楽は古くから治療の一部として使われており、身体機能に影響を与えるものであるということが知られています。
その中で、自律神経との関連を示す報告がたくさん見られています。
テンポのゆったりとした曲ではリラックスしているときに活動する副交感神経が優位になり、激しい曲では興奮するときに活動する交感神経が優位になるとあり、心拍数に差が出ると言われています。
また、音楽を聴いているとセロトニンなどの幸せホルモンが分泌されてるという報告があります。
音楽への価値観や自分自身の思考の特徴などで人によって同じ音楽を聴いても同じ効果が出ない場合もあるため、自分自身の心地よさも大事にすることが必要だと思います。
そして、リハビリテーション場面への応用を考えると慢性疼痛の方や炎症期で夜間時痛に伴う睡眠障害がある場合など、自律神経が乱れている方に対する自律神経を整える手段の一つになるのでないかと感じています。
その方々に音楽を楽しむ時間を作ることで疼痛やそれに関連する生活動作制限への注意を減らし、脊柱の過緊張の増悪を食い止めることが出来るケースもあるかと思います。
今だと「リラックスする曲」や「自律神経を整える曲」などと検索するとお勧めの曲が山のように出てくるので一度試してみる価値はあるかと思います。
音楽が自律神経に影響を与える事実は間違いないですが、自律神経を整える手段として適切かどうかは人によって変わるため、有酸素運動をすることや自然に触れることなど、他の手段を試すなかの選択肢の一つとして捉えることがいいのではないかと考えています。
身体機能は様々な外的要因から影響を受けて、成り立つことの奥深さを感じました。
ご意見ありましたらコメントしていただければと思います。
※この内容は個人の解釈がありますので参考程度にお願いします。
