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ankou_onna
「なぞで、むだで、尊い」
ときどきふとみかえしたくなる
「北欧暮らしの道具店」オリジナル短編ドラマ
「青葉家のテーブル」
その第二話の会話の中で出てくる
一度板チョコを溶かしてから作るチョコについて
主人公のはるこさんの
「それこそ一番尊いでしょ〜」
という言葉に
どんな「尊さ」なんだろう⋯
「謎行為じゃないですか?」という
ソラオくんの反応のほうが
自分の中でしっくりきて
そんな自分にちょっと残念な気持ちもあったり
そんな数年を過ごしていた
...
こどもが 夕方ふと
常備してあるチョコを
チンッと溶かして
先日買ってきた型に入れていた
夕食後
「かたまったぁ〜♪ほんとにできるんだぁ〜」
ホクホクした空気で
「1個たべる?」とくれた
数日後
嬉しそうにチョコレートを買ってきて
「義理チョコ?ってなに?手作りは、本命チョコ?」
「ぼくは全部、本命チョコにしようかな」
むくむくと湧いているなにかとともに
家族にあげるチョコをつくる姿に
あぁ〜
「尊い」というあの言葉が
しっくりと じんわりと
うれしく広がった
