留学直前の人に英語のことわざの勉強を勧めた
イギリスに留学するのだ、という人がいた。
その人に、「英語のことわざを覚えると良いですよ」と勧めた。
するとその人は「フレーズを覚えた方が良いのではないか」と仰る。
ありがちなやり取りである。
フレーズとは何なのか?
英語の気の利いた単語や熟語を含む表現か、
日常会話でよく使う表現か、
英文法の文例か。
なるほど、このようなものを覚えていくのは良い勉強法である。しかし、出来ますか?、ということ。
皆様がいつもぶち当たる壁である。
私こそが今まで何度もぶち当たった壁である。
そして結論として、英語のことわざ に至ったのである。
このフレーズ暗記 壁の正体は「面白くない」ということである。
ここで英語のことわざを1000則紹介した。
この中にも実にいろいろな表現がある。
ためになるセリフもある。
しかも面白い。
長い歴史をかけて、格言となる含蓄の深いことばを実に精妙な言葉を用いて表現している。語呂もリズムも良い。そうでないと残らない。
故にこのようなものを暗記すると、暗記する作業を通じてこのようなことわざが体と頭に刷り込まれている。
これは同時に哲学の勉強にもなっているのである。
すると何か日常生活やニュースなどを見ていると「これはこの諺に相当するな」ということに気づくことがある。人生が深まった瞬間である。
また、意味がよく分からないことわざもあるが、ある時、スッと分かることがある。人生の閃きである。その時、人生の扉が開いたのである。
このような経験を何度もした。
英語のことわざ、そのフレーズを1000覚えて英語力が格段に上がるとともに、哲学の勉強にもなり、そして、自分の人生が深まる。このような相乗効果のある勉強こそ、効率の良い勉強ではないだろうか。また、それこそが本来の勉強の目的であろう。
最初の「英語のフレーズを覚えたら良い」という意見。
英語の勉強それだけで留まる。
どちらを選択するだろうか。
